「サーバーサイドエンジニアへ転職しようとしているのに、書類選考で落とされる」
「書類選考を通過できるサーバーサイドエンジニアの志望動機について知りたい」
この記事では「サーバーサイドエンジニアの志望動機」について、タイプ別の例文を紹介します!
また、志望動機に欠かせないアピールポイントや資格についても解説しています。
サーバーサイドエンジニアを目指している人は、ぜひ最後まで読んでくださいね!
サーバーサイドエンジニアとは
まず、サーバーサイドエンジニアとはどのような仕事なのか以下の観点から見ていきましょう。
- サーバーエンジニアの仕事内容
- サーバーサイドエンジニアに必須のプログラミング言語
- サーバーサイドエンジニアの収入
それでは一つずつ解説していきます!
サーバーエンジニアの仕事内容
サーバーエンジニアは、サーバーの設計や構築、保守や運用に関わる業務を担う技術職です。
具体的には、サーバー機器の配置やケーブルの配線などを設計し、設計案に従ってサーバーシステムを構築します。
実務で使う前に安定した稼働が可能かを確かめるテストの実施やサーバーダウンやエラーなどのサーバーを運用中にトラブルが生じた場合の復旧対応や問題の特定も行います。
このように、サーバーエンジニアの仕事は幅広く、求められるスキルもかなり専門性の高いものになる傾向があります。
サーバーサイドエンジニアに必須のプログラミング言語
サーバーエンジニアがプログラミングをしなければならない機会は他のエンジニアと比べ多くはありません。
しかしながら、エンジニアである限り、入門書に書いてあるような基本的なコーディングスキルは身に付けておくべきです。
サーバーサイドで広く使われている言語は以下の通りです。
- Java
- PHP
- Perl
- Ruby
- C#
- python
- Scala
- GO
未経験の方は、まず自分のPC環境でプログラミングから動作確認まで行うことを意識しましょう。
なお、上記のプログラミング言語を効率よく習得したい方は「Udemy」を使って勉強しましょう!
詳細については以下の参考記事をご確認ください。
サーバーサイドエンジニアの収入
サーバーサイドエンジニアの平均年収について「dodaの平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)」を参考にまとめました。
技術職全体平均年収 | 平均年収 | 男性平均年収 | 女性平均年収 |
452万円 | 463万円 | 478万円 | 382万円 |
プロジェクトマネージャー職やITコンサルタントなどの技術職全般を含めた平均と比較すると、サーバーサイドエンジニアの平均年収は高くなっています。
サーバーサイドエンジニアにオススメの資格
サーバーサイドエンジニアにオススメの資格を3つ紹介します。
- LinuC
- MCP
- CCNA
早速一つずつ確認していきましょう!
資格①:LinuC
「LinuC(Linux Professional Certification、リナック)」はLinux認定試験を実施しているLPI-Japanが独自に提供しているLinux技術者認定試験です。
出題内容は、Linuxシステムの構築や運用に関わるLinuxの基礎知識について網羅的に学ぶことができます。
LinuCは、クラウドシステムや各種アプリケーション開発に携わるITエンジニアに欠かせない資格です。
資格②:MCP
MCP(Microsoft Certified Professional)は、Microsoft製品の技術知識を認定する資格制度です。
MCSA・MCSE・MCTSの3つの試験区分が用意されており、システムエンジニアやコンサルタント、プログラマなどITエンジニアを対象としています。
MCPでは、クラウドへの移行時やクラウド環境で必要とされるコアプラットフォームのスキルを実証できます。
さらに、MCTSを取得すると、特定のMicrosoftテクノロジーの実装や構築、トラブルシューティング、デバッグなどサーバーサイドエンジニアとして欠かせないスキルを習得することができます。
資格③:CCNA
CCNA( Cisco Certified Network Associate)は、最新のネットワーキング技術やソフトウェア開発スキルなどのネットワークエンジニアの技能を認定する試験です。
具体的範囲の内容は以下の通りです。
- ネットワークの基礎
- ネットワークアクセス
- IP 接続
- IP サービス
- セキュリティの基礎
- 自動化とプログラマビリティ
また、受験資格や資格の対象者は以下の通りです。
- 1 年以上のシスコソリューションの実装および管理経験者
- 基本的な IP アドレス指定の知識がある者
- ネットワークの基礎に関する深い理解がある者
サーバーサイドエンジニアになるためには、ネットワークの知識も欠かせません。
即戦力のあるサーバーサイドエンジニアになりたい人は、取得を目指しましょう!
