「源泉徴収票は退職代行を利用しても受けることができるの?」
「退職代行で源泉徴収票を受け取る方法が知りたい」
この記事では、退職代行サービスを利用した源泉徴収票などの書類受け取り方法について解説します。また、退職代行サービスを利用する流れや利用後についても解説します。
それでは早速見ていきましょう。
源泉徴収票とは?
源泉徴収票とはそもそもどのような用途があるのでしょうか。
- 転職先に提出する
- 確定申告で使用する
これらについて一つずつ解説していきます。
源泉徴収票の用途①:転職先に提出する
転職するときに源泉徴収票が必要となります。具体的には、1年の途中で転職をする場合に、転職先に源泉徴収票を提出します。源泉徴収票は前の職場で退職時に交付されます。
源泉徴収票は、転職先で年末調整をしてもらうときに、前の職場による源泉徴収額と合算しなければならないので、必ず発行してもらうようにしましょう。
源泉徴収票の用途②:確定申告で使用する
自分自身で確定申告するときにも必要となります。具体的には、1年のうちに転職する場合や年末調整がある会社員で年収が2,000万円を超える場合、副業による所得が20万円を超える場合が挙げられます。
発行してもらった源泉徴収票一つ、確定申告の時期まで大切に保管しておきましょう。
退職時に源泉徴収票を貰う方法
退職時に源泉徴収票を貰う方法は以下の2通りです。
- 退職代行業者を介して会社に郵送の手配をしてもらうようにお願いする
- 源泉徴収票不交付の届出を税務署に提出する
それでは一つずつ見ていきましょう!
方法①:退職代行業者を介して会社に郵送の手配をしてもらうようにお願いする
源泉徴収がおこなわれる条件を満たし、かつ源泉徴収票が交付されていない場合は、雇い主に交付を依頼することができます。そのため、退職代行業者を利用して会社に郵送の手配をしてもらうことも可能です。
また、雇い主は源泉徴収票の交付義務があるため、応じなければ所得税法違反にあたる可能性があります。
方法②:源泉徴収票不交付の届出を税務署に提出する
「源泉徴収票不交付の届出」とは、源泉徴収票が会社から従業員に交付されない場合に、税務署に対して行う手続きです。
この手続きによって、税務署から会社に源泉徴収票を交付するように指導が入ります。
退職代行サービスを利用する流れ
退職代行サービスを利用する流れについて解説します。
- 無料相談する
- 申し込み&支払い
- 退職手続きを代行してもらう
- 書類などを郵送してもらう
それでは一つずつ見ていきましょう!
流れ①:無料相談する
「即日退職したい」「会社の人と会うのも話すのも嫌だ」「有給をすべて消化して辞めたい」などの要望を相談しましょう。多くの退職代行サービスでは、LINE・メール・電話にて24時間365日受け付けています。また、無料で相談できるところも多いです。
流れ②:申し込み&支払い
退職手続きが完了するまでの流れの説明を聞き、納得すれば依頼しましょう。そして、入金完了後、LINEかメールなどで振込完了の連絡を行います。
流れ③:退職手続きを代行してもらう
相談内容をもとに退職に必要な連絡を代行してもらいます。
退職が完了するまで、電話・メールにて回数無制限で対応してもらえる安心サポートがある場合が多いです。
流れ④:書類などを郵送してもらう
会社に退職を承諾してもらえたら、退職に関する書類が自宅へ郵送されます。退職届を作成し、返却物と一緒に職場へ郵送しましょう。ここで、源泉徴収票・社会保険資格損失証明書・離職票・年金手帳等の必要書類の話も通してもらいましょう。
退職後の必要書類が届けば、無事退職完了となります!
退職代行を利用した後はどうなる?
退職代行を利用した後はどうなるのか解説します。
- 退職届けを出して待つだけ
- 会社から損害賠償請求をされるリスクは限りなく少ない
- 退職代行の利用は転職先へ周知されない
それでは一つずつ見ていきましょう。
退職届けを出して待つだけ
退職代行サービスを利用した後は、代行が無事に実行され退職届を勤め先へ郵送すれば完了です。
また、最近では退職届のテンプレートを無料で配布している場合も多く、最小限の手間で済みます。
余計な事務作業もなく、簡単に退職できます。
会社から損害賠償請求をされるリスクは限りなく少ない
「退職代行を使って急に退職するなんて規約違反だ!訴訟を起こすぞ」などというように、脅されるのではないかと不安な方も多いのではないでしょうか。
実際は、裁判沙汰にする方が金銭的にも時間的にも企業にとって損失が大きいため、退職代行サービスを利用したところで訴えられる心配もありません。
あらゆる退職代行サービスの口コミからも、訴訟を起こされたというような内容は確認できませんでした。
退職代行の利用は転職先へ周知されない
退職代行を利用したことを、転職先または親にも知らされることはありません。退職代行の使用は個人情報として扱われるからです。また、成人していれば親の了承なく退職代行が実施されます。
基本的に退職代行サービスを利用したことは誰にも知らされないので、安心してください。
顧問弁護士や弁護士が監修するおすすめの退職代行業者
顧問弁護士や弁護士が監修するおすすめの退職代行業者について紹介します。
- 弁護士法人みやび
- わたしNEXT
- 退職代行Jobs
- 男の退職代行
それでは一つずつ見ていきましょう!
おすすめの退職代行業者①:弁護士法人みやび
弁護士法人みやびの退職代行サービスでは、弁護士の方が企業と直接やりとりするため有給消化・残業代・退職金・未払い給与を請求または交渉することができます。また、24時間対応で全国どこからでも対応してもらえます。金銭的な請求をしたい方にオススメの退職代行サービスです。
口コミや評判については参考記事をご確認下さいね!
おすすめの退職代行業者②:わたしNEXT
「わたしNEXT」は、100以上の検査項目におよぶ厳正な審査をクリアした優良退職代行サービス事業者にのみ与えられるJRAAの「特急認定」を取得しています。その分、退職できなければ全額返金保証や無料の転職サポートなど、とても充実したサービスが提供されています。
また、後払い・クレジットカード・キャリア決済・デビットカードなどさまざまな支払い方法に対応しています。
気になる口コミや評判については参考記事をご確認下さいね!
おすすめの退職代行業者③:退職代行Jobs
退職代行jobsは「合同労働組合ユニオンジャパン」と連携しているため、会社との交渉が可能です。「退職代行会社は認めません」「損害賠償請求します」というような高圧的な態度を会社がとった場合でも対応してもらえるメリットがあります。また、無料の求人紹介サービスや引っ越しサポートなど転職活動のフォローまでサポートしてくれます。
現金での後払いが可能なのも嬉しいポイントです。
口コミや評判、特徴については参考記事をご確認下さいね!
おすすめの退職代行業者④:男の退職代行
「男の退職代行」は、男性の退職代行に特化したサービスを展開しています。退職できなければ全額返金保証や無料の転職サポートなど、とても充実したサービスが提供されています。
また、後払い・クレジットカード・キャリア決済・デビットカードなどさまざまな支払い方法に対応しています。
口コミや評判については参考記事をご確認下さいね!
まとめ:退職代行を利用しても源泉徴収票は受け取れる
今回、退職代行サービスを利用して源泉徴収票を受け取れるのかどうかについて解説してきました。退職代行サービスを利用すれば会社に出社することなく、源泉徴収票や離職票などの書類を郵送してもらうことが可能です。
退職しようか迷っている方は、今回紹介した退職代行サービスを利用して一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。