【脱税に注意】パパ活で確定申告は必要？お手当の税金は贈与税・所得税！

最近よく耳にするのがパパ活という言葉。

近年では、税務署の情報収集能力も高くなり、脱税している人はすぐに見つかってしまいます。

本記事では、パパ活の収入を確定申告で申請する方法や、節税の方法について解説します。

＼ 詳しいことはわからないけど、きちんと確定申告したいなら ／

パパ活のお手当（収入）は税金の課税対象

パパ活とは、女性が男性とデートや食事、買い物をして、見返りに経済的援助をしてもらうことです。

結論からですが、パパ活は課税対象になると考えましょう。

パパ活で稼いでいる人は確定申告必須！

パパ活で高額なお手当をもらっている人ほど、課税対象になる可能性があります。

確定申告をしていなかった人は、パパに相談したうえで税理士事務所に行きましょう。

確定申告の方法は？

確定申告は、現在はスマホでも行うことができます。

とはいえ、確定申告ソフトを使えば、質問に答えるだけで確定申告書類が完成するので、確定申告ソフトを利用することをおすすめします。

＼ 詳しいことはわからないけど、きちんと確定申告したいなら ／

あわせて読みたい

確定申告はスマホでも出来る！マイナンバーがない場合もOK！ 本記事では、確定申告をスマホでできるかどうかを解説しています。実際のところ、確定申告はスマホのみでも可能です。もし、マイナンバーを持っていない場合でも、確定申告を行うことができます。e-taxを用いて、確定申告をする方法を写真付きで解説しています。簡単に確定申告したいなら、確定申告ソフトを使いましょう。

パパ活で考えられる税金は2種類

パパ活で課される可能性のある税金は2種類です。

パパ活のお手当の税金①：贈与税

贈与税とは、個人が財産をもらったときにかかる税金です。

1年間にもらった合計金額が110万円以上になれば課税となり、110万円よりうえの金額によって税率が異なるのです。

パパからのお手当は一般贈与財産です。かかる税率は以下の表を参考にしてください。

基礎控除後の課税価格	200万円 以下	300万円 以下	400万円 以下	600万円 以下	1,000万円 以下	1,500万円 以下	3,000万円 以下	3,000万円 超
税 率	10％	15％	20％	30％	40％	45％	50％	55％
控除額	‐	10万円	25万円	65万円	125万円	175万円	250万円	400万円

パパ活のお手当の税金②：所得税

OLやアルバイトなどの本業があり、副業であるパパ活の所得が年間20万円以上の場合、所得税がかかるので確定申告が必要です。

社会人であれば会社で年末調整をしてくれますが、副業であるパパ活で得た収入は自分で確定申告する必要があります。

ちなみに自分で負担したお金は確定申告する金額から引くことができる可能性があるので、金額の記録や領収書はきちんと保管しておきましょう！

課税される所得金額	税率	控除額
1,000円 から 1,949,000円まで	5％	0円
1,950,000円 から 3,299,000円まで	10％	97,500円
3,300,000円 から 6,949,000円まで	20％	427,500円
6,950,000円 から 8,999,000円まで	23％	636,000円
9,000,000円 から 17,999,000円まで	33％	1,536,000円
18,000,000円 から 39,999,000円まで	40％	2,796,000円
40,000,000円 以上	45％	4,796,000

