ネットワークエンジニアの志望動機を例文入りで解説【責任感が大切】

ネットワークエンジニアの志望動機を例文入りで解説【責任感が大切】
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「ネットワークエンジニアの書類選考に受かる、志望動機が知りたい」

「ネットワークエンジニアになりたい!どんな人が適性なの?」

この記事では「ネットワークエンジニアの志望動機」について、いくつかの例文を紹介します!

また、志望動機を書く前の準備事項やネットワークエンジニアとしての適性があるかどうかについても解説します。

ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

目次

ネットワークエンジニアとは?

そもそもネットワークエンジニアとはどのような仕事なのかまとめました。

  • ネットワークエンジニアの仕事内容
  • ネットワークエンジニアの年収
  • ネットワークエンジニアとインフラエンジニアの違い

それでは一つずつ確認していきましょう!

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムの導入や設計、構築、保守、運用を担当します。

具体的には、まずクライアントからヒアリングした要望をもとに、コストや納期を踏まえつつネットワーク構成図や仕様書を作成します。

次に、設計書に基づき、通信機器やソフトウェアの設定、ケーブルの配線などを構築していきます。

最後に、実際にネットワークを運用し、機器の設定変更や構成変更などに対応します。

そして、継続的にネットワークの監視や障害が発生した場合の対処などを行います。

ネットワークエンジニアの年収

ネットワークエンジニアの年収について「dodaの平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)」を参考にまとめました。

技術職全体平均年収 平均年収 男性平均年収 女性平均年収
452万円 455万円 473万円 358万円

ネットワークエンジニアの年収は、ちょうどエンジニア職の平均並といったところです。

ネットワークエンジニアとインフラエンジニアの違い

一般的にネットワークに特化したエンジニアのことを「ネットワークエンジニア」、ネットワークからサーバー、ハードウェアまでインフラ構築に必要な業務全般に対応するエンジニアを「インフラエンジニア」と分けることが多いです。

ただし、ネットワークエンジニアとインフラエンジニアの明確な定義はなく、企業によって呼称や担当領域が変わるだけの場合もあります。

ネットワークエンジニアに求められる適性

ネットワークエンジニアに求められる適性とは何があるのでしょうか。

以下の3つの項目について解説します。

  • ネットワークやサーバーに関する知識があるか
  • 責任感があるかどうか
  • ネットワークエンジニア関係の資格があるか

それでは一つずつ見ていきましょう!

適性①:ネットワークやサーバーに関する知識があるか

ネットワークエンジニアとして活躍するためには、ネットワークやサーバーに関する知識や経験が必須となります。

まず押さえておきたいのは、TCP/IPに関する知識とOSI参照モデルの知識です。

つまり、TCP/IPを構成するプロトコルである「IP、ICMP、TCP/UDP、SMTP、Telnet、SSH、HTTP」やOSI参照モデルの3〜7層については最低限理解しておきましょう。

また、近頃はクラウドサービスの普及により、セキュリティやオンプレミス、SDNやネットワーク制御に用いられるOpen Flowなどの知識や経験も必要になってきます。

ネットワークやサーバーの知識が豊富にある人や興味がある人は、ネットワークエンジニアに向いていると言えます!

適性②:責任感があるかどうか

ネットワークに不具合や障害などのトラブルが起きると、システム全体の業務が停止してしまうなどの大きな影響があります。

ネットワークエンジニアはそのような最悪の事態が起こらないように、責任感を持ってネットワークの運用・保守を行う必要があります。

そのため、もともと責任感が強い方は、ネットワークエンジニアに向いていると言えるでしょう。

適性③:ネットワークエンジニア関係の資格があるか

ネットワークエンジニアに相応しい資格がいくつかあるので、以下の表にて紹介します。

特にIT未経験者は、資格を取得することがネットワークエンジニアとして活躍できる第一歩となります!

