今、プログラミングを独学で学習して稼げるようになりたいという人がとても多いです。
実際のところ、プログラミングは副業との相性も良く、月10万円程度稼ぎたいというサラリーマンや主婦の人から、フリーランスとしてバリバリ稼ぎたいと思っている人までおすすめの選択です。
本記事では、実際に独学で稼いでいる現役エンジニアである私が、プログラミングを独学で学習して稼げるようになるまでのロードマップを紹介します。
挫折するか心配な人のためにプログラミングスクールの紹介もしているので安心してくださいね。
プログラミングの勉強は独学でもOK
プログラミングは難しいと考えられがちですが、独学でも勉強が可能です。
基礎から誰かに習いたい方はプログラミングスクールに通う方がいいかもしれません。
しかし、現代ではたくさんの参考書、学習サイトがあります。独学でプログラミングを勉強するのも難しくはありません。
プログラミングで稼ぐのに求められるレベル
結論としては、個人的にWebサービスやゲームを開発するレベルであれば独学は可能です。
プログラミングの知識はいくつかの要素で構成されます。以下は独学が可能なものです。
- 頭の中で考えていることを文章や図に書き出す能力(業界用語では要件定義や設計と呼びます)
- プログラミング言語そのものに対する知識
- 数学やグラフィック、Webデザインに対する基礎知識
- パソコンやスマートフォンに対する知識
逆に以下は独学が難しく、システム開発会社などに勤務したほうが知識を得やすいでしょう。
- 職業として仕事を進める上での業界の常識。例えばプログラミング前後も含めた作業工程の流れなど
- 企業の基幹システムや3Dグラフィックを多用したゲームなど、専門性の高い領域に対する知識
- チームで作業をするノウハウ。プログラマー・エンジニアはチームで動くことがほとんど
本記事では独学で可能な部分について解説していきます。
独学でプログラミングを稼ぐのに必要な情報
独学でプログラミングを学ぶときは、参考書などをベースとしつつ、YoutubeやUdemyなどで学習サイトを見ながら実際に手を動かしてみたり、TerateilなどのQAサイトで分からないところを質問して知識を補っていったりするスタイルが一般的です。
そのため、独学でプログラミングを学ぶ環境は既にあると言っていいです。
ですので独学に必要な情報は豊富に用意されています。
一方でWebページや書籍、動画が多すぎてどれを選べばいいか分からなくなるのも事実。
実は稼げるエンジニア・技術力のあるエンジニアになるには検索力が必要です。
プログラミングの独学勉強方法&稼げるようになるまで
おおまかな流れとしては、プログラミングの言語を選択し、オンライン学習サイトで基礎を学習、WEB上に上がっているコードを真似(模写)してプログラム作成します。そして実際に自分で一からプログラミングで何か製作物を作成し、ポートフォリオ(実績)を作っていきます。
製作物を作る段階で、わからないところが出てきたら参考書を購入して再び基礎を固めます。そして参考書のコードをまねしてみて、ポートフォリオを作成して実績を作成していきます。
ポートフォリオに十分な実績がついたら、実際に案件を受注してさらにポートフォリオに加えていきます。このように、ポートフォリオは成果が出るたびに更新していくことをおすすめします。
次の章からは具体的な勉強方法を解説したいと思います。
プログラミング言語を選択する
「プログラミング」にはJavaやC#、HTML、PHPなど言語があります。他にもPython、JavaScript、SQLなどたくさん言語の言語があるので、それをすべて勉強するのは難しいと思います。
例としてあげると、英語と中国語とイタリア語、ドイツ語を同時進行で学習しようとしているみたいな感じです。正直、頭がパンクするでしょう。
なので、まずはプログラミング言語を選んで学習することをおすすめします。特におすすめなのは、PythonやJavaScript、Java、C#、HTMLなどです。
個人的におすすめなのは、HTMLとCSSです。初心者にとって比較的に簡単で、ホームページ作成、WEB制作に役立つからです。
HTMLとCSSを学んだら、JavaScriptを学習して動的なサイトを作成できるようになりましょう。
2021年の流行で言うと、ノーコードとローコード、AIが流行ると考えていますので、そちらを念頭に入れて勉強するのも良さそうですね。ノーコード、ローコードがあるからといってHTMLを勉強しなくていいわけではありません。
