Rubyは、今やWebサイトや業務システムを効率よく開発するために使用している企業が多く存在します。そのほとんどがRuby on Railsを使用しているので、エンジニアとしても活躍することができます。
そこで、今回はそんなRubyを初心者でも簡単に学べるプログラミングスクールを5つご紹介します!
Rubyとは
Rubyは、「まつもとゆきひろ」という方が開発したオブジェクト指向のスクリプト言語のことです。
このスクリプト言語は、C言語やJavaの様なコンパイラ言語に比べプログラミングを手軽に行えます。
具体的には、コンパイラ言語はプログラムを実行するのにソースコードをコンピューターが実行可能な形式に変換しなければいけません。しかし、スクリプト語はこうした手続きが必要なく実行できます。
Rubyの需要
Rubyは比較的新しい言語のため、JavaやPHPなどの言語に比べるとまだまだ案件数は少ないですが、年々案件数も増えてきています。
また、年収も日本の平均約436万に対し平均約560万と約100万近く多いということになります(2020年12月現在の情報)。
プログラミングスクールを選ぶときのポイント
これからRubyを学びたいと考えている方は、以下の4つのポイントに注意してスクールを選びましょう。
・受講形式はオンラインなのか、それともオフラインなのか
・現役エンジニアによるマンツーマン指導を受けられるのか
・Rubyを使ったオリジナルアプリが作れるのか
・転職支援があるのか
受講形式はオンラインなのか、それともオフラインなのか
プログラミングスクールには、好きな時間に好きな場所で学べる「オンライン型」と教室で学習を進める「オフライン(通学)型」の2種類があります。
仕事や学校、アルバイトなどが忙しかったり、スクールが近くにないよという方にはオンラインが適しています。また、ある程度時間に余裕があり、近くのスクールに行って学びたいという方にはオフライン(通学型)が適しています。
現役エンジニアによるマンツーマン指導を受けられるのか
エンジニアとして就職や転職、独立を考えている方は、現役エンジニアによるマンツーマン指導が受けれるかどうかで選びましょう。
何故かというと、マンツーマンで教えることによって講師が受講生の理解度やミスを把握しやすく、より的確な指導をしてもらえるからです。
また、現役エンジニアということもあり現場のノウハウを教えてくれる場合があるので、いざ就職や転職、独立した場合に使える実践的なテクニックを身に付けられます。
Rubyを使ったオリジナルアプリが作れるのか
Ruby学びたいと思っている方の中にはWebエンジニアに転職したいと考えている方もいると思います。そんな方はRubyを使ったオリジナルアプリが作れるのかどうかで選びましょう。
なぜかというと、転職時に自分が開発したアプリをポートフォリオとして出す機会があるからです。そのアプリが面接官側から高い評価を得ることが出来れば、転職に成功する可能性も上がります。
転職支援があるのか
未経験からエンジニアを目指したい方であれば、転職支援があるかどうかで選びましょう。何故かというと、転職支援があることにより学習だけでなく、転職時のアドバイスも貰えるので就職活動が有利になります。
また、転職制度を設けているスクールでは、転職時する際に必要な面接練習をしてくれます。以下では、転職支援を行っているスクールを3つご紹介します。
・ポテパンキャンプ
・テックキャンプ
・ディープロ
では実際にどのスクールがおすすめなのか、紹介していきます。
TechAcademy(テックアカデミー)
TechAcademy(テックアカデミー)は、キラメックス株式会社が運営しているオンライン完結型のプログラミングスクールです。プログラミングやアプリ開発など、目的ごとにコースを選んで学ぶことが出来ます。
おすすめのポイント1
週に2回、ビデオチャットを用いたマンツーマンサポートを受けることが出来ます。ここでは、学習スケジュールや受講者のレベルに合わせて宿題を出してくれるので、学習をより効率化してくれます。
おすすめのポイント2
オンラインスクールでは、質問はチャットサポートで行います。オフラインに比べ、オンラインは質問への回答がどうしても対応が遅くなってしまいがちです。
ですが、TechAcademy(テックアカデミー)では質問してから1分後に回答が来るので、学習を中断することなくスムーズに進めることが出来ます。
おすすめのポイント3
概要でも少し触れましたが、TechAcademy(テックアカデミー)はオンライン完結型のスクールです。ですので、パソコンとネット環境さえあればいつでもどこでも学習を進めることが出来ます。
