デザインを本で学ぼうと思った時、数多くある本の中からどれを選んだら良いのか悩むことと思います。
独学で学ぶ上で、自分に合う本を見つけ出せるか不安になるかもしれません。
今回は、デザインを学ぶのにおすすめの書籍を紹介します。
デザイン本の種類
デザインの本には、大きく分けて4つの種類があります。種類に分けて選択することで、自分に合う本が見つかりやすくなります。
デザイン本の種類
- 総合本
- デザイン知識本
- デザイン基礎本
- ソフト関連本
それぞれについて解説します。
種類①:総合本
総合本は、デザイン知識・基礎、ソフト関連の全てを網羅した本で総合的に学習できます。デザインの全てを学習したい人やWeb関係も含めて学習したい人は総合本を選ぶことがおすすめです。
また、何から手に取ったらいいのか分からない人は総合本を読むことで、自分が身につけたい書籍を明確化できます。総合本から派生して、各カテゴリーの本を選び読み進めていきましょう。
種類②:デザイン知識本
デザイン知識本は、デザインの良し悪しの比較、プロのデザインを紹介することがメインの書籍です。その中でも、UI/UX・グラフィック・WEBなどのカテゴリーに分類されます。また、その中から「レイアウト」「コンセプト」などに分けられます。特定の分野で使いやすいデザインが紹介されています。
種類③:デザイン基礎本
理論的に学習できる書籍と、関連書籍に分けられます。理論系は「デザイン・ブランディング等の考え方」「デザイン法則」などの書籍がメインとなります。関連書籍は、デザインに直接関係しない「スケッチ技術」「権利関係」「デザイナーの仕事」についてがメインです。
種類④:ソフト関連本
デザインに欠かせないツール「Photoshop」「Illustrator」「Figma」やWebでのデザインをコーディングする「HTML」「CSS」などについての解説もある書籍です。機能紹介やチュートリアル、小技・効率化などの紹介があります。Webデザインなどに関わる人は特に、ソフト関連本のデザイン本を選びましょう。
おすすめのデザイン本
おすすめのデザイン本を紹介します。
伝わるデザインの授業 一生使える8つの力が身につく
デザインの基本を身につけるために必要な知識が紹介されています。センスがないと思っている人も、初心者の方でもデザインに共通する基本が身に付き、デザインで伝える力がアップします。生涯で役に立つ力が身につきます。
ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]
デザインの「4つの基本原則」を知るだけで、デザインがぐっと良くなります。プロではなくとも、読みやすいデザインや伝わるプレゼン資料・わかりやすいレイアウトを作りたい人におすすめです。デザインの基本書としていつまでも活用できます。
いろいろな、いろ。 配色に着目したデザインレイアウトの本
パッと一目で分かる内容のデザイン、伝わるデザインのポイントを紹介している本です。洗練されたレイアウト、美しい写真やイラスト以外に、意図に合う色選びが重要とされています。「配色・感覚はセンスではなく知識」という点から解説しているデザイナーのバイブルです。
信頼・誠実を大切にする 業種別ロゴのデザイン
企業ロゴは、信頼性・誠実さが求められます。教育・医療・農業・建設などの業種別にどういったロゴを作ったら良いか紹介しています。店舗やツール、商品などへの展開例も掲載しているので、ブランディングの参考にも繋がる一冊です。
ブランディングのためのカスタムフォントとタイポグラフィ
ブランディングデザインで、タイポグラフィは主役となりました。ブランド独自にカスタムした書体は、イメージを決定づけるようになります。競合ブランドから目立たせる立役者になります。本書では書体制作者のインタビューを特集、事例を紹介しています。
レイアウト・デザインの教科書
レイアウトに焦点を当てたデザイン本です。レイアウトのルールから実例のレイアウト見本なども紹介しています。また、基本や応用までのあらゆるレイアウトのテクニックを学習できます。初心者から中級者まで学習できる本です。
けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本
今のデザインがわかる一冊です。グラフィックデザイナーやノンデザイナーにも役立つ一冊となっています。ポスター・チラシ・POP・DM・プレゼン資料などの様々な作例でデザインのNG/OKを紹介している本です。余白を活かしたデザインなどが学べます。
まとめ:デザインを本で独学して表現できるデザイナーになろう
デザインにおける考え方や技術などをインプットするには、本で学習することがおすすめです。
ツールなどをいじりながら覚えることも大切ですが、理論を覚えてアウトプットすることも大切なので、本で勉強をすることも挑戦しましょう。