フリーランスエンジニアを目指す方必見!プログラミング言語の需要動向

フリーランス

プログラミング言語には流行り廃りがあります。
人が使うコンピューターやツールには必ず変革があり、その時代では主流とされていたツールも、現在では使っていないということも。そのため、「以前は使用していた機械専用のプログラミング言語」などは廃れていくのが現状です。

結論から言うと、どのプログラミング言語を勉強すればフリーランスで活動できるか、答えはありません。前述した通り、プログラミング言語は時代により流行り廃りがあり、その次代で求められる言語は変わります。

しかし、それでも昔から長く使われている言語、需要も持ち続ける言語も存在します。

本記事では、約80年前から存在するプログラミング言語の歴史を振り返り、どんな時代変遷を辿り現在どのような言語が需要を持っているのかを詳しく説明します。

これからフリーランスエンジニアとして生計を立てたいと考えている方には必見の内容です。

流行り廃りがあるプログラミング言語の需要

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まず、結論から言うと、現在人気のプログラミング言語は、「Java」に代表される「オブジェクト指向」と呼ばれる言語やPHPやRubyなどの「スクリプト言語」です。では過去はどうだったのか?について解説します。

プログラミング言語の始まりは1940年代と言われており、現代まで様々な言語が開発され、その時代や需要に合わせた流行り廃りがありました。

私たちは普段言葉や表情、しぐさなどでコミュニケーションを取ります。しかし、機械は人間の言葉を理解することが難しく、機械でも理解できる言葉で指示を伝える必要があります。その機械でも理解できる言葉がプログラミング言語と呼ばれるものです。

1980年代にコンピューターが出始めた頃、銀行や官公庁で採用されていた機械は「ホストコンピューター」と呼ばれる機械です(現在でも一部の銀行や官公庁で使用されています。)

このホストコンピューターで使用されている言語は「COBOL」や「FORTRAN」と呼ばれる言語です。COBOLは今でも現役ですが、FORTRANはほぼ使っている現場はありません。

1990年代前半になると、ホストコンピューターからUNIXと呼ばれるOS(オペレーティングシステム)が主流になってきました。UNIXで使用されている言語はC言語と呼ばれ、C言語は現在もUNIXベースの端末では活躍しています。

1990年代後半から2000年代にかけて、ホストコンピューターやめてオープン化する会社が増えてきました。この頃から「インターネット」が主流となり、パソコンを購入したらウェブブラウザが標準搭載されるようになり、JavaやVB.netなどのオブジェクト指向言語。また、JavaScriptやPHP、Rubyなどのスクリプト言語が主流となりました。

2010年以降は機械学習やAIなどの技術が発達し、Pythonなどの言語が広く使われるようになっています。

このように、その時代や使われていたコンピューターの変革に併せてプログラミング言語も進化し、流行り廃りが出ています。

2020年フリーランスエンジニア市場の求人案件動向

レバテックキャリアが発表する「【2020年7月発表】プログラミング言語別求人案件ランキング」によると2019年度の求人数から見るプログラミング言語の需要ランキングは以下となります。

1位:Java

2位:PHP

3位:Python

4位:JavaScript

5位:Ruby

また、こちらのデータについては参照元であるレバテックキャリアが発表しているデータを元に言及しています。この順位が業界全体の傾向、プログラミング言語人気ランキングではないことをご了承ください。

Javaの求人数の割合が最も高い

レバテックキャリアが発表しているデータの通り、Javaの求人数割合が最も高い状態です。その理由として以下があげられます。

  • 勉強がしやすい
  • 大規模開発に向いている
  • フレームワーク化(制限)がつけやすい
  • プラットフォームを選ばない

Javaは勉強しやすい言語です。ただ、後述するHTMLやCSSに比べると学習の難易度は高いです。一般的なSierと呼ばれるシステム会社では、新入社員研修でJavaを習得させる会社も多くあります。

Javaは「オブジェクト指向」言語と言われる部類に属し、汎用性に優れています。ここでオブジェクト指向の詳しい説明は省きますが、オブジェクト指向の考え方がないと誰でも勝手に仕様を変えられてしまい、システムに不具合が生じる事になります。

Javaの需要が高い理由としては、COBOLなどで動いているシステムをリプレイス(刷新)する際に、同じ仕様でシステムを構築できることができ、大規模なシステムリプレイスでJavaが採用されることが多く、COBOLからのリプレイスでJava以外の言語を使用することが難しい現状があります。

また今後2020年代でのJavaの需要についてですが、前述した大規模なシステムのリプレイスが完全に終わっているわけではないので、まだまだ高需要が続くと予想されます。

参考URL:「【2020年7月発表】プログラミング言語別求人案件ランキング」:https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/606/

Javaに続いて求人数割合が高い言語はPHP

Javaの次に需要の高い言語はPHPです。PHPとはJavaに代表される「オブジェクト指向」言語とは違い、Webページを動的に動かすための「スクリプト言語」と呼ばれています。

PHPはスクリプト言語の中でも比較的習得しやすく、商用にかぎらずオープンソースのデータベース(MySQLなど)とも相性がいいため、Web開発の現場で古くから活用され現在も現役で使用されています。よく使われるシーンとしてはECサイトなどを思い浮かべていただくと分かりやすいと思います。

PHPがJavaの次に多く使われている理由として、「Web開発はPHP」とほとんどのWeb系の現場で使われていた歴史があります。最近ではRubyやjavascriptも増えてきていますが、世界中で使用されている「Wordpress」というプラットフォームはPHPが採用されていますので、今後の需要もまだまだ伸びることが予想されます。