自分で負担した金額ですが、例えばパパに会う前に美容院でヘアセットしたという場合は、ヘアセット代は経費になります。

しっかりと領収書をもらっておくようにしましょう。

パパ活が税務署にバレてしまう原因

税務署は、金融機関等の様々なところと連携して情報を集めています。

どんなところから情報を集めているのかみていきましょう！

国にバレる理由①：銀行振込の記録

パパからのお手当を銀行振込で受け取っている場合、税務署にチェックされている可能性があります。

パパが税理士さんや税務署から、この出金はなんのため？と聞かれた時にパパ活だと言ってしまうとバレてしまう原因になります。

国にバレる理由①：SNSなどで生活をオープンにしていた

パパにプレゼントを買ってもらったとき、インスタグラムなどSNSにアップしたくなりますよね。

特に高価なものの場合は、税務署の調査対象になる可能性が高くなるので注意しましょう。

国にバレる理由③：不動産など明らかに高価なものをもらった

パパが経営者などの場合に、パパ活で不動産など高価なものをもらった場合、税務調査がきっかけとなり分かってしまう場合があります。

明らかに高価なものをもらった場合は、確定申告をするようにしましょう。

パパ活で出来る節税

パパ活に節税はないと思っていませんか？

実は、工夫次第で節税することができます。

節税方法①：パパ活のお手当を年間110万円以内にする

お手当が贈与税に該当する場合、基礎控除額である110万円以下にすれば非課税になります。

つまり、月9万円に抑えておけば、贈与税を支払う必要がなくなるのです。

節税方法②：現金としてではなく、財産で受け取る

基本的にはおすすめしませんが、パパからのお手当をお金ではなく少額のプレゼントとして受け取ればバレない可能性もあります！

もし、110万円をちょっとオーバーしそうなら、コスメや洋服を買ってもらうことも検討しましょう。

パパ活の税金に関するよくある質問

パパ活をするためには納税について理解する必要があります。

今までパパ活してましたが確定申告しなくて大丈夫？

パパ活をしていたけれど確定申告をしていない方は、まず収入として得た金額を確認してください。

年間合計110万円以下で贈与税に該当するなら確定申告は不要ですが、超える場合は確定申告が必要です！

また副業としてパパ活をしている場合、年間20万円以上の所得になると所得税が課されます。

このまま税金を支払わなかったらどうなる？

税金を支払っていないことが発覚した場合、追徴課税という税金が発生します。

先延ばしにしないで確定申告をするようにしましょう！

車や不動産を買ってもらった場合は？

年間合計110万円以下相当の財産であれば非課税ですが、高額なプレゼントには注意が必要です！

ただし「社会通念上相当と認められるもの」は贈与税の対象外になります。例えばお歳暮、お年賀、お祝い・お見舞いのプレゼントには贈与税はかかりません。

とはいえ、誕生日に不動産（マンション）をプレゼントしてもらうというのは、「社会通念上相当と認められるもの」ではないので課税対象です。

しっかり確定申告をするようにしましょう。

複数のパパからお手当をもらった場合は？

贈与税は1年間でもらった金額の合計が110万円以上で課税されるので確定申告が必要になります。

つまり自分がパパ活で得た金額の合計が110万円以上なら課税対象です。

マイナンバーカードで脱税はバレますか？

2021年以降、新規口座開設する際にマイナンバーの適用を義務化する計画があります。

このようにマイナンバーの適用が進めば管理が厳密になるので、正直に税金を納めるのが一番です。

確定申告ソフトを使ってパパ活の収入を申告しよう

ここまでパパ活の確定申告の必要性について解説してきました。

とはいえ、確定申告は難しいものです。

そこで、おすすめするのが確定申告ソフトの利用です。確定申告ソフトを使えば、難しい確定申告も数時間で終わります。

freee：確定申告ソフトに迷ったらfreee!

「freee」はクラウド型の確定申告ソフトです。

質問に回答していくだけで、難しい確定申告の書類を作成できる点が他の確定申告ソフトとは違う点です。

確定申告を簡単に終わらせたいけど、難しい税制度を読み解く時間がないという人におすすめです。

サポートはチャットでのサポートが標準ですが、電話でのサポートプランもあります。

マネーフォワード

「マネーフォワード」はクラウド型の確定申告ソフトです。パソコンに何かソフトをインストールすることなく利用できます。

銀行口座、クレジットカード、通販サイトから明細を自動取得し、仕訳も行ってくれるので個人事業主の方におすすめです。

スマホからの確定申告も可能なので、簡単に確定申告を終わらせたい人はチェックしてみてください。

弥生シリーズ

「やよいの白色申告オンライン」「やよいの青色申告オンライン」は、利用している人も多く、信頼性やサポートの面でも高い評価を受けています。

登録した取引データを集計し、確定申告書類を作成することが可能です。

銀行明細やレシートのスキャンデータ、csvファイルなどを取り込むことができ、仕訳も自動で行ってくれます。

まとめ：確定申告をして、きちんと税金を納めよう。

いかがでしたか？

パパ活で収入を得ている人は、年間110万円を超える場合、きちんと確定申告を行いましょう。

脱税してしまったら、「知らなかった」ではすみません。特に、マンションなどの不動産をもらった人は注意しましょう。

＼ 詳しいことはわからないけど、きちんと確定申告したいなら ／

あわせて読みたい

確定申告はスマホでも出来る！マイナンバーがない場合もOK！ 本記事では、確定申告をスマホでできるかどうかを解説しています。実際のところ、確定申告はスマホのみでも可能です。もし、マイナンバーを持っていない場合でも、確定申告を行うことができます。e-taxを用いて、確定申告をする方法を写真付きで解説しています。簡単に確定申告したいなら、確定申告ソフトを使いましょう。