文系就活生でもエンジニアとして就職できる!具体的なロードマップを紹介

文系の就活生は、「エンジニアになれるか」不安になるかもしれません。今回は、文系の就活生でもエンジニアになる方法を紹介します。

プログラミングに興味のある人やエンジニアに興味のある人などで、「文系」ということがネックになっている人の安心に繋がる情報をお届けします。

目次

エンジニアの優劣を決めるのは知識量ではない

エンジニアになった時、優劣基準は「知識量」ではありません。

エンジニアの優劣を決めること

  • 最小のリソースで問題を解決する能力
  • 技術にキャッチアップし続ける学習能力、成長能力

場面によっては、プログラムを書かないで解を見出すことが最適なこともあり、技術領域の中ではベテランと同じスタートラインに立つこともあります。この点においては、文理の差はありません。

文理の壁がない理由

  1. 文系からエンジニアになる人が多くいる
  2. 技術進化が早いため、ベテランと同じスタートラインに立てる領域がある
  3. インターンやバイトなど実践する場が溢れている

それぞれについて簡単に解説します。

単語メモ

  • リソース:IT用語では、コンピュータのソフトウェアやハードウェアを動作させるために必要なハードディスク容量やCPUの処理速度、メモリ容量などのこと

文理の壁がない理由①:文系からエンジニアになる人が多くいる

実際にエンジニアとして働き始めると文系出身者が多くいることに驚くかもしれません。実際に文系出身者として活躍している著名人も多くいます。先輩方の言葉や実績は文理の差を感じさせず「結果を出すのは自分自身」という点を教えてくれます。「文系だから」という理由は要りません。

ここでは、著名人の2名を紹介します。

元nanapi(現Supership) CTO 和田修一氏

中央大学経済学部から新卒で楽天へ就職し、nanapi(旧:ロケットスタート/現:Supership)を設立しました。

楽天に入社するまでエンジニア経験は全くなく、仮配属で開発系部署へ。2ヶ月間の研修をした後、インフラエンジニア部署に配属となりました。2005年新卒だった和田氏は、「企画とか格好良いことをやりたい」と思い、裏方なイメージのインフラエンジニアに対して嫌な思いを抱いていた時期もありました。ですが、新卒でもインフラ部署にいることでサーバーのroot権限があり、自分が作業しないと熟練アプリ開発者でも「次」のことが取り組めず、先輩に自然と頼れられる環境がありました。また、障害対応などを経て「自分が重要なことをやっている」ことに気付き、面白いことをやっていると思えるようになったそうです。(引用元:【CTOの職務経歴書】株式会社nanapi 取締役員CTO 和田修一氏

プチメモ

nanapiは、「世界中の人々のできることをふやしていきたい」という思いのもと、日本最大級のハウツー情報提供サービスです。実現するためのメディア・コミュニティを運営しています。スマートフォンで簡単に悩み・関心ごとについてコミュニケーションを図れるアプリ「アンサー」を開発しました。

エアークローゼット CTO 辻亮佑氏

上智大学法学部卒業。エンタープライズ向け開発会社・楽天を経て、エアークローゼット(旧:ノイエジーク)に参画しました。

学生時代は、法律・政治・日本史などが大好きな文系人間でした。法律を学び、法曹界( 法律家の社会。 裁判官、検察官、弁護士、法律学の教授など)へ入ろうと思っていましたが、実際に弁護士や裁判官の方にお会いし、トラブル後の処理をする場であることを感じます。そして、「トラブルが行らない世界を創りたい」と考えるようになり、法曹の道を辞め、エンタープライズ向けのIT開発会社からの内定をもらいエンジニアの道へ。働く人や環境面で就職先を決定したそうです。プログラミングについて全く知識がなかったものの、自分の書いたコードが書いたとおりに動作する点が面白く感じ、2年目に担当した案件でエンジニアとしての個人の能力、チームで開発を進めていくことを学べた結果、よりスキルアップしエンジニアとしてキャリアを極めたいと思うようになったそうです。(引用元:IT×ファッションで新しいあたりまえを創造してきたエアークローゼットのCTOが語る、技術の活用法やリーダーの在り方

プチメモ

airCloset(エアークローゼット)は、女性向け月額制ファッションレンタルサービスです。WEBやアプリ上で自分の体型、洋服の好みの情報を登録するとスタイリストがコーディネートした自分に合うファッションが届くサービスです。

文理の壁がない理由②:技術進化が早いため、ベテランと同じスタートラインに立てる領域がある

プログラミングは専門性をもって学んだ学生は全体の1%もいません。つまり、ほぼ全員が同じスタートラインに立っており、理系だからプログラミングができるわけではなく、理系であってもプログラミングができない学生が多くいます。

