女性エンジニアは少ない?抱えている悩みとその対策【現役女性エンジニアの本音】

女性エンジニアは少ない?抱えている悩みとその対策【現役女性エンジニアの本音】
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エンジニア職だけで見ると、まだまだ男性の比率が90%以上の職場も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では女性エンジニア特有の悩みについて紹介します!

さらに、悩みに対する解決・対策方法もたくさん紹介しています。

現役の方だけでなくこれからエンジニアになろうか迷っている女性の皆さんに読んでほしい内容となっています!

それでは、早速見ていきましょう。

目次

女性エンジニアによくある悩みとその対策方法

女性エンジニアにとってあるあるな悩みと対策方法について解説します。

私自身も現役女性エンジニアなので、女性エンジニアの皆さんと一緒に共感できる内容となっています。

  • 悩み①:職場に女性が少ない
    • 対応①:男性社員と積極的にコミュニケーション
    • 対策②:仕事で成果を出しアピール
  • 悩み②:業界的に残業が多い
    • 対策①:自分の仕事が終わり次第切り上げる
    • 対策②:絶対に残業しない日を宣言する
  • 悩み③:健康上のトラブル
    • 対策①:30分に1回程度軽くストレッチをする
    • 対策②:日頃から運動を心がける
    • 対応③:栄養バランスを意識した食事
    • 対応④:目を意識的に休ませる
    • 対策⑤:靴下やタオルケット、カーディガンで身体を冷やさない
  • 悩み④:家庭との両立が難しい
    • 対策①:家族と相談する
    • 対策②:働き方を工夫する
  • 悩み⑤:キャリアの形成
    • 対策①:若いうちにキャリアやコネクションを築く
    • 対策②:自分の理想となる先輩に話を聞く

それでは、一つずつ見ていきましょう。

悩み①:職場に女性が少ない

2019年度に情報サービス産業協会により実施された調査内容によると、ITエンジニアの女性割合は平均で20%程度だそうです。

この結果からも分かる通り、まだまだ全体として女性エンジニアの数が少ないと言えます。

男性社会になりがちな職場で、女性エンジニアはどのように対策をすればいいのかについて解説していきます。

対応①:男性社員と積極的にコミュニケーション

将来的にエンジニアとしてスキルアップやキャリアアップを目指すのであれば、他の社員との関係性を良好に持っていくことが重要です。

そのためには、ランチや飲み会の席で積極的にコミュニケーションを取ったり仕事の合間を見計らい雑談を心がけましょう。

実際、著書「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」によると、成功している5トップ5%の社員の半分以上が自席での仕事時間が全体の2割未満という結果が出ているらしいです。

以上より、エンジニアとして成功するためには周りの男性社員との積極的なコミュニケーションが効果的と言えます。

対策②:仕事で成果を出しアピール

女性エンジニアというだけで、仕事が回ってこなかったりと露骨な女性差別を避けるためにも、仕事での実力を認めてもらうという手段も有効です。

積極的にプロジェクトに参加して、出来るだけ早めに成果を出しましょう!

悩み②:業界的に残業が多い

Geeklyの調査によると、IT業界の平均残業時間は「23.2時間」となっています。

全業界での平均残業時間は「10.5時間」なので、IT業界の残業時間は突出してながいことがわかります。

以下では、残業が多い問題に対する対策案を紹介します。

対策①:自分の仕事が終わり次第切り上げる

就業時間後居残っていればいるほど、仕事がふってきます。

そのため、自分の仕事のキリがいいところで帰宅するようにしてください。

上司や先輩が残っていても遠慮せず上がりましょう!

対策②:絶対に残業しない日を宣言する

周りを気にして1人帰るのが申し訳ない…という方は、あらかじめ用事があるので早く帰る必要がありますと軽く宣言するのもオススメです。

そうすることで、就業時間後に仕事を振られる可能性をなくすことにもつながります。

悩み③:健康上のトラブル

エンジニアの仕事は健康上のトラブルが発生しやすい環境のオンパレードです。

  • クーラーが効きまくった涼しい室内
  • 1日中座りっぱなしの業務
  • 日常茶飯事の残業
  • ブルーライト&ドライアイ

これらの悩みに対しての対策案について解説していきます!

