Webマーケターへの転職を考えているんだけど、Webマーケティング業界の将来性はどうなんだろう?
これからも伸び続けるのかな?
AIが出てきて仕事が無くなったりしないかな?
このような疑問を感じて、Webマーケターの将来性を検索していただいたと思います。
結論から言うと、Webマーケティング業界の将来性はめっちゃくちゃあります。
本記事では、将来性抜群だと考えているWebマーケティング業界について、解説します。
1Webマーケティング業界の今後・将来性を市場動向から考察
Webマーケターは将来性はあります。間違いなくこれからも伸び続けると思います。
まずは現状を把握しましょう。このグラフは、日本の広告費推移を示したものです。
注目して欲しいのは赤線のインターネット広告費なのですが、ずっと右肩上がりで伸び続けていますよね。
2019年にはテレビ広告費を抜いて、主要マスメディアの中で最も広告費が大きい媒体になりました。
Webマーケティング業界の成長ポテンシャルを考察
こちらは国内のEC化率を示したグラフです。
2019年時点で、国内のEC化率は6.79%です。
食品などは、まだまだ店舗で購入する人が多いのが現実です。
一方で、EC先進国である中国は、2019年のEC化率が36.6%です。そして、今後さらに伸び続けることが予想されています。
もちろん日本と中国は違いますが、日本も中国のようにEC化率が高まると考えることができます。
Webマーケティング人材は不足している
ここまで「Webマーケターの需要は増え続けるはずだ」という話をしてきましたが、一方で人材は不足しています。
複業・副業マッチングサービス「KAIKOKU(カイコク)」を運営する株式会社BLAMが2020年に行った調査によれば、9割以上のマーケターが人材不足を感じているようです。
マーケティング業務に携わる100名を対象にマーケティング人材に関する調査した結果、9割以上(98%)のマーケターが自社の人材不足を感じていることが分かりました。
特にマーケティング全体の戦略を設計できる人材が不足していると感じる人が半数以上(51%)となっています。
業種ごとに見ても事業会社(48.4%)、代理店(57.1%)問わず、戦略設計担当者の不足が顕著な結果となっており、マーケティング業界を通して人材育成が求められています。
Webマーケティング自体が比較的新しい仕事なので、経験者が少なく、特に実績ある優秀な人材を採用するのが難しくなっています。
そして、何か調べようと思った時に気になるのが「やめとけ」という人の量です。
Webマーケターも例外なく、やめておけと言われる職業でもあります。もちろん、魅力的な部分も多く、トッププレイヤーになれば年収1000万円を超える人材になることも可能です。
「Webマーケティングがやめとけと言われる理由と後悔する理由7つ」でも解説していますが、後悔する人も多い職業なので、自分に適性があるかをきちんと確かめてから、スキルを身につけるようにしても遅くはないですね。
AIが進化するとWebマーケティングの仕事は無くなるか?無くなりません!
「AIの発達で仕事はなくなるの?なくなる仕事となくならない仕事を紹介」と言う記事でも解説していますが、AIの発達と共になくなる仕事があるのも事実です。
では、Webマーケターという仕事はなくなる仕事なのでしょうか?
結論から言うと、Webマーケティングの仕事は無くなりません。AIの活躍により、誰でも成果を出せるような環境は出来上がってきますが、その設定を行うのは人間です。
Webマーケティングの分野でAIを使用している一例をあげると、広告配信の最適化があげられます。
コンバージョン(設定した目標)が取れそうなユーザーをAIが見極めて、効率のいい配信をAIがしてくれる機能です。
昔は人間がすべて厳密にチェックしなければいけなかったので、職人的なスキルが必要だったのですが、今はAIのおかげで、誰が担当しても一定のクオリティで配信できるようになりました。
一定のクオリティで配信できると言っても下記の内容は人間が決めなければなりません。
- 配信する媒体は何か?GoogleなのかFacebookなのか?
- Googleの中でもリスティングなのか、ディスプレイなのか?
- リスティングを出すなら、どのキーワードで、どんな広告文にするのか?
- 予算配分はどうするのか?
- 入札戦略は何か?
