現代では、IT技術の進歩などにより様々な業務が効率化され、職場内の生産性向上を今まで以上に意識するようになったという企業が増えています。
特に、職場内の連絡・情報共有・情報管理については、どの企業も常に最善の手段を模索している状況です。
このような経緯から、数多くのビジネス用ツールが開発され、現代のビジネスシーンにおいて業務効率の改善に一役買っています。
そんな多種多様なビジネス用ツールの中から、今回はStockというタスク管理ツールをご紹介します。
このStockというツールについて、機能についての概要や他のツールと比較した際の特徴、さらには利用者の口コミや料金体系など、あらゆる要素について解説します。
記事の後半では、生産性がグッと上がるStockの使い方も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
Stockは誰でも簡単に無料で使いはじめられるツールなので、この記事を通してStockに魅力を感じたら、ご利用のPCやスマホにインストールしてみてはいかがでしょうか。
\ タスク管理するならStock /
ストック型タスク管理ツールStock(ストック)とは
Stockとは、PCやスマートフォンで簡単に情報共有ができるビジネスツールです。現在ではビジネス向けのコミュニケーションツールやファイル管理ツール、タスク管理ツールなどが数多く存在していますが、Stockはこれまでにありそうでなかった画期的なビジネスツールだといえます。
Stockの特徴は、テキストや画像データをチャットツールのような操作感で手軽に共有できることと、共有された情報を「ノート」として見やすくまとめてストックしておけるため、必要な情報をすぐに引き出せることです。
さらに、情報をまとめた「ノート」に対して納期などの期日を設定できるため、このStock1つで「チャット」「ファイル管理」「タスク管理」の3役をこなせてしまう万能ツールなのです。
従来のチャットツールには、情報を共有しても新しいコメント投稿に埋もれてしまうという弱点がありました。
とはいえ、情報が埋もれてしまわないようにファイル管理ツールで情報共有するのでは、ちょっとしたアイデアのメモなどをいちいちファイル化しなければならず、非常に手間がかかります。
両ツールの弱点を補う機能を持ち合わせているStockは、あらゆるビジネスシーンに必要とされる待ち望まれていた情報共有ツールといえるでしょう。
ストック型タスク管理ツールStock(ストック)の特徴
出典:Stock(ストック)|チームの情報を最も簡単に残せるツール
ビジネスシーンで広く使われているコミュニケーションツールといえば、Slackが有名です。
Stockとよく似た名前のツールですが、SlackはStockよりも早くリリースされ、現在では75万社を超える企業が利用しているポピュラーなコミュニケーションツールです。
組織内の業務連絡を円滑に行えるツールとして多方面で重宝されているSlackですが、StockにはSlackにはない強みがあります。
Slackを使ってチーム内でプロジェクトに関するアイデアを出し合うなどといった場面があった場合、せっかくの良いアイデアも、他のプロジェクトの進捗報告や関連性のない連絡などの複数のコメントに紛れてしまい、探す手間がかかってしまうことがあります。
しかしStockなら、同じチーム内でプロジェクトごとに「ノート」として情報をまとめておけるので、あとから情報を探す手間が格段に少ないのです。
情報を整理して蓄積していくならファイル管理ツールでも代用できそうですが、Stockにはファイル管理ツールにはない利点もあります。
Dropboxなどのファイル管理ツールは、ファイル形式のデータを保存することを想定して設計されているため、メモなどのファイル形式になっていないデータは保存できません。
また、情報確認のために都度ファイルを開かなければならないため、アクセス性の悪さも業務効率へ影響を及ぼしてしまいます。
このような弱みをカバーしたいのなら、Stockがおすすめです。
Stockなら、チーム内の複数人の意見やアイデアをチャット形式で投稿することができ、やり取りしたコメントをそのまま「ノート」として保存しておけるので、ファイル化の手間がかかりません。
誰でも直感的に簡単に情報共有ができて、蓄積された情報を素早く確認できることがファイル管理ツールにはない強みです。
ストック型タスク管理ツールStock(ストック)の口コミ・評判
「自社に必要なコミュニケーションツール」
事業に取り入れるコミュケーションツールを色々と試用して検討した結果、Stockの機能性に魅力を感じている方の口コミを見つけました。
むむ!模索中ですが#Stock がいい感じかもしれない。
— 安田 大祐@リブレ(行政書士の組織化・福祉事業支援) (@Libre_Yasuda) January 29, 2020