詳しくは「2021年後半から2022年のプログラミング言語の需要動向予想!【ノーコード・ローコードとAIが流行る】」を読んでくださいね
次に勉強するサイトについて解説します。
動画で基礎を勉強する
独学でプログラミング言語を勉強する場合動画、サイトを使用して勉強することが多いです。プログラミング基礎を学ぶ方法についてご紹介します。
おすすめの動画サイトは以下の3つです。
- Progate
- ドットインストール
- Udemy
一つずつ解説していきますね。
Progate
「Progate」というのは、プログラミング言語を学習できるオンライン学習サイトの活用のことです。
このサイトは初心者向けにたくさんの言語学習のカリキュラムが組まれています。「プログラミングをやったことがない」という人におすすめです。学習レッスンは以下の言語が準備されています。
- HTML & CSS
- JavaScript (ES5)
- JavaScript
- jQuery
- Ruby
- Ruby on Rails5
- PHP
- Java
- Python
- Command Line
- Git
- SQL
- Sass
- Go
- React
- Node.js
- Quest
HTMLから勉強したい場合は、HTML/CSSコースからJQueryコースに行って、JavaScriptの順番がいいでしょう。
ドットインストール
「ドットインストール」とは、3分の動画でプログラミングを学習できるサイトです。レッスンはすべて3分以内の動画で提供されています。パソコンだけでなくスマートフォンからでも学習ができます。
ホームページ作成方法や、ブラウザで遊べるシンプルなゲーム、フレームワークなどを使用したウェブサービス、アプリ開発まで幅広くレッスンを受講できるのでおすすめです。
Udemy
Udemyは主に社会人を対象とした教えたい人が講座を開き、学びたい人が受講するオンライン学習プラットフォームです。動画を用いて学習を進めます。買取型のコンテンツなので、学んだことをなんども見返すことができます。
Udemyは2009年にアメリカで設立&サービス提供が開始されました。動画学習プラットフォームとしては、最大規模を誇っています。155,000本以上のビデオコースがあり、充実した学習が進められます。以前は海外向けのカリキュラムが多かったものの、近年では日本語対応となったため、日本人ユーザーの利用も増えています。
有名企業も実践的・最先端の技術を学習するため、会社としてUdemyを導入することが増えているようです。企業も活用し、安心して学習できる信頼性の高いプラットフォームであることは言うまでもありません。
講座の値段は1200円~24000円程度です。セールもよく行われているので、チェックしてみてくださいね。
\まずは問い合わせてみる/
参考:Udemyとは?Udemyで学習するメリット、おすすめ講座を紹介!
実際にWEBサイトを模写して作ってみる
基礎の学習ができたら、次はWEBサイトを真似して作ってみましょう。模写することで、WEBサイトの仕組みを理解することができます。
最初は簡単なライディングページから模写してからコーポレートサイトの模写をしていくといいでしょう。
【LP型】Progateの道場コース 上級編
まずファーストステップとして、Progateの学習がしっかりとできているかの確認として、「HTML & CSS 道場コース 上級編」の完成版を見ながら模写してみましょう。おそらく、Progateで勉強してできる!と思っていても実際には難しいかと思います。
しかし、
- ナビゲーションの固定
- 要素の横並びの配置
- hover時のカラー変更
といったWeb制作においては基本のことを学ぶことができると思うので、しっかり実践しましょう。
【LP型】デイトラの無料練習素材
次に、デイトラの無料練習素材を使って模写コーディングをしてみましょう!
こちらは、練習用の画像素材をダウンロードして模写コーディングをするので、より実践的な練習ができます。
また、PC版とスマホ版のコーディングをする必要があるので、レスポンシブデザインでCSSの構造をしっかりと考えてコーディングする必要があります。
コーディングの手順と、見本のソースコードもデイトラにて公開されているそうなので、答え合わせもできますね!
✔︎この模写から学べる点
- PC版とスマホ版のコーディング
- 画像素材を使ってのコーディング
- レスポンシブデザイン
【コーポレート型】はにわまんさん
こちらは、はにわまんさんの作成されたサンプルをお借りしました!