また、地域によってはスクールが無かったり、仕事や学業、アルバイトなどが忙しい方はオンラインの方が適しています。
注意するポイント
TechAcademy(テックアカデミー)は完全オンライン完結型のため、教室に通って学習を進めることが出来ません。
ですので、教室に通ってある程度強制された環境で学習を進めたいといった方には適しません。
また、パソコンやネット環境が用意出来ない方は学習をすることが出来ないため、適していないといえます。
\ テックアカデミーでRubyを学ぶ /
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPとは、株式会社インフラトップが運営しているプログラミングスクールです。キャリアアドバイザーによる自己分析や企業紹介、面接対策など、様々な転職サポートを受けることが出来、転職の成功率はなんと98%という高い実績を誇っています。
おすすめのポイント1
DMM WEBCAMPのオンラインコースでは、チャットやビデオ通話を使い、マンツーマン形式で質問することが出来ます。そのため、学習で分からないことがあった場合でも、講師の先生が受講生一人一人の理解度を把握した上で的確な指導をしてくれるので安心して学習を進めることが出来ます。
おすすめのポイント2
DMM WEBCAMPのカリキュラムは大きく3つに分けられます。
1ヶ月目は、DMM WEBCAMPの教材でプログラミングについての基礎学習を行います。この教材はなんと3000回以上もの改善を重ね、初心者や未経験者でも基礎的なスキルを学べるように開発されています。
2ヶ月目は、他の受講生とチームを組んで課題を解決しながらサイト開発を進める「チーム開発」が行われます。
3ヶ月目は、上記2ヶ月で学んだスキルを活かして、ゼロからオリジナルサービスを作ります。ここで制作したサービスは、ポートフォリオとして転職活動で企業にアピールすることが出来ます。
以上の様に、DMM WEBCAMPでは基礎から実践までのカリキュラムが用意されているため、転職後もスムーズに業務をこなすことが出来るようになります。
おすすめのポイント3
DMM WEMCAMPの転職コースでは、万が一転職出来なかった場合でも受講料が全額返金される「転職保証」が付いています。そのため、万が一転職が上手くいかなくても、受講料の負担を抑えることが出来ます。
注意するポイント
おすすめポイント3で少し触れましたが、DMM WEMCAMPでは、30歳以上の受講生は転職保証を受けることが出来ません。そのため、30歳以上で転職を考えている方は注意が必要です。もし30歳を超えた方で転職を考えている方は、30歳以上でも転職保証を受けることが出来る「テックキャンプ」がオススメです。
\ 未経験からエンジニアになる /
ポテパンキャンプ
ポテパンキャンプは、株式会社ポテパンが運営するオンライン型のプログラミングスクールです。RubyのフレームワークであるRuby on Railsを中心としたWebエンジニアとして働く際に必要な知識を学ぶことが出来ます。
おすすめのポイント1
ポテパンキャンプでは、従来のプログラミングスクールとは違い、転職先は自社開発企業しか紹介していません。
自社開発企業とは、他社に受託制作などをせず、自社のサービスを作る企業のことです。
実際の卒業生の中には、転職してからわずか1年ほどで市場価値が700万円ほどになった方もいます。また市場価値をあげることで他社から常にスカウトされるような人材になることも出来ます。
おすすめのポイント2
概要で少し触れましたが、ポテパンキャンプはRuby on Railsを中心とした学習を行っています。Ruby on Railsは近年で最も需要高まったスキルとして認知されています。
そのため、求人もどんどん増えてきています。なので、Rubyを学んで仕事に活かしたいという方はRuby学習に集中できるポテパンスクールがおすすめです。
おすすめのポイント3
ポテパンキャンプでは、卒業後、フリーランスになりたいと思っている方でも安心して学習に取り組むことが出来ます。
なぜなら、ポテパンキャンプには「ポテパンフリーランス」というサイトがあり、そこでは非公開の案件を含め、初心者のエンジニアにも紹介できる案件をいくつも取り扱っているからです。
そのため、卒業後にフリーランスとして案件を貰えるかといった不安をする必要はありません。
注意するポイント
ポテパンキャンプでは、受講時に必ずMacbookが必要となります。そのため、Macbookを持っていない方は、受講までに購入する必要があります。