議題ごとに確定情報まとめるノート機能があり、その議題ごとに議論をするチャットスペースがあり、議論の中で発生したタスク管理機能がある。
これか、これなのか?今自社に必要なコミュニケーションツールhttps://t.co/I5lkWqPsTJ https://t.co/5mUD3KhHE6
こちらの口コミ投稿者は元々ChatworkとTeamsを使っていたようで、これらのコミュニケーションツールと比較した上でStockに優位性を感じているようです。
コメントのとおり、Stockはノートとして情報をまとめた上で、そのノートについての意見交換をチャットでおこなうことができます。
さらに、ノートをタスク管理できる機能も付いているので、ビジネスに必要な複数の機能を網羅しているStockは、今後も様々な企業に必要とされるツールになるでしょう。
「Slackで話したことをStockにまとめて、深い話はStockのメッセージで」
Stockを含めた様々なビジネスツールを併用し、個々のツールの強みを最大限に引き出している方の口コミをご紹介します。
最近はこれで落ち着いてる。
— 小宮 大輔│illo LLC (@daisuke1120) December 6, 2018
タスク管理・情報整理:Stock
資料管理:Googleドライブ
リアルタイムチャット:Slack
Slackで話したことをStockにまとめて、Googleドライブの資料リンクをStockのノートに貼っておく。
そのノートに対する深い話はStockのメッセージで。
小規模なら全部無料でいける。
IT・Web業界を中心に、ビジネス向けコミュニケーションツールとして根強い人気のSlack。
プログラミングコードを書き込める点や、Googleドライブなどの外部システムとの連携ができる点がSlackの魅力です。
ただし、Slackで共有した情報はあとから投稿されるコメントなどによって流れていってしまうため、上記の口コミ投稿者は情報を整理して保管するためにStockを活用しているようです。
また、Stock内で作成したノートについての深い話をする際はStockのメッセージを利用し、「連絡」と「議論」によってツールを上手く使い分けているようですね。
「非常に良い目の付け所」
次にご紹介する口コミも、元々Slackを利用している方の口コミです。
恥ずかしながら、stockというアプリを全然知りませんでした。
— tera@リーマンハック (@tera07600046) September 8, 2020
これ、非常によいですね。
slackにもブックマークの機能はありますが、どうしてもタスク管理としては不向き。
非常に良い目の付け所だと思いました。
利用してみます!#stock https://t.co/NkI8UrrQoO
蓄積した情報をタスク管理できる点は、Stockの大きな強みです。
Slackのブックマーク機能では、共有されたファイルなどに「期限」を設定できないため、絶対に遅らせたくない大事なプロジェクトなどのタスク管理には不向きだといえます。
しかし、Stockなら蓄積した情報に日付だけでなく時間単位まで期限を設定することができ、繰り返しで期限を知らせてくれるリマインド機能も付いているので、しっかりタスク管理ができます。
なかなか他にはない機能を持つStockは、まさに「良い目の付け所」の新しいコミュニケーションツールといえるでしょう。
\ リマインド機能もあって安心 /
ストック型タスク管理ツールStock(ストック)の料金体系
本章ではStockの料金体系について解説していきます。
ここまでStockの概要や特徴、口コミを紹介してきたので、どの程度の料金で利用できるのか気になりますよね。
Stockの料金体系は大きく分けると「フリープラン」「ビジネスプラン」「エンタープライズプラン」の3種類があり、「ビジネスプラン」と「エンタープライズプラン」はそれぞれのプランの利用人数に応じて月々の料金が変動します。
フリープラン
チーム全員の合計金額 | 無料 |
基本機能 | ノート数:20ノート ストレージ:1GB |
情報管理 | なし |
セキュリティ | なし |
フリープランは、Stockの基本的な機能を無料で利用できる非常にお得なプランです。
ただし、作成できるノート数が「20」、ストレージ容量が「1GB」と利用可能なデータ量がかなり制限されています。
また、ビジネス運用で重要な「情報管理」や「セキュリティ」に関わる機能も利用できないため、注意が必要です。
ビジネスプラン
ビジネス5 (5人以下のチーム) |
ビジネス10 (10人以下のチーム) |
ビジネス20 (20人以下のチーム) |
さらに大人数で 利用する場合 |
|
---|---|---|---|---|
チーム全員の 合計金額 |
1,980円(税抜) /月 |
3,480円(税抜) /月 |
6,480円(税抜) /月 |
人数に応じて見積り |
基本機能 |
ノート数:無制限 ストレージ:30GB |