ナビゲーションの横並びの配置、サイドバー、メインの配置がとても難しく、いきなりコーディングしてもつまずくと思うので、始める前にHTMLの構造を予め紙などに書き出してみることをおすすめします!
シンプルで簡単だと思うかもしれませんが、実際に手を動かしてみるととても難しいです。
✔︎この模写から学べる点
- ナビゲーションの横並び設置
- メニュー、サイドバー、メインの要素の配置
- Flexboxの使い方
- borderの使い方
ポートフォリオを作る
実際に仕事を受注する際は、ポートフォリオを作ってみましょう。ポートフォリオは案件受注には必須です。
「自分はこんなことができます」、「こんなことをしていました」という実績がポートフォリオです。
ポートフォリオの必要性と準備のコツでも解説していますが、フリーランスのエンジニアにとって、ポートフォリオは企業担当者に自分のスキルや実績をアピールするためのツールとなります。
また、最近は、フロントエンドエンジニアのスキルを評価するツールとして活用する企業が多くなっています。このため、ポートフォリオの出来が案件獲得に大きな影響を及ぼします。
基本的に独学でエンジニアとして稼ぎたい人はフロントエンドエンジニアになると思うので、パッとみたスキルがとても重要です。ぜひポートフォリオを作成してみてくださいね。
実際に案件を受注してみる
ポートフォリオができたら、次は簡単な案件への受注です。最初は緊張するかと思いますが、こういう経験も必要不可欠になります。
何件か案件をこなすと次は自分の苦手な箇所が分かってくるかと思います。逆に自分の得意分野も知ることができるでしょう。クラウドワークスやランサーズなどで早速受注してみましょう。
クラウドワークスやランサーズの提案文をどうしたらいいか分からない人は「クラウドワークスやランサーズで採用される提案文の作り方」を参考にしてください。
案件を獲得してからわかった足りないスキルを参考書で獲得
実際に案件を受注すると、自分の苦手な部分が出てきます。その部分を参考書で補うようにしましょう。PHPが苦手ならばPHPの参考書を買う、C#が苦手ならばC#の参考書を買うといった感じです。
もちろんUdemyで足りていない知識を補うこともおすすめです。以下に一部ですが言語ごとに特集したものを記載しておきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
https://careerhub.jp/udemy-python/
https://careerhub.jp/udemy-javascript/
https://careerhub.jp/udemy-java/
https://careerhub.jp/udemy-unity/
https://careerhub.jp/udemy-web-development/
https://careerhub.jp/udemy-php/
https://careerhub.jp/udemy-wordpress/
https://careerhub.jp/udemy-android/
https://careerhub.jp/udemy-machine-learning/
https://careerhub.jp/udemy-ios/
https://careerhub.jp/udemy-react/
https://careerhub.jp/udemy-data-science/
https://careerhub.jp/udemy-css/
https://careerhub.jp/udemy-sql/
さらに仕事を受注する
クラウドワークスやランサーズなどでいくつかの案件をこなしたら、次のステップに進みましょう。
おすすめなのはWEB制作会社に営業をすることです。クラウドソーシングサイトは競争が激しいので、仕事が見つかりにくいことも多いです。
営業メールで大切なのは以下の3つ
- 相手のベネフィットがあるか
- 自分の実績をきちんと言えるか
- 自分のスキルや価格面での他社との差別化
これをうまく活用して営業メールを作成しましょう!
