「JavaScriptってどういうプログラミング言語なの?」
「JavaScriptで出来ることが知りたい!」
この記事では、JavaScriptに関する基礎知識や出来ること、メリットについて初心者向けに丁寧に解説します。
これからプログラミングを学ぼうと考えている方やプログラミングに興味がある方は、ぜひ最後まで読んでくださいね!
JavaScriptとは?
JavaScriptとは、Google ChromeやSafari、Internet Explorer、Microsoft EdgeといったWebブラウザ上で動作するプログラミング言語です。
JavaScriptによって、画像が飛び出てくるように見えたり、マウスの動きによるアニメーションなどとWebサイトに動きをつけることができます。普段何気なく見ているWebサイトで、JavaScriptが用いられています。
また、フロントエンドエンジニアを目指す人であれば、JavaScriptは必ず習得しておかなければなりません。
さらに詳しく見ていきましょう!
JavaScriptの基礎知識
JavaScriptの基礎知識について解説します。
- 複雑なアプリ構築可能
- サーバとのやり取り可能
それでは一つずつ見ていきましょう。
基礎知識①:複雑なアプリ構築可能
JavaScriptでは複雑なWebアプリの構築が可能です。というのも、JavaScriptはフロントエンドとサーバーサイドのどちらも開発できる言語なので、Webアプリの作成に適したプログラミング言語だからです。TwitterなどのSNSやチャットのような本格的なアプリ開発ができます。
基礎知識②:サーバとのやり取り可能
JavaScriptでは、サーバーと通信して情報を取得することもできます。例えば、検索フォームに入力したキーワードの候補の表示やチャットメッセージの表示ができるようになります。JavaScriptは、ブラウザ上で動くためフロントエンドとサーバーサイド間でやりとりを行える言語です。
独学でもJavaScriptを学ぶことはできる?
結論から申し上げますと「未経験でもJavaScriptプログラミングは独学で習得可能」です。理由として、以下のように考えられます。
- 参考書やWebサイトなど学習する手段が豊富だから
- 比較的簡単なプログラミング言語だから
まず、未経験者向けにJavaScriptプログラミング用の学習教材が山ほどあります。参考書やUdemy、無料のWebサイトなど自分に合った教材を選ぶことができるでしょう。Udemy講座については参考記事をまた、JavaScriptは他のプログラミング言語と比較し初心者でも取り組みやすい言語もあります。日本語のサイトも充実しているため、エラーや疑問がすぐに解決できるので、挫折をすることも防ぐことができます。
つまり、学習環境や教材などの環境構築に気をつければ、ITスキルがなくてもJavaScriptプログラミングの独学はできると言えます。
JavaScriptの需要と将来性
JavaScriptの需要と将来性は今後どうなるのでしょうか。結論から申し上げますと、「JavaScriptの需要は高く、将来性も期待できる」と言えます。これから具体例を踏まえながら丁寧に解説していきます。
JavaScriptの需要
JavaScriptはWeb系のフロントエンド開発では世界標準で普及している言語です。フロントとサーバーサイドどちらにも活用できる汎用性も高く、PHPやJavaといった他の言語と組み合わせての開発も可能です。
また、多くの既存サービスにJavaScriptが使われているため、新規開発だけでなく改修でも利用されています。これらの特徴から、WebサービスやWebアプリなどでトレンドとなっている言語のため、需要は今後もますます加速していくことが予想されます。
JavaScriptの将来性
「TIOBE」によると、JavaScriptの人気は7位と全プログラミング言語のうち上位に位置しています。
JavaScript単体ではあまり役に立たないスキルですが、フロントエンドエンジニアを目指すのであれば、HTMLやCSS、サーバーサイドエンジニアであれば、JavaやPHP、Rubyというようにほかの言語と併用してJavaScriptを扱えると良いでしょう。活躍領域の広いJavaScriptは今後の将来性も高いと見込んでいます。
JavaScriptでできること
JavaScriptでできることは以下の通りです。
- ポップアップ表示
- Webアプリ開発
- スマホアプリ
- チャットボット
それでは一つずつ見ていきましょう。
出来ること①:ポップアップ表示
ポップアップ画面には、JavaScriptが利用されています。
例えば、Webサイトを利用しているときに、「上書きしますか」などの確認の際や注意喚起として自動的に別のウィンドウが表示されます。ポップアップ表示はJavaScript機能として現在でも多く使われています。
出来ること②:Webアプリ開発
チャットのようなブラウザ上で動くWebアプリは、HTML/CSS/JavaScriptを使って作成することができます。
具体的には、以下のような複雑な機能を実装することができます。
- 画面切り替え
- ボタンを選択すると該当箇所へ移動する
- 複数枚の画像をスライド表示
- 追加するボタン
このようなWebアプリの作成は、フロントサイドとサーバーサイドそれぞれで異なる技術が使用されています。そして、それらはJavaScriptで制御され、ブラウザの画面で入力したデータをサーバーサイドに送られる仕組みとなっています。
出来ること③:スマホアプリ