ノート数:無制限 ストレージ:80GB |
ノート数:無制限 ストレージ:150GB |
ノート数:無制限 ストレージ:250GB~ |
情報管理 |
・誤削除防止機能 ・情報アーカイブ ・閲覧のみ権限 |
・誤削除防止機能 ・情報アーカイブ ・閲覧のみ権限 |
・誤削除防止機能 ・情報アーカイブ ・閲覧のみ権限 ・バックアップデータ保持 |
・誤削除防止機能 ・情報アーカイブ ・閲覧のみ権限 ・バックアップデータ保持 |
セキュリティ | 2段階認証 | 2段階認証 | 2段階認証 | 2段階認証 |
ビジネスプランは、標準機能を使いたい企業向けのプランです。
フリープランとは異なり、最安のビジネス5でも作成できるノート数が無制限となります。
さらに、誤削除防止機能(ごみ箱)や情報アーカイブ(Oldフォルダ)などの情報管理機能も追加されるため、非常に使い勝手が良くなります。
エンタープライズプラン
エンタープライズ5 (5人以下のチーム) |
エンタープライズ10 (10人以下のチーム) |
エンタープライズ20 (20人以下のチーム) |
さらに大人数で 利用する場合 |
|
---|---|---|---|---|
チーム全員の 合計金額 |
4,800円(税抜) /月 |
9,800円(税抜) /月 |
19,800円(税抜) /月 |
人数に応じて見積り |
基本機能 |
ノート数:無制限 ストレージ:100GB |
ノート数:無制限 ストレージ:200GB |
ノート数:無制限 ストレージ:400GB |
ノート数:無制限 ストレージ:600GB~ |
情報管理 |
・誤削除防止機能 ・情報アーカイブ ・閲覧のみ権限 ・バックアップデータ保持 ・データエクスポート |
・誤削除防止機能 ・情報アーカイブ ・閲覧のみ権限 ・バックアップデータ保持 ・データエクスポート |
・誤削除防止機能 ・情報アーカイブ ・閲覧のみ権限 ・バックアップデータ保持 ・データエクスポート |
・誤削除防止機能 ・情報アーカイブ ・閲覧のみ権限 ・バックアップデータ保持 ・データエクスポート |
セキュリティ |
・2段階認証 ・シングルサインオン ・IPアドレス制限 ・ファイル添付禁止 |
・2段階認証 ・シングルサインオン ・IPアドレス制限 ・ファイル添付禁止 |
・2段階認証 ・シングルサインオン ・IPアドレス制限 ・ファイル添付禁止 |
・2段階認証 ・シングルサインオン ・IPアドレス制限 ・ファイル添付禁止 |
エンタープライズプランは、管理・セキュリティを強化したい企業向けのプランです。
ビジネスプランと比較すると、利用可能なストレージ容量が大幅に増えていることに加え、セキュリティ機能が多数追加されています。
また、情報管理機能に「データエクスポート」が追加されるため、Stock内でまとめたデータを自由にエクスポートできるようになります。
ストック型タスク管理ツールStock(ストック)のデメリット
デメリット1:Googleカレンダーと連携できない
2021年3月30日現在では、StockはGoogleカレンダーとの連携ができません。
また、Stock内でもカレンダー閲覧機能がないため、予定の確認がしづらいという弱点があります。
Google Playストアのレビューにもカレンダー機能を要望する声があり、Stock社はこのような意見に対して「Googleカレンダーとの連携などを検討している」との回答をしていますが、未だに実装はされていないようです。
チーム内で共有した情報をタスク管理できることがStockの強みのため、カレンダーでもタスクを確認できるようになるといいですね。
デメリット2:無料で使える機能は大きく制限される
画像やテキストファイルだけでなく、チャット形式のコメント投稿を「ノート」としてまとめておけるStockですが、無料のフリープランの場合は保管しておけるノート数が「20」となっています。
さらにストレージの上限も「1GB」とかなり少ない容量のため、ある程度の人数が集まるチームで利用する場合はすぐに上限いっぱいになってしまうでしょう。
しかし1980円~の有料プランに申し込むことで、使えるノート数が無制限となり、ストレージの容量も30GB以上になります。
また、有料プランに申し込むと、フリープランでは使えない様々な便利機能が使えるようになるので、仕事の効率を考えるなら有料プランに申し込むのがおすすめです。
ストック型タスク管理ツールStock(ストック)のメリット
メリット1:直感的で簡単に使える
Stockのこだわりの1つである「シンプルさ」。開発にあたって徹底的にシンプルさを追求しているため、大人数のチームで利用する際にITツールに不慣れな方がいたとしても、問題なく使いこなせる設計になっています。
職場のチーム内でビジネスツールを導入する際には、「使いこなせないメンバーがいる」ことが大きなネックになってしまうことがあります。
