エンジニアに必要なのは検索力!検索力と技術力を高めよう

エンジニアに必要なのは検索力! 検索力と技術力を高めよう
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エンジニアの技術力を高めるコツはあるのでしょうか。プロのエンジニアでも、「あること」は欠かさず日々行っています。この「あること」を行うことで、技術力が上がり優秀な人材へと成長できると考えられます。「あること」について説明します。

目次

エンジニアの技術力=検索力?

考え事している男性

プロのエンジニアは、「あること」をし続けることで、情報を得ています。情報を得るために行うことと言えば、「検索」です。「検索力」があるエンジニアは、技術力を向上させるために必要な力であると考えられます。

検索をするクセを身につける

検索をする癖を身につけることが大切です。プログラミングについて学ぶ時に、まず検索をして調べるのが自然の流れで、誰もがやっていることと思います。先輩や知識ある人に聞けば答えがすぐに見つかるため、検索をあまりしないという人もいるかもしれません。ただ、「自己解決能力」を身につけるためにも、検索をする癖をつけることで、「検索力」がつきやすくなります。

検索してもわからない時はわからない

検索しても答えがわからないことも当然あります。その理由は、「検索方法を間違えている」「調べたいことの内容に合う答えが存在しない」と言った点が考えられます。自分が悩んでいる内容の全ての答えがWeb上にあるとは限りませんし、うまく見つからない可能性も十分に考えられます。

もし、Web上で調べても答えが無かった場合は、本で調べたり、知識のある先輩に聞いたりするなどして頑張って調べ抜きましょう。もしくは、調べたい物事や悩みの視点を変えたら答えが見つかるかもしれません。

技術力のあるエンジニアとは

プログラミング

エンジニアとして評価をされるのは、技術力のある人です。IT業界は日々進化し続けている業界のため、一つの案件でうまくいったとしても、次の案件で同じような作業をしてうまくいくわけではない可能性があります。コミュニケーション能力と合わせて大切な力でしょう。技術力を身につけることで、優秀なため必要な人材になれます。

技術力とは

技術力とは一体なんでしょうか。「技術力」と言えば曖昧な表現ですが、「知識量」があることをさします。IT技術・IT業界は、日々進歩しているので、必要な知識だけでは足りないことがあり、努力が必要です。また、知識を溜め込むためにも、アウトプットをしていくことも大切になります。

知識を持ち、応用して活かしていけるかどうかの点も重要です。詳しい知識、正しい判断力がないと問題が発生した時に適切な対処が行えません。よって、解決策を講じること、分析できることなどを含めて「技術力のあるエンジニア」という評価がつきます。知識がない限りは突破口が開かず時間がかかってしまうことも考えられます。そのため、積極性や応用力を身につけるためにも、知識を蓄えましょう。

技術力があるかどうかを見分ける方法

自分に技術力があるかどうかを見分けるコツはあるのでしょうか。技術力というのは、経験がものをいう場合も考えられますが、基本的には案件の数ではなく問題の対応能力で判断ができます。知識に対する積極性・応用力があれば、目の前の問題に関して臆せず解決への道を切り開くことができます。また、問題が発生した内容について具体的に指摘し、チームで共有するために言語化ができるかどうかも重要です。

他人に共有できるかどうかという点においても、技術力があるかどうかが判断できます。

検索のコツとは?

人差し指を立てている女性

ここでは、「検索エンジン」を用いた検索方法のコツについて紹介します。

検索エンジンとは:GoogleやYahoo!などの「検索する機能」のあるものをさします。「ググる」と言った言葉が登場したのも、Googleで調べることがきっかけです。日本で最も使われている検索エンジンは「Google」で圧倒的1位になっています。世界的に観ても、Googleシェアは90%以上もの結果となっています。Googleの検索エンジンが優れていることが要因と考えられます。

検索をするコツは次の4点が挙げられます。

  • 検索する時の単語は、3~4語に抑える
  • 検索したい単語を左から順番に並べ、スペースで区切る
  • 検索する単語の周辺キーワードをまとめる
  • 検索する単語の順番を変える

詳しく紹介します。

検索する時の単語は、3~4語に抑える

検索する単語は、多くダラダラと並べればいいわけではありません。調べたい内容に対して関連したキーワードと一緒に検索することで精度が上がります。ただ、自分の中でもWeb上でも「何をしりたいのか」明確に示す必要があります。検索に慣れるうちは、何となく調べてみるのも良いと思いますが、目的をもって検索することでより「検索力」が上がります。

検索したい単語を左から順番に並べ、スペースで区切る

検索する時は、自分の調べたい単語を左から順番に並べます。スペースは、キーワードを区切るために使います。スペースに関しては、半角でも全角でも問題はありません。スペースに変化は見られません。

【全角スペースの場合】

全角スペースの検索結果

【半角スペースの場合】

半角スペースの検索結果

大事なのは、自分がどの情報を一番に知りたいのかという点を明らかとした上で、正しく検索することです。一度の検索で自分の欲しい情報が入手できる場合もあれば、思っていたものと違う検索結果である場合も考えられます。

検索する単語の周辺キーワードをまとめる

検索する単語は、単語だけでは様々な意味が検索結果に出てくる可能性が考えられます。例えば、「ライブラリ」という単語であれば、「図書館」という意味や「名称」などで使用されている可能性があります。また、複数のプログラムをまとめて中に入れているもののことを「ライブラリ」とも言います。