対策①:30分に1回程度軽くストレッチをする

エンジニアの業務はデスクワークが基本なので、昼休み休憩以外は1日中座りっぱなしになりがちです。

そのため、血行が悪くなったり肩が凝ったりと身体の不調が出てきます。

そこで、30分に1回軽く腕を回したり伸びたりするなどのストレッチを心がけましょう。

仕事に対する集中力も上がるので、オススメです!

対策②:日頃から運動を心がける

会社と自宅との往復が唯一の運動になってくる人も多いと思います。

また、残業終わり終電近くで帰宅し、夜中にご飯を食べそのまま就寝という太る生活まっしぐらになることもしばしばです。

そのため、スリムな体型を維持するためにも日頃から運動をするようにしましょう。

フィットネスクラブに通う余裕のない方は、少し遠回りして帰ったり「Fit Boxing」などのゲームを使った有酸素運動もオススメです!

対応③:栄養バランスを意識した食事

手軽に済ませることができるコンビニ飯に頼ることも多くなります。

しかし、それでは代謝が悪くなるため太るコースまっしぐらです。

コンビニ飯でもサラダをプラスしたりと、栄養バランスに気をつけた食事を心がけるようにしてください。

対応④:目を意識的に休ませる

エンジニア職は、基本的に1日中パソコンを見る職業です。

そのため、ブルーライトに目が晒され目が疲れやすくなったりドライアイで目が乾燥して痛いなどと、目に関するトラブルが尽きません。

ブルーライトメガネをつける、乾燥する前に目薬を指すといった基本的なケアだけでなく、休憩時間にホットアイマスクで目を温めることもオススメです!

対策⑤:靴下やタオルケット、カーディガンで身体を冷やさない

パソコンを壊さないために、夏でも冬でも適温より少し低めに設定されている職場が多いです。

そのため、女性に散っては肌寒いと感じることも多く、よくに足元は冷えます。

寒さに対しては、靴下やタオルケット、カーディガンなどの防寒具でしのぎましょう。

また、温かい飲み物で内側から身体を温める方法も効果的ですよ。

悩み④:家庭との両立が難しい

「子どもができたら家庭を優先してほしい」と家族に言われ、本当はバリバリエンジニアとしてのキャリアアップを目指しているのに…と悩む女性エンジニアの方も多いのではないでしょうか。

辞める前に一度やってもらいたい対策案を紹介します。

早速、一つずつ確認していきましょう。

対策①:家族と相談する

ひと昔と違って、さまざまな働き方ができるようになっています。

育児をこなしつつフルタイムで働くママさんも少なくありません。

そのためには、家族の協力が必須となっています。

家族としっかり話し合い、お互いの妥協点を見つけましょう。

対策②:働き方を工夫する

どうしても子育てと両立しようと思うと、フルタイム勤務が難しくなってきます。

在宅勤務やフレックス、時短勤務など働き方を工夫しましょう。

エンジニア業界はパソコン一つあれば働くことができます。

企業に勤めるのではなく、フリーターという選択もオススメです。

悩み⑤:キャリアの形成

結婚・育児・介護と女性のライフイベントと出世や転職などのキャリア形成、どちらを優先するか悩む女性は多いです。

最近は女性の活躍を促進する企業が増え、女性が幹部になるケースも少しずつ増えています。

そんな柔軟な風潮になった現代で、女性のキャリア形成に対する対策を提案しました。

対策①:若いうちにキャリアやコネクションを築く

若いうちにキャリアを築くことで、一度結婚や育児で職場を離れた後でも同世代の人と差をそこまで感じることなく、復帰することができます。

また、外部とのコネクションを若いうちに築いておくと、転職の際に役立てることも可能です。

働けるうちにキャリアやコネクションを形成することで、後々のキャリアアップに役立つことでしょう。

対策②:自分の理想となる先輩に話を聞く

自分のなりたい姿を実現している先輩に、どのようにキャリアを形成していったのか聞きましょう。

多少時代背景が異なる場合もありますが、立ち振る舞い方やどのポジションに属すればよいかなど参考になること間違いなしです。

女性がエンジニアになるメリット

女性がエンジニアになるメリットはあるのでしょうか。

現役女性エンジニアの私が「他の職業じゃなくてエンジニアになってよかったなあ」と感じるメリットについて解説します!