プログラミングを独学して稼げるようになるまでにかかる時間
プログラミングを独学して稼げるようになるには、だいたい300時間かかります。要領のいい方だと200時間程といわれています。
ただ勉強をするには、ある程度時間を確保する必要があるので、3ヶ月ほどはプログラミングの勉強に時間を費やしましょう。プログラミング習得までかかる時間と効率よく勉強するコツについては以下の記事に書いてあるので参考にしてくださいね。
プログラミングの独学に挫折しそうになったらプログラミングスクールも考えよう
プログラミングをマスターすれば、それで稼いで食べていくことは十分可能です。しかし、途中でくじけそうになることもあるでしょう。
これは個人的な方法ですが、もしもプログラミングを独学するのにくじけそうになったら友達や兄弟姉妹、SNS上で気持ちを吐き出してみるといいでしょう。
同じような経験をしている人は多く、アドバイスをもらうこともできます。一番大事なのは続けることです。途中で投げ出さないようにしてください。
もし、挫折してしまいそうなら、プログラミングスクールに通うこともおすすめです。プログラミングスクールなら、プロがロードマップを作成してくれて、効率よく勉強をすることができます。
TechAcademy(テックアカデミー)
最短4週間で未経験からプロを育てるオンライン完結のスクールです。
どこかに通う必要なく、自宅でもプログラミングやアプリ開発を学ぶことができます。
受講生に1人ずつ現役のプロのパーソナルメンターがつきます。
受講できるコースが豊富で、プログラミング以外のスキルも学習できるコースが用意されているので未経験者はもちろん、経験者のスキルアップにも最適です。
\まずは問い合わせてみる/
CodeCamp(コードキャンプ)
CodeCamp(コードキャンプ)はオンライン・マンツーマン指導のプログラミングスクールとしてNo.1の実績を持つサービスです。高い学習効果が評価されテレビや新聞、ビジネス誌など多くのメディアで紹介されています。
ビデオ通話を利用して現役エンジニアによるマンツーマンのレッスンを受けることができるので、自分のレベルに合わせてサポートしてくれます。
レッスン満足度は94.6%。多くの受講生が、現役エンジニアの手厚いマンツーマン指導によって確実にプログラミングを習得し、キャリアアップ・転職・独立起業などの目標を実現しています。
無料体験レッスンを受講すると受講料が1万円引になります。
COACHTECH(コーチテック)
「COACHTECH」は、授業をしない短期型プログラミングコーチングスクールです。
2ヶ月間で、デザインから、Webサイト制作、Webアプリケーション制作を学ぶことができます。
生徒一人ひとりに専属コーチがつき、モチベーションの維持・向上、学習の課題解決をサポートします。
また、生徒様の受講前スキルや目標に合わせて一人一人にオーダーメイドの学習計画と教材を作成しています。
プログラミングに関する質問や日々の学習の振り返りに関してはLINE上で対応しており、毎日質の高い学習ができるようサポートすることで2ヶ月でのプログラミングスキル習得を実現しています。
多くのプログラミングスクールではティーチングのみの指導が一般的ですが、COACHTECHではコーチングを用いることで生徒の学習管理とモチベーション維持を可能にしています。
TECHCAMP(テックキャンプ)
実績、知名度ともに業界最大級の未経験を対象としたテクノロジースクールです。
受講期間中はいつでもメンター(講師)に質問ができ、1人1人の目的達成のためにトレーナーが徹底的にサポートします。
受講期間中はトレーナーと定期的に面談を行い、適切な学習内容や学習計画をアドバイスします。
ほとんどの人は「自分一人では続けることができない」ことを理解しています。
テックキャンプ プログラミング教養ではトレーナーがあなたの目標達成までをサポートします。
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侍エンジニア塾
侍エンジニア塾は、日本で初めてマンツーマンでのプログラミング指導を導入したプログラミング塾です。
専属のインストラクターとの対面かZoomなどでレッスンを通じてプログラミングやWebデザインのスキルを身につけて頂き、就職や転職、案件の獲得の方法などをマンツーマンでサポートします。
2019年1月から学割もスタートしたため、学生の受講も増えてきています。
一人一人の目的に合わせたオーダーメイドカリキュラムで受講中にクラウドソーシングサービスから案件を取る生徒もいます。
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まとめ:独学てプログラミングを学んで稼げるエンジニアになろう!
今回はプログラミングを独学し、稼げるまでのロードマップをご紹介させていただきました。
少々長くなってしまったかと思いますが、プログラミングは、「学ぶ」、「真似する」、「実践する」を繰り返すことが常用です。
稼ぐには、稼ぐ練習をすることです。とにかく案件を取って取り組んでいくことが必要かと思います。この記事が皆さんのお役に立てばと思います。どんどん挑戦していってみてください。
各言語のロードマップを記載しておくので参考にしてくださいね。