こういった1つの単語でも、様々な可能性が検索結果に上がることから自分の調べたい答えが出てきません。そのため、周辺キーワードをまとめることで紐づけた検索をします。

図書館という意味で調べたいのであれば、「ライブラリ 図書館」でいいでしょうし、エンジニア用語として調べたいのであれば、「ライブラリ WEBフレームワーク 意味」などといった形で調べましょう。

検索する単語の順番を変える

検索する単語の順番を並べ替えるだけでも検索結果が異なります。例えば、先ほどの「ライブラリ WEBフレームワーク 意味」であれば、「WEBフレームワーク ライブラリ 意味」や「意味 ライブラリ WEBフレームワーク」などと言った形で検索します。

並び変える時に大切なポイントは、「重要なキーワード」から順番に並べるという点です。必ずしも単語である必要はなく、短めの文章でもいいのでキーワードを入れて検索し続けましょう。

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Googleで用いられる検索のコツ

Googleトップページ

シェアNo.1の検索エンジン「Google」で、検索する時のコツについて紹介します。

  • 完全一致する検索
  • キーワードを排除した検索
  • 検索結果を2択に絞る
  • タイトル検索
  • 検索ツールの活用
  • キーワードのヒントを用いた検索

完全一致する検索:「”」を使う検索方法

たまに見かける「”」こちらの記号、皆さまはご存知でしょうか?こちらの記号は、「ダブルクォーテーション」です。検索したいキーワードを完全一致させるサイトを表示させる時に使います。先ほども紹介した通り、周辺キーワードをまとめながら検索をする方法も自分の望む答えが出てくることもありますが、曖昧な検索の可能性があります。

入力例:”WEBフレームワーク” 意味

【「”」を用いた検索結果】

”用いた検索方法

【「”」を使わない検索結果】

alt=””を使わない検索結果”

画像で見てわかる通り、検索結果の数が異なります。「”」を使わない状態だと、たくさんの情報が溢れ出てしまい欲しい答えに巡り会う可能性が下がります。でも、「完全一致」の検索をしたことで、自分の知りたい情報に近づきます。

キーワードを排除した検索:「-」でキーワードを除外する

「-」(ハイフン)は、誰もが知っている記号かと思います。「-」は、除外するキーワードの前に入力することで要らない情報を除外できます。

入力例:WEBフレームワーク 意味 -プログラミング

【「-」を使った検索】

-を使った検索結果

キーワードの除外をした検索方法】

”を使わない検索結果

検索結果の2つ目に「プログラミングにおけるフレームワークとは?」というタイトルがあります。「プログラミング」のキーワードを除外したことで、そちらのタイトルがなくなりよりフレームワークそのものについての情報が手元に残りました。

検索結果を2択に絞る:「OR」で検索結果を2択に絞る

「OR」を入力して検索をすると、自分の探している情報の答えが知りたい2つのキーワードで絞れます。より自分の欲しい情報が身近になるのでおすすめです。

入力例:WEBフレームワーク 意味 OR ライブラリ

【ORを使った検索結果】

ORを使った検索結果

「WEBフレームワーク」と「意味」もしくは「ライブラリ」に関する内容が検索結果に出ます。検索するキーワードや内容によって絞って検索した方が良いことがあるので、ORを使った検索をしてみましょう。ORの前後にスペースを入れてください。

タイトル検索:「intitle:」を用いた検索方法

Webサイトは、「タイトル」と「本文」があります。その時に、タイトルだけを検索に出したい場合、intitle:を用いて検索します。

入力例:intitle:WEBフレームワーク

【「intitle:」を用いた検索結果】

intitle:を用いた検索結果

「intitle:」を用いることで、タイトルに「WEBフレームワーク」を含んだサイトのみを検索結果に表示できます。そのため、より精度の高い検索ができるのでおすすめです。

検索ツールの活用

検索ツールを活用して精度の高い検索ができます。

【検索ツール】

ツール

こちらをクリックすると、「言語」「期間指定」「結果」の選択ができます。

ツールクリックした後

【言語指定、期間指定した検索結果】

ツールを利用した検索結果

検索ツールの「期間指定」を「1年以内」に選択すると、直近1年以内の情報だけが検索結果に残ります。日々、最新情報を収集する必要のあるIT業界ですから、「期間指定」をしておくと、新しい情報が知れます。

「言語指定」を選択すれば、その国の言語サイトのみだけで表示できます。日本語のページだけが見たい場合は、ぜひ活用してください。

キーワードのヒントを用いた検索:Googleサジェストキーワード、関連キーワード

ここでは、サジェストキーワードや関連キーワードなどの、キーワードヒントを用いた調べ方について紹介します。

【サジェストキーワード】

サジェストキーワード

検索窓に調べたい単語を入力した時に出てくる人気・類似ワードが「サジェストキーワード」です。調べる時に、合わせて検索しているキーワードなのでヒントとして用いるとより精度が上がります。

【関連キーワード】

関連キーワード

関連キーワードは、良く調べられているキーワードです。需要のあるキーワードとも言えます。検索する時のヒントとして役立てられたら良いと思います。

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まとめ:検索力を身につけて技術力をUPさせよう!

up

検索力を身につけ技術力をUPさせることで、優秀な人材になれます。たかが検索、されど検索です。検索力が上がることで、検索の方法やテクニックがつくので自分の知識や問題解決力が上がります。長期的な成長に繋がるので、検索する癖を身につけるところから始めましょう。

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