\ 本気でRailsエンジニアになるなら /
Tech Boost(テックブースト)
Tech Boost(テックブースト)は、株式会社Branding Engineerが運営するオンライン・オフライン(通学制)どちらでも受講することが出来るプログラミングスクールです。オンラインコースの場合は、ビデオ通話を使って現役エンジニアの方にいくらでも質問することが出来ます。また、通学コースの場合は、東京・渋谷の教室を営業時間内ならいつでも利用することが出来ます。おすすめのポイント1
Tech Boost(テックブースト)では、オンラインの場合はビデオ通話で、オフラインの場合は教室にて講師の先生に質問することが出来ます。概要で少し触れましたが、ビデオ通話の場合は平日10~22時、土日10~19時の時間内に限り質問することが可能です。
おすすめのポイント2
Tech Boost(テックブースト)では、受講生一人一人に対し学びたいことをヒアリングしてから最適なプランを立てます。そのため、受講生一人一人がニーズに沿った学習を受けられるので、成果にコミットしながら学習を進めることが出来ます。
おすすめのポイント3
Tech Boost(テックブースト)の運営会社が、エンジニアに特化したキャリアサポートを行っているため、卒業後に就職や転職、独立を考えている方にはおすすめです。また、他のプログラミングスクールには、提携先の企業にしか就職出来ないといった制約がありますが、Tech Boost(テックブースト)にはその様な制約がないため、他のスクールより就職先の幅が増えます。
注意するポイント
概要で少し触れましたが、Tech Boost(テックブースト)では、オフライン(通学制)のコースも選べます。ですが、教室が東京・渋谷にしかないため、首都圏の方でない限り受講することが難しいです。ですので、首都圏外の方が受講する場合はオンラインをオススメします。
\ まずは無料カウンセリングで話を聞いてみる /
CodeCamp(コードキャンプ)
CodeCampとは、オンライン完結型のプログラミングスクールです。朝7時~23時まで受講可能なので、仕事や学業が忙しい方でも時間を見つけて受講しやすいのが特徴です。
おすすめのポイント1
CodeCampでは、レッスンの当日予約が可能です。また、当日変更も可能です。急に用事が入ってしまった場合でも、レッスンを別の時間帯に変更することが出来ます。他のスクールだとレッスンの当日変更が出来ないので、レッスンを1回分無駄にしてしまうことになります。ですが、CodeCampではその様なことが無いので安心して学習に取り組むことが出来ます。
おすすめのポイント2
CodeCampの講師は、採用率10%といった厳しい試験で採用されていることもあり、講師としての質がとても高いです。また、講師は現役エンジニアやフリーランスエンジニアの方なので、実務経験も大変豊富です。CodeCampでは、そんな講師の授業をマンツーマンで受けることが出来ます。
おすすめのポイント3
CodeCampのカリキュラムは、300社以上のIT企業や大手企業の研修プログラムとして導入されています。つまり、それほど優秀なカリキュラムを取り扱っているということです。カリキュラム的には少し難しいですが、講師の先生に質問することで問題なく進めることが出来ます。
注意するポイント
CodeCampのエンジニア転向コースは制限が多いです。具体的には以下の4つの項目があげられます。
・対象者は、社会人経験があり、かつ30歳未満の未経験者のみ
・就職先の選択肢は300社のみ
・万が一、IT企業への就職が失敗すると、授業料は返金されない
・期間内に学習が終わらないと3万円の延長料金がかかる
以上のことから、学習意欲がある程度ある方や就職したいという意思のある方でないとオススメできません。
Rubyが学べるプログラミングスクールまとめ
今回は、Rubyについて学べるプログラミングスクールを5つご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?
Rubyは、プログラミング言語としては比較的新しいですが、スタートアップ企業やベンチャー企業などの新しい会社で積極的に採用されているので、今後も需要が高まり続けます。
また、Twitterや食べログなどのRubyで作られたWebサービスなども年々増えてきています。
今後、Rubyを学んでベンチャーやスタートアップ企業に就職・転職したいと思っている方や自分でオリジナルのアプリを作ってみたいと思った方は、是非プログラミングスクールでRubyを学んでみてください。
\ テックアカデミーでRubyを学ぶ /