動画編集ソフトは、数多く展開されています。無料のものから有料のものまで、自分が扱いやすい動画編集ソフトに巡り会うまでに時間がかかることもあることでしょう。
今回は、おすすめの動画編集ソフトを紹介します。仕事で活用できる動画編集ソフトはどういったものがあるのでしょうか。
身につけたい動画編集スキル
動画編集スキルとして身につけたいものは、次の4点が挙げられます。
身につけたい動画編集スキル
- カット
- テロップ
- 効果音の挿入
- サムネイルの作成
それぞれについて解説します。
スキル①:カット
動画に不要な部分を取り除く作業が「カット」です。使わない部分を切ったり、演者・出演者が喋り出す間を取り除く作業となります。10分の動画を作るため、2~3時間分の素材がある場面があるので、一番最初にカット作業をする必要があります。
カットによって、全体のテンポ感・面白さが決まるため基本中の基本となります。しっかり身につけて動画の芯を作りましょう。引き算の作業だからこそのセンスが問われます。
スキル②:テロップ
動画に合わせて文字を入力していく作業が「テロップ挿入」です。Youtube動画では、見やすくなるためにテロップが入っていることが多く、喋っている言葉を言い換えることもあります。
テロップが出る時間は限られているため、伝わりやすくする工夫が必要となります。言葉に限らず、強調したい文字を大きく表現したり、フォントを変えたりする工夫が必要です。この点もセンスなどが問われる場合があります。
また、テロップを出すタイミングについても考える必要があります。タイミングにぴったり合わせないと違和感があり、ある程度のセンスg亜必要となります。見やすく分かりやすい動画を作るためにもマスターしましょう。
スキル③:効果音の挿入
効果音やBGMは、動画内に音声ファイルを入れる作業も大切です。目立たせたいシーンに効果音を差し込むと動画にメリハリがつきます。またBGMなども、動画に合わせて流すと、雰囲気が高まるのでおすすめです。ごちゃごちゃした動画にならないように、注意が必要となります。音声の挿入なども必要になる場面があります。
視聴者が楽しめる動画を作るために身につけましょう。
スキル④:サムネイルの作成
Youtubeなどで動画をアップロードする場合、目に留まりやすい「サムネイル」を作ることで再生数が増える可能性があります。サムネイル作成も大切なスキルになります。サムネイルは、「Photoshop」で作っている人が多くいます。
動画編集ソフトの選び方
動画編集ソフトの選ぶ時のポイントを3つ紹介します。
動画編集ソフトの選ぶポイント
- 自分のパソコンのOSやスペック
- 必要な機能があるか
- 有料か無料か
それぞれについて解説します。
選び方①:自分のパソコンのOSやスペック
自分のパソコンは、WindowsかMacなのかOSを確認しましょう。OSによって、対応しているソフトが異なります。プロ向けの高性能ソフトを使おうと思ったらスペックの高いパソコンを使うことがおすすめです。スペックが低いパソコンだと動作が遅くなる場合があります。
また、体験版があるので購入前にパソコンにダウンロードをしてちゃんと使用できるか確認しましょう。
選び方②:必要な機能があるか
動画編集ソフトで、4Kへの対応や360度の動画編集ができる機能などがあるものを選びましょう。4K(3840×2160)サイズの入力・出力に対応している動画編集ソフトと非対応ソフトなどがあります。多くの動画は、フルHD(1920×1080)サイズのため、必須項目ではありませんが、今後あると良いでしょう。
あったら便利な機能
- 4K対応
- 360度(動画)
- アクションカメラ:手振れ補正・ゆがみ補正機能
- 縦動画
- 画面録画
- 自動編集
- DVD/Blu-ray:DVDやBlu-rayを焼く機能
選び方③:有料か無料か
動画編集ソフトには、無料で提供されているものと有料のものがあります。無料のソフトでは機能が少なかったり、企業ロゴが強制的に挿入されていたりします。一方、有料ソフトは、毎年バージョンアップがされるので使い勝手の良いものとなります。家庭用の相場は、6,000円~15,000円で、プロ用の相場は3万円以上あるといいと考えられています。
作りたい動画が、どういった内容のものかによって使うべき動画編集ソフトが異なるので、用途に応じたソフトを選ぶようにしましょう。
おすすめの動画編集ソフト
おすすめの動画編集ソフトを紹介します。
PowerDirector 20 Ultimate Suite 通常版
Ultra版のすべての機能に加え、本格的な動画の色彩編集が可能なColorDirector 10、音声編集やノイズの除去が可能なAudioDirector 12を搭載。エフェクト、テンプレートは1000種類以上、モリサワフォント10書体もあります。AI技術によるノイズ除去や音声編集、空の置き換え機能を新たに搭載されています。
Adobe Photoshop Elements 2022 & Adobe Premiere Elements 2022 (最新)|通常版|Mac対応|オンラインコード版
写真とビデオの編集を両方楽しみたい人におすすめのソフトです。2つのソフトウェアを1つにしたお得なパッケージとなっています。撮った写真と動画を1つの場所で簡単に管理できます。自動で簡単に動画と写真を編集できます。
VideoStudio Ultimate 2021 特別版
基本機能に備えた定番の動画編集ソフトです。Pro版の機能に、多数の限定エフェクト・高度な編集ツールが搭載されています。操作ガイド・写真素材・フォントなどを追加したものです。SNSで映える編集ができる他、4Kビデオに対応しています。
VEGAS Movie Studio 17 Platinum 特別版(最新)|Win対応
世界中の映画撮影所や放送局で使用されたVEGASテクノロジーをベースに開発された動画編集ソフトです。初心者でも迷わず動画制作が行えます。高度な動画編集ができ、ビデオトラックとオーディオトラックをそれぞれ無制限に追加できます。Platinum/Suiteはモーショントラッキングや360度映像の編集にも対応しています。
Wondershare FilmoraXビジネス版(商用ライセンス)(Windows版) 最新版動画編集ソフト 永続ライセンス |ワンダーシェアー
Filmoraは、商用利用にも対応する商用向けライセンスがあります。フィルター・オーバーレイ・トランジション・字幕・縦書き対応・タイトル編集・モザイクモーショント・カラーグレーディングなど無限のエフェクトで洗練されたシーンを演出できます。
まとめ:動画編集スキルを身につけて、稼げる動画編集のプロになろう
手始めに、自分の作ってみたい動画を作成するところから挑戦を始めてみましょう。様々な動画編集ソフトがあり、自分に合うソフトに出会うのは時間がかかるかもしれませんが、自分に合う機能性が高い編集ソフトを活用することで稼げるプロになれる可能性が上がります。