リモートワークで経費にできるものって何?光熱費や通信費も経費にできる!?

リモートワークで経費を計上できるものは一体なんなのでしょうか。リモートワークだと、経費として計上することが難しかったり、できなかったりするイメージがあると思います。

今回は、リモートワークで経費に計上できるものを紹介しながら、経費に計上するメリットなどについても触れていきます。

目次

そもそも経費とは?

お金

経費とは、どういうものを指すのでしょうか。経費は、「事業で使用する費用」のことを指します。出張の交通費や宿泊費、商談で利用した会議室の使用料なども経費です。当然、経費には規定があります。この規定を破ると罰則が科せられることがあるので注意しましょう。

経費の対象となるもの

経費の対象となるものについて、一部を紹介します。

  • パソコン・プリンターなどの機器、ネットワーク回線料
  • 水道光熱費、住居費
  • 文房具等
  • レンタルオフィスの利用料
  • Zoomなどのオンライン飲み会

テレワークを行う時に必要なものは経費になるため、パソコンの機器に合わせて電気代なども仕事をするために使用していることから経費の計上ができます。詳しく解説していきます。

パソコン・プリンターなどの機器、ネットワーク回線料

パソコンやプリンターなど、リモートワークを行う上で必要な機器です。金額は、10万円を超える場合には減価償却が必要となります。反対に10万円以内であれば、一括で経費として計上できます。また、インターネット環境を整える必要があります。インターネット回線料を自宅使用分とリモートワーク使用分とで按分しなくてはいけません。その場合、時間単位で按分し、月額で計上する場合と、月々「〇円」とする場合があります。

非課税額を決める通信費の計算式:1か月分の通信費×(在宅勤務日数/その月の日数)×50%

減価償却費とは?

固定資産の取得にかかった費用の全額をその年の費用とせず、耐用年数に応じて配分しその期に相当する金額を費用に計上する時に使う勘定科目です。減価償却の対象となる固定資産を「減価償却資産」といいます。(引用元:減価償却費とは|「そもそも減価償却って何?」から図入りで分かりやすく

按分(按分計算)とは

基準となる数量に比例して、物を分けるという意味です。シェアしてしようしている場合に、各人で使用した分で金額を分けて計上する必要があります。

水道光熱費、住居費

パソコンを使用した時の電気代、冷暖房費用や、トイレの使用は水道代として経費となります。こちらも仕事分と家庭分とで分ける必要があります。おおよその時間で計算するなどしましょう。また、居住スペースの一部を仕事場として使用しているため、住居費なども経費計上が可能です。

非課税額を決める電気料金の計算式:
1か月分の電気代×(業務で使った部屋の床面積/自宅の床面積)×(在宅勤務日数/その月の日数)×50%

文房具等

仕事で使用する文房具についても、仕事で必要なものになるので経費として計上できます。レシートなどを忘れずに取っておきましょう。

レンタルオフィスの利用料

レンタルオフィスやコワーキングスペースなどを利用して仕事をすることもあると思います。自宅にネット環境が整備できていないなどの理由から自宅外で仕事をした場合、経費として計上できます。

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ハブスペ

Zoomなどのオンライン飲み会

取引先との円滑な関係を築くため大切な飲み会なので、Zoomなどの飲み会費用も経費として計上できます。Zoom飲み会のメンバーなどをしっかり記録しておく必要があります。項目としては、交際費になります。

経費の対象とならないもの

経費に含まれない費用について一部を紹介します。

  • 所得税・住民税
  • 社会保険料
  • 個人事業主の家族に対する給与
  • 私的に使用した費用

主に、個人的な税金や事業の収益に繋がらない費用も経費にはなりません。個人的なものについては、事業と関係がないため経費としての計上ができません。

経費の不正計上した時の罰則とは

経費を不正計上した場合、次のようなペナルティが科せられてしまいます。

  • 過少申告加算税:本来支払うべき税額より少ない金額で申告した場合、未納分に追徴課税として10%~15%が加算されます。
  • 重加算税:重加算税は、意図的に隠ぺいなどの不正行為を行った場合に科せられます。架空の経費を計上したり、領収書を偽造すると重加算税の対象になります。追徴課税として、35%~40%が加算されます。

経費が多いほど節税になるので、だんだんと判断が甘くなります。結果、私的な旅行や飲食を経費に含めて申告した結果、税務署の調査対象となるため、脱税として摘発されるかもしれません。

経費の経理処理の方法

電卓

リモートワークの経費処理する方法について以下の点を紹介します。

  • 経費の取り扱いを書面で確認
  • 経費の証明書について

経費の取り扱いを書面で確認

仕事用と家庭用と按分した場合、按分となる経費の種類を書面に記載し、按分する方法のルールも確認する必要があります。住居費については、使用している床面積に対する家賃の割合で計算するので、少々大変かもしれません。

経費の証明書について

按分した経費の確認書類(資料)として、自宅の電気使用料の控えなどをもっておきましょう。その他、水道代やネットワーク回線など、いくら実際にかかっているのか証明できる領収書などを保管しておくことで証明になります。

経費を計上することのメリット・デメリット

ポイント

経費を計上することのメリットとデメリットについて紹介します。

経費を計上するメリット

利益を出さないことには、仕事を続けることは難しくなります。その反面で、利益があることで税金を納める額が異なってきます。利益が増えていくことで、税額も増えていきます。仕事をしていく上で、収益になった経費から差し引いた額が利益です。経費として計上できる額が増えることで利益が減少となるので、結果的に節税に繋がります。

経費を計上するデメリット

経費が増えることのデメリットは、経費が増えすぎると赤字になってしまうことです。「経費で計上する」ことは、節税に繋がるのならプラスに思えますが、出費が増えている事実は変わりないので、注意が必要と言えます。また、経費に似つかわしくないものが計上されていると脱税を疑われるので、不安がある時は税理士に相談しましょう。

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まとめ:上手に経費で計上をして節税を目指しましょう。

人差し指を立てている女性

リモートワークでも、経費として計上できるものがあることをお分かりいただけましたでしょうか。リモートワーク中の業務では、経費として計上できるものが少ない印象もありますが、会社以外の場所で仕事をしているわけですから、遠慮なく経費として計上するようにしましょう。

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