最近では、ブラウザ以外でJavaScriptを活用することが増え、そのひとつがスマホアプリ開発です。もともとスマホアプリは、JavaやSwift、objective-Cなどのプログラミング言語でよく開発されていました。これらのプログラミング言語では、AndroidかiPhoneどちらかに対応したアプリしか実装できず開発者にとっては非常に不便です。
一方で、JavaScriptのスマホアプリ開発用のフレームワーク「React Native」では、AndroidとiPhoneのどちらにも対応したスマホアプリを開発できます。
スマホアプリ版のFacebookやInstagramは、React Nativeで開発されたスマホアプリとして有名です。
出来ること④:チャットボット
サーバーサイドではJavaやRuby、PHPなどのプログラミング言語が用いられていましたが、Node.jsが開発されたことによって、サーバーサイドでJavaScriptが活躍できるようになりました。
このサーバーサイドでJavaScriptを動かすことができる「Node.js」によって、簡単なチャットボットを作ることができます。また、Node.jsを活用すれば、Webアプリだけでなく、モバイルアプリやデスクトップアプリも作ることができます。
JavaScriptを学べるおすすめのスクール
JavaScriptを学べるおすすめのスクールについて紹介します。
- テックアカデミー
- CodeCamp
- 侍エンジニア
それでは一つずつ見ていきましょう。
おすすめのスクール①:テックアカデミー
Tech Academy(テックアカデミー)の特徴は、通過率10%の選考に合格した現役エンジニアの講師によるマンツーマン授業を受けることができることです。
また、コースも他プログラミングスクールを圧倒する豊富なラインナップがあります。
テックアカデミーでは、プログラミング初心者用の「はじめてのプログラミングコース」が提供されています。
口コミや評判について現役エンジニアの目線からまとめているので、参考記事をチェックしてみてくださいね!
おすすめのスクール②:CodeCamp
CodeCamp(コードキャンプ)は、自分に合った講師を好きに選択できる独自のシステムがあります。
また、チャットで気軽に現役エンジニアと相談できる「キャリアTalk」や転職エージェントサービスなど転職支援サポートも充実しています。
CodeCamp(コードキャンプ)のデザインコースでは、「レスポンシブデザイン」について学ぶことができます。
具体的には、写真加工・画像作成ツールによる素材作成から、webサイトのデザインやレイアウトを調整するスキルです。
しっかりと、Webデザインに関するコーディングスキルを磨きたい方にオススメのスクールです。
おすすめのスクール③:侍エンジニア
侍エンジニアでは、現役エンジニアとのマンツーマンレッスンによりプログラミング基礎からオリジナルポートフォリオ作成まで指導してもらえます。
特に、現役のエンジニアと交流ができるイベントが定期的に開催されるため、初学者の挫折を防ぎ継続的にモチベーションを維持することができます。
口コミや評判について参考記事をチェックしてくださいね!
JavaScriptを使用するメリット
JavaScriptを使用するメリットについて解説します。
- 作業を効率化できる
- Webサイトが作れる
- 初心者でも始めやすい
それでは一つずつ見ていきましょう。
メリット①:作業を効率化できる
JavaScriptは作業を効率化したい人にもおすすめです。JavaScriptを使えば、GoogleChromeの拡張機能のようなブラウザ上での作業を快適にするための便利な拡張機能やWebアプリを開発できます。
「GoogleChromeの拡張機能を使ってるけどもっと便利にしたい」と感じている人は、自作してみてもいいかもしれませんね。
メリット②:Webサイトが作れる
JavaScriptは複雑なWebサイトを作成するなら欠かすことができないプログラミング言語といえます。多くのWebサイトはJavaScriptとHTML・CSSから構成されています。
最近では、簡単にオリジナルのWebサイトを作成できるWordPressのようなサービスも増えています。しかし、JavaScriptが使えば、より自由にWebサイトのデザインや動作を好きなようにカスタマイズできるメリットがあります。
メリット③:初心者でも始めやすい
JavaScriptは人気がある言語なので、学習環境や教材が揃っています。そのため、他プログラミング言語と比較し初心者でも始めやすいというメリットがあります。さまざまな教材があれば、自分に適したものを選ぶことができます。Udemyや参考書など口コミなどを参考に自分が勉強する気になる教材を選びましょう。
JavaScriptエンジニアの年収と案件の単価
JavaScriptを使うエンジニアの想定年収はスキルと分野によって幅はありますが、400~1,000万円の範囲となっています(レバテックキャリア調べ)。また、JavaScript案件の月額単価は最低で20万円、最高で125万円となっています(レバテックフリーランス調べ)。
高い案件には、「開発実績3年以上あり」「React、React Naitive、Angular、Vue.js、Node.jsなどのライブラリやフレームワークを使いこなせるスキルあり」などの条件がついていることが多いそうです。年収アップのためには、JavaScriptのフレームワークを使った開発経験やマネージメントを積むことが重要です。
JavaScriptの基本知識まとめ
今回、JavaScriptに関する基本知識について解説してきました。
- 複雑なアプリ構築可能
- サーバとのやり取り可能
JavaScriptを勉強しようと考えている方は、ぜひおすすめのUdemy講座を参考にして今すぐにでも始めてくださいね。ITスキルを身に着けてスキルアップを目指しましょう!