情報科学科人口

大学名学部学科学部学生数/1学年学部全体学生数/1学年比率
東京大学情報科学約30名約3,000名1%
慶応義塾大学情報工学約100名約6,500名1.5%
青山学院大学情報テクノロジー約100名約4,300名2%

情報科学科をもつ大学にある情報科学科の占める人口比率が1~2%程度なので、情報科学科に在籍する学生は少数であることがわかります。つまり、専門性をもって「情報学科を学んだ」と言える学生自体、少数であるという事実です。

コンピュータ・サイエンスの知識は必要ですが、知識の差が常に決定的というわけではなく、必ずしもそうではない技術領域が存在しています。フロントエンドエンジニアでは技術変遷が早く、結果、ほぼすべてのエンジニアが同じスタートラインに立つタイミングがあります。若手だからこそ、変化への適応力があるので、新しい知識を早く吸収し、ベテランに還元できます。そして、ベテランから歴史的経緯・体系での開発知識を学べるので、文理関係なくエンジニアとして活躍できます。

文理の壁がない理由③:インターンやバイトなど実践する場が溢れている

Webサービス・アプリの会社が学生エンジニアをバイトとして採用するシーンは珍しくありません。学生であっても、プロダクションコードに身近で触れられる機会が多くあります。プロダクションコードをチームで開発した経験は文理学生という点の差以上に「決定的」な差を作り出せます。

文系という点が懸念材料であれば、どこかでプログラミングのバイトやインターンに申込、挑戦してみましょう。現場の雰囲気を知ること、プロダクションコードのレベルを体験すると自分が「文系」であることの事実を忘れさせてくれます。

詳しくは、『大学生がプログラミングバイトで稼ぐ方法』で紹介しているのでご覧ください。

プログラミング未経験者が目指すならどっち?

プログラミング未経験者が目指すなら、大手企業とベンチャー企業どちらがいいのでしょうか。ここでは、それぞれの特徴について紹介するので、自分に合う企業をご検討ください。

大手企業の特徴

大手企業では次の特徴があります。

  • 研修制度が充実している
  • 与えられた業務のみに集中できる

未経験から技術者になれるよう、しっかりとした研修プログラムが用意されることが多いので、安心して入社できます。また、上司による業務管理があるので、自分の技量の限界を越えて仕事を任されることが少ない点も魅力的です。自分のペースで着実に仕事をしたい人に最適です。

ベンチャー企業の特徴

ベンチャー企業では、次の特徴があります。

  • 生産性重視の環境
  • 圧倒的な経験値を得られる

ベンチャー企業は、常にスピード感をもって業務を行わなくてはいけません。そのため、大手企業と比べて納期が短いなどの状況がありますが、様々な業務を携われる魅力があります。ベンチャー企業では、新卒1年目から大きな仕事を任せてもらえることもあります。結果、大きな仕事に挑戦することで成長スピードが計り知れない点も魅力的です。

ITエンジニアに求められる素質

ITエンジニアに求められる素質は次の3点です。

ITエンジニアに求められる素質

  • 根気よく学び続ける姿勢
  • 好奇心旺盛であること
  • コミュニケーション能力

それぞれについて解説します。

素質①:根気よく学び続ける姿勢

ITやプログラミングについての知識が何もない状態からスタートをすると、自分にとっては「新しい知識」ばかりの状況で、わからないことだらけになると思います。途中で投げ出さず、技術や知識を吸収し続ける姿勢が重要です。

参考:プログラミング未経験大学生のおすすめ勉強方法

素質②:好奇心旺盛であること

エンジニアとして仕事をすると、「わからないこと」にぶつかることが多くあります。ぶつかる度に、本やインターネットなどで調べていくことが大切です。日頃から些細なことに対しても興味を持ち、自分から貪欲に調べていくこと、自分の中に取り込んでいく「好奇心旺盛」な人にぴったりの業界となっています。

検索力があると、技術力が高まるとも考えられています。詳しくは、『エンジニアに必要なのは技術力!検索力と技術力を高めよう』も合わせてご覧ください。

素質③:コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、どんな業界でも必要ですが当然エンジニアの世界でも必要です。毎日パソコンに向かって黙々と仕事をするのがエンジニアの仕事と思われるかもしれませんが、実際の仕事内容はそこだけに留まりません。お客様へのプレゼンや打ち合わせなど、様々コミュニケーション能力が必要です。

その他、必要なスキルについて気になった方は『エンジニア種類別必要なスキルセットまとめ』をご覧ください。

独学で学ぶならロードマップを作成しよう

文系出身の就活生が独学で学ぶ時におすすめのロードマップを紹介します。

ロードマップ

  1. Progateでプログラミング基礎を勉強
  2. Udemyで応用学習
  3. インターンorバイトに参加して実践力をつける
  4. 就職活動

それぞれ解説します。

合わせて読みたいロードマップの記事はこちら

参考:Web系エンジニアになるロードマップを8STEPで紹介!