参考URL:「【2020年7月発表】プログラミング言語別求人案件ランキング」:https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/606/

初心者フリーランスエンジニアは言語の需要だけで取得優先度を決めない

レバテックキャリアが発表するデータから言語別の求人需要の1位はJava、2位はPHPとお伝えしました。しかし、初心者のフリーランスエンジニアはこのデータだけで、言語習得の優先度を決めることはお勧めしません。

理由として以下があげられます。

・業務と並行して新しい言語の習得に挫折する可能性があるから

・自分の目指す方向、見識を深めたいツールを優先するほうが長く続くから

求人需要だけで言語習得の優先度を決めてしまうと、習得中に挫折する可能性が高くなります。Javaは確かに高需要で求人も多いです。しかしその分覚えないといけない構文が多く、クラスやメソッドなどもたくさんあり、初心者で挫折する人もいます。

例えば「BI系の仕事を取りたい」という人であれば、JavaよりもSQLやPythonを習得するほうがいいし、「組み込み系の仕事がしたい」ということであればC言語などを習得するほうが良いです。

求人需要も大事ですが、自分がどんなエンジニアになりたいかを考えて言語習得の優先度を決めましょう。  

フリーランスエンジニアに人気のプログラミング言語

フリーランスでエンジニアをしていると「どのプログラミング言語を習得すれば仕事が取れるだろう」という悩みが多いと思います。ここからはフリーランスエンジニアにお勧めする言語を、「プログラミング言語人気ランキング2020」より上位3つをご紹介します。

プログラミング言語人気ランキング

参考URL:プログラミング言語人気ランキング2020:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01068/111100003/

Python

フリーランスエンジニアにお勧めの言語の一つ目は「Python」です。Pythonはオープンソースで誰でも無料で使用することができます。最近ディープラーニングやAIの分野で使われているので、よく耳にするプログラミング言語だと思います。

Pythonは比較的初心者でも学習がしやすく、Javaなどではソースコードが膨大になりがちですが、Pythonは簡易なコードでWebサイトが動くメリットがあります。

今後家電や車にもAIが導入されていき、一般企業でもchatbotなどに代表される効率化ツールとしてAIの導入が増えると予想されます。その意味でもPythonはこれからの言語と言えます。

JavaScript

フリーランスエンジニアにお勧めの言語の二つ目は「JavaScript」です。JavaScriptは動的なWebサイトのほとんどで採用されています。たとえば、ロックのかかっているサイトに接続する際のパスワード認証や、ECサイトでクレジット決済の仕組みなどもJavaScriptで構築されています。

JavaScriptはクライアントサイドの言語の中ではほぼ1択と言っていいほどの需要があり、Web系の会社の案件を受注したいのであれば必須と言えます。

「WordPress」や「AWS」を利用したウェブサイトの構築にJavaScripttは無くてはならないもののため、今後も需要は高まると予想されます。

HTML/CSS

フリーランスエンジニアにおすすめの言語3つ目は「HTML/CSS」です。HTMLは「マークアップ言語」と呼ばれ、Webサイトのほとんどの画面に使用されています。また、CSSはWebサイトのデザインや見た目を作る為の言語で、基本的にはHTMLとCSSはセットで使用されます。

また、HTML/CSSは学習が簡単だと言われます。もちろんJavaやJavaScriptと比べると構文も単純で学習しやすい部類に入ります。しかし、全くの初心者の方はタグのつけ方などで躓きやすく、一概に簡単とは言い切れません。基本をしっかりと学習していないと、システム構築の際にバグが出てきても自分で直せない事態になりかねません。

HTML/CSSも簡単だと思わず、基本からしっかり学習することをおすすめします。

参考URL:「フリーランスエンジニアとして活躍しやすい技術とは?おすすめの8言語を紹介!」:https://flxy.jp/article/11527

今後需要が高まる?注目されているプログラミング言語

ここからは今後需要が高まる可能性があり、注目されているプログラミング言語を2つご紹介します。

Go言語

Go言語とは2009年頃にGoogleで開発されたプログラミング言語です。「Go」や「golang」とも呼ばれます

また、Go言語はGoogleが開発した言語であるため、Googlechomeで動作するWebサイトや別のシステムやWebページにGoogleMapを挿入する際などに使用するAPIも使いやすく、Go言語を習得しているエンジニアも少ないことから今後の需要に期待が持てます。

参考URL:Go at Google:https://talks.golang.org/2012/splash.article

kotlin

kotlinというプログラミング言語をご存じでしょうか?簡単に説明するとAndroidアプリ開発に使用されるJavaとも親和性が深い言語です。

kotlinをおすすめする最大の理由はJavaで構築したシステムの資産がそのまま使えるという点です。Androidアプリを構築するのであれば現状はkotlin一択です。スマートフォン市場もiOSとAndroidのシェアが大半な為、今後も需要拡大が見込まれます。

まとめ

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本記事では人気のプログラミング言語や今後注目されるプログラミング言語について解説しました。

  • 求人数が多い言語はJavaとPHP(レバテックキャリア発表データより)
  • フリーランスエンジニアに人気の言語はjavascript、Python、HTML/CSS
  • 今後需要高が見込まれる言語はGo言語、kotlin

どの言語が良いかは一概には言えません。エンジニアは常に勉強が必要な職種で、情報収集も重要です。自分がどんなエンジニアを目指すかをはっきりさせて、どのプログラミング言語を優先的に学習すべきか判断してください。

また、独学での学習が難しい場合はスクールに通ってみるのも良いでしょう。FreeksCodeShipといったプログラミングスクールならオンラインで受講することができるので、スキマ時間を使って効率よく学習することができるのでおすすめです。

コメント

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