ネットワークスペシャリスト試験 ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークの設計開発や管理に関する能力を測るためのネットワークに特化した資格です。ネットワーク関連のシステムの要件定義をはじめ、システム設計や構築、運用といった能力をもつ証明になります。ただし、日本の国家試験である情報処理技術者試験の中でも、最も高い難易度のスキルレベル4に相当する国家資格です。そのため、スペシャリストのネットワークエンジニアへのキャリアアップに直結しますが、取得難易度が高いため最終目標として取得を目指しましょう。
基本技術者試験 基本情報技術者試験は、各分野のエンジニアが取得を目指す国家資格です。ITに関連する基礎知識やC言語などのプログラミング、経営に関する知識など幅広く問われます。また、ネットワーク関連の出題例も多く、ネットワークエンジニアとしての基礎技術をもつ証明にも役立ちます。ITの基礎知識が網羅的に問われるため、ネットワークエンジニアとしてキャリアを確立したいなら最初に取得したい資格の一つと言えます。
CCNA シスコ技術者認定資格である「CCNA」は、メーカーなどの自社製品に関する操作技術や知識の有無を資格化した「ベンダー資格」です。ネットワークエンジニアにとって登竜門と言える資格であるとともに、世界基準の資格になっています。試験内容は、ネットワークの基本からプログラミングまで、基礎知識全般を問われます。
情報セキュリティスペシャリスト試験 情報セキュリティスペシャリストは、サイバーセキュリティに関する情報の提供や調査、分析、評価、指導などを行い、サイバーセキュリティの維持向上が目的の資格です。求められる技術力と知識力、難易度は情報処理技術者試験制度のスキルレベル4と同等の難関資格です。資格の取得によって、セキュリティコンサルタントなどへのキャリアパスの道を開くことができます。
LinuC LinuCは、クラウド時代の即戦力エンジニアであることを証明する技術者認定です。試験内容は、サーバー構築・運用・保守に求められるLinuxについての技術や知識だけでなく、クラウドやオープンソースについてのリテラシー、アーキテクチャーの基礎的理解などが問われます。ネットワークやインフラ系の知識や技術力を証明するのに役立つ資格です。
LPIC ベンダーやメーカーに依存しない中立なLinuxの技術者認定資格です。レベルは3段階あり、LPIC-1ではLinuxのシステムやサーバーの基本的な構造や操作、基礎知識、LPIC-2ではシステム管理やサーバー構築などの応用問題が出題されます。ネットワークエンジニアはネットワークの運用にLinuxサーバーを使う場面がよくあるため、Linuxへの理解を深めることができるLPIC資格は取得しておくと良いでしょう!

これらの資格を取得しているだけで、転職市場で有利に働きます。

ネットワークスペシャリスト・CCNA・基本情報技術者試験についてさらに詳しいう知りたい方は、参考記事を確認してくださいね!

ネットワークスペシャリスト試験とは。取得するメリットと勉強方法について紹介。
CCNAとは?資格内容を紹介!どれくらい勉強が必要なの?
今取得しておくべきIT資格とは?エンジニア・マネージャ向け資格も紹介【就活・転職を有利に】

ネットワークエンジニアの志望動機を書く前の準備事項

ネットワークエンジニアの志望動機を書く前に、準備しておくべきことについて解説します。

  • ネットワークエンジニアを目指す動機や目標を明確にする
  • 応募する企業を選んだ理由を明確にする
  • 経験やスキルをまとめる

何事も準備が肝心です。一つずつ丁寧に確認しましょう!

準備事項①:ネットワークエンジニアを目指す動機や目標を明確にする

いざ採用が決まってから仕事のミスマッチが起きないように、予めどのようなネットワークエンジニアになりたいかや目指す動機・目標を明確に決めておきましょう。

どうしてエンジニア職の中でもネットワークエンジニアになりたいのか、自分の実体験を踏まえて志望動機を書くことができると尚更良いです。

ネットワークエンジニアとして「将来的にどのようなエンジニアになりたいか」など、自分の目指したい方向性を決めておきましょう!

準備事項②:応募する企業を選んだ理由を明確にする

ネットワークエンジニアを募集している企業が複数ある中で、企業を選んだ理由を記載しましょう。

理由を洗い出すためには、企業情報やIRから徹底的に情報を収集し、その企業ならではの理由を探します。

例えば、社員のスキルアップ支援制度を積極的に導入している、ネットワークエンジニアの資格取得を推進しているなどが挙げられます。

ポイントとして、会社の規模や知名度、福利厚生だけでなく、さまざまな角度から企業分析を行うことが大事です!

準備事項③:経験やスキルをまとめる

ネットワークエンジニアに関連する技術やスキルについてまとめましょう。

既にネットワークエンジニアとしての資格やスキル、経験があれば、今までどのようなネットワークを扱ってきたかなどと即戦力として働けることがアピールポイントとなります。

一方で、未経験者はネットワークエンジニアに必要なスキルを習得していない人がほとんどなので、いかにスキルアップに対して意欲的かをアピールしましょう。

このように経験やスキルを志望動機を作成する前にまとめると、目標や目的、行きたい企業についても自ずと明確になっていくメリットがあります。

ネットワークエンジニアへの志望動機

準備が整えばあとは志望動機を書くだけです。

以下のタイプ別に分けて、それぞれの志望動機を解説していきます。

  • 未経験からネットワークエンジニアを目指す人
  • IT経験者からネットワークエンジニアを目指す人
  • 就活生でネットワークエンジニアを目指す人

早速確認していきましょう!