  • 評価・待遇に男女差がない
  • 時間や場所を選ばずに仕事ができる
  • 育児や家事などのプライベートと仕事とのバランスが取りやすい

早速、一つずつ見ていきましょう。

メリット①:評価・待遇に男女差がない

IT業界は実力主義なので、金融や大手日系企業と比較して評価や待遇の男女差が小さい業界と言えます。

そのため、スキルさえあれば男性と同等もしくはそれ以上の給与をもらうことも可能です。

今の待遇に不満がある方は、ぜひエンジニアを検討してみてくださいね!

メリット②:時間や場所を選ばずに仕事ができる

エンジニアはパソコンとネット環境さえあれば仕事ができる職種です。

最近では、キャンピングカーで旅をしながらエンジニアとして仕事をする若者も増えてきています。

また、時間の自由も利きやすいので、育児や家事がひと段落した後に午後から在宅勤務をするという柔軟な働き方もできます。

以上より、オフィスに縛られるのが嫌だという方や時間に縛られず働きたい時に仕事をしたい人は、エンジニアを志してみる価値大ですよ!

メリット③:育児や家事などのプライベートと仕事とのバランスが取りやすい

エンジニアは場所や時間にとらわれない比較的自由な働き方を取ることができます。

そのため、育児や家事を優先しながら仕事を続けやすい業種と言えます。

特に、フリーランスのエンジニアになれば在宅で仕事をすることができるので、子供が急に熱を出したときやイベントごとで休みたいときに気にせず休むことが可能になります。

以上より、女性がエンジニアになるとプライベート年ごととのバランスが取りやすくなるメリットがあります。

女性エンジニアが損をしない企業の選び方

出来るなら女性エンジニアにとって働きやすい職場で働きたいですよね。

そこで、女性エンジニアが損をしない企業の選び方について、現役エンジニアの私が徹底的に解説したいと思います。

  • 福利厚生などの企業ホームページを確認
  • 実際に働いてる女性社員に話を聞く
  • 企業評判サイトを見る
  • 退職エントリー記事を読む

一つずつ丁寧に見ていきましょう!

ポイント①:福利厚生などの企業ホームページを確認

まず、企業のホームページにて記載されている福利厚生についてチェックしましょう。

産休・育休制度の実施率や子連れ出勤制度、生理休暇など女性に優しい制度があるかどうか確認してみてください。

また、厚生労働省が認定する「くるみん・プラチナくるみんマーク」がある企業かどうかも一つの目安になります。

これらのマークがある企業は、子育てサポートが充実した企業と言えます。

子育て中の女性エンジニアの皆さんは特に、参考にしてみてくださいね!

ポイント②:実際に働いてる女性社員に話を聞く

企業に関する最もリアルな意見を聞くことができる方法と言えます。

TwitterやFacebookなどのSNSから知り合いになることから始めましょう。

ポイント③:企業評判サイトを見る

実際に働いている人による口コミサイトや企業評価サイトも参考になります。

以下、私がオススメする企業評価サイトです。

  • Open Work
  • Light house
  • Indeed
  • キャリコネ
  • Find Job!

ただし、転職した人による口コミは悪い評価に偏っている可能性が高いので、複数の口コミを確認するようにしてくださいね。

ポイント④:退職エントリー記事を読む

企業の裏側まで知りたいなら、その企業で働いていた方の退職エントリー記事も参考になります。

職場の雰囲気や残業、仕事の内容など働いている人の生の声を確認することができます。

エンジニアの退職エントリー記事は「はてなブログ」でよく公開されていますので、参考にして下さいね。

まとめ

今回、現役女性エンジニアである私の経験を踏まえて、女性エンジニアの悩みとその対策方法について徹底的に解説してきました。

女性エンジニアの割合はまだまだ少なく、悩みを抱えている方も多いと思います。

今回紹介した対策方法や女性に優しい企業の選び方を参考にして、楽しいエンジニアライフを満喫しましょう!

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