サーバーサイドエンジニアに求められる適性
サーバーサイドエンジニアに向いている人について解説します。
- 物理的な作業が好き
- 責任感が強い
- 最先端のITスキルを学び続ける意思がある
必ずしも当てはまる必要はありませんが、当てはまる項目が多ければ多いほど適性があると言えます。
一つずつ見ていきましょう!
サーバーサイドエンジニアの適性①:物理的な作業が好き
サーバーサイドエンジニアは保守運営やコンピューターの初期設定だけでなく、サーバー機器をケーブルで繋ぐ作業やサーバーの設置作業も行わなければなりません。
そのため、物理的な作業も得意だという人に向いている職種と言えます。
サーバーサイドエンジニアの適性②:責任感が強い
サーバーサイドエンジニアは、サーバーダウンやシステム障害など信頼を失うリスクを最小限に抑える責任重大な職種です。
そのため、責任感が強くエラー業務に対して果敢に取り組める人に向いている仕事と言えます。
エラーが発生する度に冷静な判断が必要となるため、精神力が強くなければ続けることも困難でしょう。
サーバーサイドエンジニアの適性③:最先端のITスキルを学び続ける意思がある
近年のテクノロジーの発展により、サーバー単体でのシステム構築では足りず、複数のサーバーを組み合わせたクラウドサービスが主流となってきています。
そのため、ひと昔前と異なりクラウドサービスにおけるシステム開発の仕方について理解を深める必要があります。
このように、常に最先端のITスキルをアップデートし続けるというのもサーバーエンジニアに求められる資質です。
サーバーサイドエンジニアになりたい人のアピールポイント
志望動機にも使える、サーバーサイドエンジニアになりたい人のアピールポイントについて解説します。
- 経験やスキルを盛り込む
- 企業を選んだ理由を明確に記載
それでは一つずつ見ていきましょう!
ポイント①:経験やスキルを盛り込む
サーバーサイドエンジニアとして、サーバーに関する知識と経験だけでなくネットワーク全体のシステム構築やセキュリティ、インフラなど幅広いITスキルと知識が求められます。
そのため、転職の際にはこれまでの実務経験や資格などをアピールすると効果的です。
実際に携わったシステムやどのようなプロジェクトに貢献してきたかなど具体的にアピールすることをオススメします。
自己分析をしっかりと行い、企業に入社した後に活かすことができるスキルや経験を盛り込みましょう!
ポイント②:企業を選んだ理由を明確に記載
単に働きたいというだけでは説得力に欠けるため、社風や製品などの企業分析をした上でその企業に対して魅力を感じた部分を書くようにしましょう。
注意点としては、自分の気持ちと反する理由とネガティブな理由を記載しないようにすることです。
本心に反したことを書くと面接の質疑応答の際と矛盾が生じ、選考から脱落してしまう可能性があるからです。
サーバーサイドエンジニアの書類選考に応募する際には、抜かりなく企業を選んだ理由をアピールするようにすると効果的です!
サーバーサイドエンジニア志望動機の例文
サーバーサイドエンジニアの志望動機について、以下の3つのタイプ別に解説します。
- 新卒からサーバーサイドエンジニアへ
- 別業種からサーバーサイドエンジニアへ
- 別のITエンジニアからサーバーサイドエンジニアへ
自分に当てはまる項目を確認してくださいね!
