データベースエンジニアが持つべき資格「AWS認定データベース」という資格をご存知でしょうか。
この記事では、AWS認定データベースの試験内容や試験対策について徹底的に解説します。
また、データベースエンジニアにオススメの資格についても紹介しています。
未経験からデータベースエンジニアを目指す方やデータベースエンジニアとしてスキルアップを図りたい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね!
AWS認定試験とは?
AWS認定試験とは、世界的なクラウド環境サービスAWS(Amazon Web Services)が提供する認定プログラムのことです。
2021年現在で11種類の試験があり、大別して4つのレベルに分けられます。
コース名 | 分野 |
基礎コース | Certified Cloud Practitioner |
アソシエイト(中級) | ・デベロッパー ・ソリューションアーキテクト ・SysOpsアドミニストレーター |
プロフェッショナル(上級) | ・ソリューションアーキテクト ・DevOpsエンジニア |
専門知識 | ・機械学習 ・セキュリティ ・データアナリティクス ・アドバンストネットワーキング ・データベース |
AWS認定データベースとは?
AWS認定データベースとはどのような試験なのでしょうか。
- 受験概要
- 受験対象者
- 認定される能力
上記項目について、一つずつ確認しましょう!
受験概要
AWS認定データベースは、AWSのデータベースサービスに関して幅広い専門知識を有しているかどうかについて検証します。
受験概要は以下の通りです。
問題形式 | 複数選択の全65問 |
実施形式 | テストセンターまたはオンラインプロクター試験 |
試験時間 | 180分間 |
受験料金(税別) | 30,000 円 |
言語 | 英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字) |
また、出題される問題とその比率は以下の通りです。
分野の詳細については、試験ガイドをご覧ください。
分野 | 出題の比率 |
ワークロード固有のデータベース設計 | 26% |
デプロイと移行 | 20% |
マネジメントとオペレーション | 18% |
モニタリングとトラブルシューティング | 18% |
データベースセキュリティ | 18% |
受験対象者
AWS認定データベースでは、データベース分野における最低5年間の経験やAWSを使う実践的な業務における最低2年間の経験がある者を対象としています。
認定される能力
AWS認定データベースに合格すると、以下の項目が認定されます。
- AWSデータベースサービスの各主要機能と、それぞれの違いを理解する
- AWSサービスを使うデータベースソリューションを適切に提案および設計するために必要事項と要件を分析する
AWS認定データベースに合格するための対策
AWS認定データベースへ一発合格するために、オススメの対策は以下の通りです。
- 公式のサンプル問題
- Udemyで学習
- 公式の模擬試験
それでは一つずつ確認しましょう。
対策①:公式のサンプル問題
どのようなレベル感なのかザッと確認するために、1度はサンプル問題を解くことをオススメします。
サンプル問題で9割以上理解することができれば、合格間違いなしと言えるでしょう。
対策②:Udemyで学習
Udemyで勉強するなら「Ultimate AWS Certified Database Specialty」がダントツでオススメです!
英語音声&字幕の教材になりますが、本番の試験に出てくる要点をしっかり解説してあるため買う価値がある教材です。
ベストセラーにもなっているため、実績も十分です。
ただし、この教材だけで完結するのは難しく、模擬試験で実践的な練習を積むようにしましょう。
対策③:公式の模擬試験
参考書やサンプル問題で学習した内容が通用するかどうか、受験前最後の確認として模擬試験を受講しましょう。
模擬試験は、1回4,000円(税別)で受講することができます。
ただし、回答がなく答え合わせは自分でしなければならないので注意してください。
何度も解き直して、自信をつけましょう!
データベースエンジニアにオススメの資格
データベースエンジニアにオススメの資格を3つ紹介します。
- データベーススペシャリスト
- Oracle認定Javaプログラマ
- PHP技術者認定
それでは一つずつ確認していきましょう!
資格①:データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストは、データベースの技術的な専門知識を有することを証明する国家資格です。
膨大なデータを管理しパフォーマンスの高いデータベースシステムを構築する能力を測ります。
この資格は、顧客のビジネスに活用できるデータ分析基盤を提供しなければならないデータベース管理者やインフラ系エンジニアを目指す方に最適です。
情報処理技術者試験のスキルレベル4(最大4まで)に認定されており、高難度の資格と言えます。
資格②:Oracle認定Javaプログラマ
「Oracle認定Javaプログラマ」は、Javaを使うエンジニア 向けの民間認定資格です。
企業システムやクラウドサービス、スマートデバイスなどで活用されるアプリケーション開発の生産性向上に重点を置いています。
また、bronze・silver・goldの3つの階級があり、プログラミング未経験者向けの入門資格からJavaアプリケーションを十分理解した中上級者向けの資格までそろっています。
こちらの資格の詳細については、参考記事にて丁寧に解説しています。
資格③:PHP技術者認定
「PHP技術者認定」は、PHPのスキルを有している証明となる唯一の資格です。
2021年現在、PHP5技術者認定初級試験・PHP7技術者認定初級試験・PHP5技術者認定上級/準上級試験の3つの試験が提供されています。
問題は、主教材であるオライリー・ジャパン「初めてのPHP(PHP7対応版)」などの本から出題されるため、勉強しやすい特徴があります。
また、学割が適用できる資格なので、データベースエンジニアを目指す学生にもオススメできる資格です。
詳細は参考記事にて解説しているのでご確認くださいね!
AWS認定データベースまとめ
今回、AWS認定データベースの試験対策について解説してきました。
- 公式のサンプル問題
- Udemyで学習
- 公式の模擬試験
これらの対策を徹底するだけで、未経験からでも十分合格できると言えます。
また、今回紹介した資格についても取得し、スキルアップを目指しましょう!