誰でも簡単に使えることを目指したStockなら、そのような心配をする必要がなく、導入したその日から業務の効率化を実感できるでしょう。
メリット2:様々なビジネスツールを1つに集約できる
Stockを使うメリットの1つは、様々なビジネスツールを1つに集約できることです。
従来のビジネスシーンでは、連絡を取り合うためのコミュニケーションツールに加え、情報共有のためのファイル管理ツール、さらにタスク管理するためのスケジューラ―やToDo管理ツールなどをいくつも併用していることが多く見受けられます。
それぞれのツールにしかない特性を有効活用するために、あえて複数のツールを併用しているのであれば別ですが、「連絡」「ファイルデータなどの情報共有」「タスク管理」といったアクション毎に、その都度利用するツールを切り替えるのはとても非効率です。
このような状況になってしまっている場合は、上記のアクションをマルチにこなせるStockを使うことをおすすめします。
ストック型タスク管理ツールStock(ストック)で生産性が上がる使い方
SlackのメッセージをStockに連携して保存
Stock活用術の1つとしてご紹介したいのが、Slackとの連携による情報のストックです。Slackは多くの企業で社内コミュニケーションツールとして利用されていますが、時としてメンバーが投稿した秀逸なアイデアや重要な業務連絡などが流れてしまうことがあります。
このような場合に、StockとSlackの連携機能が非常に有効です。
Stockの設定メニューからSlackとの連携機能を設定しておけば、Slackでやり取りした内容をワンクリックでStockに保存することができるので、1つの議題についてSlack上で交わしたメッセージを簡易的な議事録としてまとめておくことができます。
さらに、連携機能を設定しておくとStockでのメッセージ投稿があった際にSlack上でも通知されるようになるため、グループ内での連携がより強固なものになります。
社外のメンバーとStockで情報共有
Stockは、完全無料・人数無制限で社外のメンバーを招待することができます。
クライアントや取引先の関係者とStockを使ってコミュニケーションを取ることで、取引上の依頼や確認事項、クライアントとの要望の擦り合わせなど、重要な連絡も流れていってしまうことなく分かりやすくまとめておけます。
また、自社とクライアントや取引先企業などがStockで連携した場合に、自社内の連絡が連携先に漏洩してしまうという心配もありません。
Stockではシチュエーションに応じて4種類の権限設定が可能となっており、クライアントや取引先企業へ1つのフォルダのみ公開したい場合は、「1フォルダゲスト権限」を設定しておくとよいでしょう。
「1フォルダゲスト権限」での招待であれば、ゲストは指定した1つのフォルダにしか参加できないため、他のフォルダを閲覧されて自社内の情報が漏洩してしまうということはありません。
ただし、「1フォルダゲスト権限」はフリープランでは利用できないため注意が必要です。
メールをStockに自動転送
最後にご紹介したいStockの便利な使い方が、メールの自動転送です。
事前に設定をしておくことで、GmailやOutlookなどで受信したメールを自動でStockに転送することができます。
この自動転送機能を活用することで、届いたメールをStockで期限設定できるため、メーラーだけでは見落としがちな顧客やクライアントからの問い合わせ対応を漏らすことなく管理できます。
多くの顧客を抱えるサプライヤーやベンダーほど、問い合わせ対応の管理には手間がかかってしまいます。
そのような規模の大きい企業にこそ、特に重宝される機能ではないでしょうか。
気になったらまずは資料請求
今回は、ストック型タスク管理ツールStockの概要や口コミ、料金体系などについて解説しました。
SlackやDropboxなど、様々な業務効率化ツールが存在する中、Stockには今までになかった利便性があります。
「Slackなどのチャットツールでは情報が流れていってしまい、Dropboxなどのファイル管理ツールでは共有が面倒」
という業務上の悩みを、Stock社の代表が実際に感じていたことからStockの開発がスタートし、この悩みを解決できる今までになかったツールが完成しました。
「チャットでの連絡」「共有された情報やファイルなどの保管」「タスク管理」の3役をこなせる多機能性や、シンプルで使いやすいデザイン性など、あらゆるビジネスシーンに重宝される魅力が詰まっています。
まだ、どんなツールを導入したらいいか迷っているという企業の管理者の方には、ひとまずStockをフリープランで試験運用してみることをおすすめします。
Stock社のホームページより資料請求もできるので、まずは気軽に資料を手に取って検討してみてはいかがでしょうか。
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