志望動機①:未経験からネットワークエンジニアを目指す人

前職では事務職をしておりましたが、ネットワークの障害時にトラブルを解決するネットワークエンジニアの方の仕事ぶりに驚き、同じような仕事ができるようになりたいと感じました。

貴社であれば入社1年目から設計・構築の経験ができると聞き、早期にネットワークについて実践力を身に付けることができる点に魅力を感じました。

現在はネットワークやサーバーに関する書籍を読み、CCNAの試験勉強と並行して学習中です。入社できた際には、技術力の高いネットワークエンジニアとして貢献していきたいと考えています。

【ポイント解説】

前職がITとは異なる職種の方は、しっかりと志望動機と応募する企業で働きたい理由を述べましょう。

スキルや経験についても習得中のものがあれば尚更説得力が増します。

志望動機②:IT経験者からネットワークエンジニアを目指す人

私はプログラマーとしてこれまで技術と経験を積んで参りましたが、将来的に専門性を高めていきたいと考え、転職を決意いたしました。貴社を志望した理由としまして、より社会的な影響力の大きな仕事をしたく、公共案件の多い貴社に魅力を感じたからです。

現職のプログラマーという仕事の中で、社内の課題に対してもっと効率化できないかということを常に考えて参りました。貴社の一員となることができれば、システムの提案や開発に貢献したいと考えております。

【ポイント解説】

以下の3点は必ず盛り込むようにしましょう!

  • なぜ転職をしようと考えたのか
  • 応募した動機
  • 今後どのように貢献するか

志望動機③:就活生でネットワークエンジニアを目指す人

私が貴社を志望した動機は、日本のIT業界にて圧倒的な実績と技術力、シェアを誇り、IT業界をリードし続けてきた点に魅力を感じたからです。ITは専門ではありませんが、在学中にCCNAを取得するなどネットワークエンジニアになるための勉強をスタートしました。貴社に就職することが出来れば、ITの知識を深め社会に役立つインフラの構築に貢献したいと考えています。

【ポイント解説】

就活生であれば、これまで築いてきた成果や身につけたスキルを評価してくれる企業は多いです。

関連資格の勉強に取り組んでいるといったエピソードがあれば書きましょう!

ネットワークエンジニアの志望動機に悩んだら転職エージェントを活用しよう

ネットワークエンジニアの志望動機に悩んだ時は、エージェントを利用すると効率的です。

  • IT求人ナビ
  • 外資系・IT系のハイクラスな転職なら【アクシスコンサルティング】
  • エンジニアのための転職エージェントサービス【Tech Stars Agent】
  • IT・Web転職特化エージェント【レバテックキャリア】

オススメのエージェント①:IT求人ナビ

「IT求人ナビ」は業界最大大手のIT業界に特化した転職エージェントです。

フリーランスや転職、未経験などそれぞれ求職者のタイプ別でサービスが提供されています。

また、キャリアコーディネーターが、経歴や業界の動向などを考慮し、過去の事例をふまえてアドバイスがもらえます。

気になる方は、以下の記事にて口コミや評判を確かめてみましょう!

参考:「IT求人ナビ 転職」の口コミ・評判を徹底レビュー

オススメのエージェント②:外資系・IT系のハイクラスな転職なら【アクシスコンサルティング】

「アクシスコンサルティング」はコンサルに特化した転職エージェントです。

創業20年を超え、支援した転職志望者の数が約7万5,000名以上にのぼってますので、実績も十分で信頼できるエージェントと言えます。

サーバーサイドエンジニアからキャリアパスを考える方にオススメのエージェントです!

以下の記事にて、実際に面談を受けた感想や内容を記載しているのでご確認ください!

参考:アクシスコンサルティングの評判は?実際に面談を受けてみました

オススメのエージェント③:エンジニアのための転職エージェントサービス【Tech Stars Agent】

「Tech Stars Agent」はITやWeb、ゲーム業界の「エンジニア」に特化した転職エージェントです。

また、コンサルタントは業界経験者のみなので、求職者の特性と企業の特性を考慮し、それぞれに合う企業を紹介してもらえるメリットがあります。

入社後のミスマッチも1%以下に抑えることができていることから、丁寧なサポートであることがわかります。

ゲーム業界のインフラ事業に興味がある方にオススメのエージェントと言えます!

オススメのエージェント④:IT・Web転職特化エージェント【レバテックキャリア】

「レバテックキャリア」は、特にITエンジニア経験のある20・30代の転職に強みを持つ転職エージェントです。

キャリアアドバイザーによるカウンセリングや書類添削、面接対策まで一貫したサポートを受けることができます。

取引企業も業界屈指で、応募が殺到する優良ベンチャー企業や新規サービスの中堅メンバーを募集中の企業など非公開求人が多数用意されています。

まとめ:志望動機を明確にしてネットワークエンジニアを目指そう!

今回、ネットワークエンジニアの志望動機や適性、資格について徹底的に解説してきました。

ネットワークエンジニアになるためには専門的な資格はもちろんのこと、責任感も大切です。

今回紹介した志望動機を参考にして、オリジナルの志望動機を作ってみてください!

ネットワークエンジニアの一歩を踏み出しましょう。

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