Progateでプログラミング基礎を勉強

Progate

【学習期間:1~2ヶ月】

Progateは、イラスト中心のスライドで学習できるプログラミング学習サイトです。紙の本よりも直感的に学習できます。自分のペースで学習が行え、また復習しやすい点が強みのプログラミング学習サイトです。実践的にプロダクトを作成しながら学べるので実践的に使えるスキルが身に付き、プログラミングが実践できます。「創れる人」になるために必要なレッスンを最適な順番で学習できる魅力があります。

Udemyで応用学習

Udemy

【学習期間:1~2ヶ月】

Udemyは、動画コンテンツを用いて学習を進める動画型学習サイトです。プログラミングに限らず様々な内容の講座があります。サブスクリプションではなく、買い切り型のコンテンツのため、Progate同様にいつでも復習ができます。もし自分の想像と違う講座だった場合、返金サービスなどもあるのでお試しで購入してみることもできます。有料サイトだからこそ、良質な動画が多くあるので応用学習が進められます。

参考:Udemyとは?Udemyで学習するメリット、おすすめ講座を紹介!

インターンorバイトに参加して実践力をつける

【インターン・バイト期間:1ヶ月以上。なるべく長く続けましょう】

先述した通り、インターンやバイトなどに参加して実践力を身につけていきましょう。もし、自分のスキルを試したいのであればフリーランスエージェントなどに登録して自分の力で稼いでみることもおすすめです。

まずは、インターンやバイトなどで1ヶ月以上の実務経験を積み、現場の様子を体験してみましょう。自分が本当にエンジニアをやりたいのか、そこで改めて自分自身を見つめ直せます。

就職活動

最後に就職活動に入ります。ここまでくれば、文系就活生であっても「未経験者」ではありません。他の文系就活生と大きく差がついているはずです。就活活動を始める時には、キャリアプランを考えながら「自分が将来こんなエンジニアになりたい」という理想像を目指して就活を行いましょう。また、就活エージェントを活用してより効率的に就活を進めることがおすすめです。

参考:ITエンジニアを目指す就活生はポートフォリオを作ろう!作成手順を解説
参考:就活時にエンジニアのキャリアプランを考えよう

レバテックルーキー

レバテックルーキー

レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。厳選されたベンチャー企業の紹介、業界に詳しいプロに主勝相談ができます。厳選ベンチャー企業を紹介してもらえたり、非公開求人や重要ポジションなど厳選された多くの求人を保有しています。

IT求人ナビ 新卒

IT求人ナビ 新卒

キャリアコーディネーターが、求職者の経歴と業界の動向などから考慮したアドバイスを行ってくれます。求人数は常時多数取り扱っているために自分に見合う企業を選べます。「エンジニア」として働きたい人を最大限サポートしてくれます。

エンジニアとして就職するためにスクールに通おう

独学で学ばず、スクールに通ってプログラミングの学習を進めることもおすすめです。ここではおすすめのプログラミングスクールを3社紹介します。

GeekSalon

GeekSalon

オリジナルプロダクトを作りながらプログラミングなどのIT技術を学べます。文系でも理系でも学習できるのでおすすめです。

Geek Lounge

Geek Lounge

スキルを学び、稼ぐまでをサポートしてくれます。オリジナル開発などをカリキュラムを経て、実践的な開発を習得できます。副業案内を獲得するところまでフォローしてくれます。

ウズウズカレッジ

ウズウズカレッジ

ウズウズカレッジは、社会人としての基礎スキルや考え方を学び、自己分析ができている人材を育てます。結果に繋がる就活サポートをしてくれます。自分のキャリアを本気で考え実現するための行動がとれます。

まとめ:文系就活生でも、IT業界を目指してみよう!

エンジニアは、文系就活生でもなれます。エンジニアの需要は今後も高まっていくことが予想されているので、「文系だから」と諦める必要はありません。

将来、何をやりたいかという目標がある以上、自分自身の力で勝ち取っていくものなので、本気でエンジニアになりたい人は文系でも目指してみましょう。

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