新卒からサーバーサイドエンジニアへ
大学ではITに関するサークルに所属し、LinuxなどのOSについて設定の工夫を行っています。貴社が手掛けたWebサービスに魅力を感じ、サーバーサイドエンジニアの職に応募しました。自分のスキルを活かし、貴社のシステムを安定して運用できるよう貢献したいです。
【ポイント解説】
ITに関する経験がある学生であれば過去の開発経験や資格と応募する企業のサービスを関連づけさせてアピールすると良いでしょう。
別業種からサーバーサイドエンジニアへ
私はこれまで事務職をしてきましたが、サーバーサイドエンジニアの方の専門的な仕事ぶりを目にする機会があり、サーバーサイドエンジニアに興味を持ちました。また、独学でもサーバーの仕組みやPHPなどのプログラミングについて知識習得に励み、実際に自分でWebサーバーを立ち上げて運用してきた経験もあります。入社後は、これまでの経験やスキルを使って、早期に現場で活躍したいと思います。
【ポイント解説】
前職での経験やスキルをどのようにサーバーエンジニアとしての仕事に活かしたいかを、アピールする内容になっています。
未経験者であっても、独学でプログラミングを学んだり、ウェブサイトを構築したような経験がある場合には書いておきましょう。
別のITエンジニアからサーバーサイドエンジニアへ
私は、これまで〇年間SEとして従事してきました。私は前職においてクラウドサービスにおけるネットワーク構築を担当しておりました。より社会的なプロジェクトに携わりたいと考え、そのような案件を多く手掛けておられる貴社を志望しました。
【ポイント解説】
これまでエンジニアとして働いた経験がある方であれば、その際の経験やスキルからサーバーエンジニアとして活かせそうなものを志望動機に盛り込みましょう!
また、その企業で働きたい理由や大規模なプロジェクトに携わっていきたいという今後の展望を交えて記載することも大切です。
サーバーサイドエンジニアの志望動機に悩んだら転職エージェントを活用しよう
サーバーサイドエンジニアの志望動機に悩んだ時はエージェントを利用しましょう。
- IT求人ナビ
- 外資系・IT系のハイクラスな転職なら【アクシスコンサルティング】
- エンジニアのための転職エージェントサービス【Tech Stars Agent】
- IT・Web転職特化エージェント【レバテックキャリア】
それでは一つずつ紹介していきます!
オススメのエージェント①:IT求人ナビ
「IT求人ナビ」は業界最大大手のIT業界に特化した転職エージェントです。
フリーランスや転職、未経験などそれぞれ求職者のタイプ別でサービスが提供されています。
また、キャリアコーディネーターが、経歴や業界の動向などを考慮し、過去の事例をふまえてアドバイスがもらえます。
気になる方は、以下の記事にて口コミや評判を確かめてみましょう!
オススメのエージェント②:外資系・IT系のハイクラスな転職なら【アクシスコンサルティング】
「アクシスコンサルティング」はコンサルに特化した転職エージェントです。
創業20年を超え、支援した転職志望者の数が約7万5,000名以上にのぼってますので、実績も十分で信頼できるエージェントと言えます。
サーバーサイドエンジニアからキャリアパスを考える方にオススメのエージェントです!
以下の記事にて、実際に面談を受けた感想や内容を記載しているのでご確認ください!
オススメのエージェント③:エンジニアのための転職エージェントサービス【Tech Stars Agent】
「Tech Stars Agent」はITやWeb、ゲーム業界の「エンジニア」に特化した転職エージェントです。
また、コンサルタントは業界経験者のみなので、求職者の特性と企業の特性を考慮し、それぞれに合う企業を紹介してもらえるメリットがあります。
入社後のミスマッチも1%以下に抑えることができていることから、丁寧なサポートであることがわかります。
ゲーム業界のインフラ事業に興味がある方にオススメのエージェントと言えます!
オススメのエージェント④:IT・Web転職特化エージェント【レバテックキャリア】
「レバテックキャリア」は、特にITエンジニア経験のある20・30代の転職に強みを持つ転職エージェントです。
キャリアアドバイザーによるカウンセリングや書類添削、面接対策まで一貫したサポートを受けることができます。
取引企業も業界屈指で、応募が殺到する優良ベンチャー企業や新規サービスの中堅メンバーを募集中の企業など非公開求人が多数用意されています。
まとめ:サーバーサイドエンジニアは狙い目!志望動機を明確にして就職転職しよう
今回、サーバーサイドエンジニアの志望動機の書き方について徹底的に解説してきました。
サーバーサイドエンジニアの適性として、責任感の強さや物理的な作業が好きなどの項目が挙げられました。
今回紹介した適性やアピールポイントを盛り込んで、ひと味異なるサーバーサイドエンジニアの志望動機を書きましょう!