人間が広告配信プロセスの上流工程を整えた後、初めてAIが効率的な配信を考えてくれるのです。
どんな分野でも同じだと思いますが、あらゆるプロセスをAIで代替するのは不可能です。
AIは便利なツールの1つにすぎません。
今後伸びるのは動画マーケティング
Webマーケティングといっても、いろんな手法があります。
例えば、検索エンジンマーケティング、SNSマーケティング、動画マーケティングなどです。
この中で今一番伸びているのは「動画」です。
2020年の動画広告市場は、昨年対比114%の2,954億円に達する見通しとなっていて、2021年には3,889億円、2024年には6,856億円に達する見込みです。
つまり動画広告市場は、2020年から4年間で2倍以上成長する見込みです。すごいですよね。
最近は有名芸能人がどんどんYouTubeに参入していますし、80歳のYouTuberが誕生したりしているので、その成長ぶりを肌で感じますよね。
動画編集スキルについて気になった方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
優秀なWebマーケターになるには、マーケティングスクールがおすすめ
優秀なWebマーケターになるには、マーケティングスクールで学ぶことをおすすめします。
- カリキュラムに沿って学べる
- 転職支援が得られる
- 挫折しにくい
と言うメリットがあります。
テックアカデミー
テックアカデミーでは、技術力とコミュニケーション能力がある現役エンジニアがマンツーマンでサポートします。効果的な広告プランニングと運用を行い、Webサイトを成長させられる力が身につきます。
テックアカデミーのオンラインオリジナル学習システムを使って、自ら学習を進めていきます。カリキュラムは最新情報をすぐにアップデートできるよう、テキストベースで作成されています。
また、知識を学び・使え雨量になるために手を動かしながら実践的に出稿プラン・広告運用などを学びます。着実にスキルが身につきます。
デジプロ
デジプロでは、個人で仕事をするために大きな武器となるスキルを身につけられます。良いものを作り、Web広告運用によってより多くの人に商品・サービスを届けられるようなスキルを見つけます。
時間や場所にとらわれないWeb広告運用のスキルを身につけることで自分に合った働き方を実現できます。生徒一人ひとりに現役のWebマーケターがパーソナルトレーナーとして継続的に学習できるようサポートしてくれます。
Webマーケティングの疑問点を解消できます。卒業後も、継続して相談できるプランもあります。
マケキャンbyDMM.com
マケキャンは、実務を想定したカリキュラムを現役のマーケターが講師として指導します。
2ヶ月間は基礎から応用までを集中的に学習し、3ヶ月目に広告代理店で働くマーケターとグループワークを実施し、即戦力として活躍できる能力を身につけます。反転授業の仕組みを取り入れているので、学習効率を上げることに着目しています。
動画コンテンツを活用したオンライン授業とスクールに通い実践的なワークを主体とするオンライン授業を組み合わせたハイブリッド学習により実務で使えるスキルを取得できます。
Wannabeアカデミー
実務特化型のカリキュラムがある点が、Wannabe academyの強みです。受講期間中は、シュミレーションではなく、Googleアナリティクスの分析レポート作成・Google広告、Facebook広告の運用を実践する体験学習ができます。
また、回数制限を設けず、何度でも補講を受けられます。資格取得まで徹底的にサポートしてもらえるのでおすすめです。3ヶ月の授業受講後、卒業課題となる「クライアントワーク」「資格試験」や「実務研修の参加」などから、実務経験が積めます。最長7ヶ月のサポートを受けられます。
WEBMARKS
WEBMARKSは、初心者・未経験者でも受講後にSEOマーケターとして独立を目指せます。毎週2~3時間の動画コンテンツ+αでSEOを学習できたり、実践型課題添削サポート学習などがあったり、と着実にスキルが身につきます。
法人企業のWebマーケター(Web担当者)となるために必須であるSEOに特化したマーケティングコンサルの一連の流れを身につけられます。『就職コース』、『フリーランス養成コース』、『就職+フリーランス両取りコース』という3種類のコースから選択できます。
まとめ:Webマーケターの将来性は抜群で、需要がある
Webマーケティングの知識は短期間で身につけられるので、未経験からWebマーケターに転職する人も増えています。
今の仕事の将来に不安がある方、稼げるスキルを身につけたい方は、ぜひWebマーケターへの転職を検討してみてください。