合否に差が出る!エントリーシート(ES)がグッとあか抜ける5つの書き方

就職活動において、最も労力がかかり、避けては通れないのが、エントリーシート(ES)です。一生懸命書いたESがなかなか通らず、悲しい想いを繰り返していませんか。

ESの書き方を調べたり、内定者のESを見て真似ていても、通過率の高いESを作成することは困難なことです。

また、ESの内容は、面接にも大きく関わってきます。ESのできが、最終的な内定の受かるESと落ちるESの差はなんなのでしょうか。

ここでは、書類選考が通らなくて困っているみなさんに、ESがグッとあか抜ける5つの書き方をお伝えします。

目次

ESのポイント1:ESは出来事ではなくあなたのことを伝える場

ESを具体的に見直す前に、心得てほしいことがあります。

ESは、エピソードを正しく伝える場ではなく、あなたのことを正しく伝える場であるということです。

ESのNG例でよく見かけるのが、出来事を正しく伝えたいがために、出来事に字数の多くを割いているパターン。出来事は詳細にわかっても、学生さんのことが全く分からない内容になっているなんていうことは珍しくありません。

あなたのESはどうですか?ひとしきり出来事の詳細(事実、やったことの羅列)などを述べて、あなた自身については「リーダーシップを発揮した」くらいの言及で終わっていませんか?

これでは、内容がとても薄いESになってしまいます。ESを見直すにあたり、取捨選択の判断軸は、「自分のことが伝わるかどうか」にしましょう。

ここからは、「あなたのことを伝えるために字数を使う方法」と、「あなたのことをより詳細に伝える方法」をお伝えします。

ESのポイント2:その情報は本当に必要かを吟味しよう

「あなたのことを伝えるために字数を使う方法」の1つ目は、情報の必要性の吟味です。今書いている言葉の一つ一つをとって、それらが、ESのゴールである「あなたのことを伝える」ために本当に必要かどうかを見直しましょう。不要な情報は入っていませんか?例えばの例を記載します。

例)私は学生時代に居酒屋のアルバイトに力を入れました。そのバイト先では大学1年生からいままでずっと働いています。

どうでしょうか。ここで見直したいのは、後半のアルバイトの勤務期間です。この情報は、この後のエピソードを述べるのに必要不可欠な情報ですか?またここで伝えたいあなたのアピールポイントを表現するのに必要な情報でしょうか?どちらにも当てはまらない場合、不要な情報です。限られた文字数を使用しています。思い切って一文全部消しましょう。

このような観点で見直すと、だいぶ文字数が減るのではないでしょうか。

ESのポイント3:同じ言葉は近くで繰り返し使わない

次にお伝えする「あなたのことを伝えるために字数を使う方法」は、同じ言葉を近くで繰り返し使わないことです。同じ言葉を繰り返し使って、文字数を浪費していませんか?早速例を見てみましょう。

例)私は学祭の出店のためにサークルの同期に協力を仰ぎました。サークルの同期は、私の想いを組んで支援してくれました。

いかがですか?ここでは「サークルの同期」という言葉を、2回も近くで使っており、だいぶ文字数を無駄にしています。後半を「彼らは」や「皆」などに書き換えれば、内容を維持したまま、文字数を大幅に削減できます。

このように言葉を繰り返した文章は無意識にできているもの。文字数に制限がなければ、「こそあど言葉」や「代名詞」よりも、ダイレクトに表現した方が伝わりやすいからです。しかし、ESでは200~400字など、かなり文字数が限られており、1文字も無駄にできません。

ESのポイント4:抽象的なワードは極力具体的にして人物像を伝えよう

ここまでで、文字数を削り、自分のことをアピールできる余裕ができたでしょうか。ここからは、「あなたのことをより詳細に伝える方法」です。

多くの就活生が陥っているNG例に抽象ワードの使い過ぎがあります。次の例をご覧ください。

例)私の強みはリーダーシップと積極性です。~~裏付けるエピソード~~私はこのリーダーシップと積極性を貴社でも活用したいと考えます。

このケースがNGな理由は、没個性になることです。この書き出しであれば、あなたでなくても、何百人と同じ言い方をするでしょう。

そのために、印象に残りづらくなる可能性が高いです。さらには、「リーダーシップ」「積極性」という言葉が、ふわっとしすぎてとても抽象的、延いてはあなたのESをとても薄っぺらくしています。

「リーダーシップ」と一言に言っても捉え方は人によって千差万別。書き手と読み手が同じイメージを持ちづらいです。あなたにとって「リーダーシップ」とはなんでしょうか?そこまで言及できるESが、真にその人のことを伝えられるのです。

改善例)私の強みは、チームメンバーが同じビジョンをもって前向きに取り組めるよう働きかけられることです。

これなら、どうでしょうか。リーダーシップの具体性が分かり、かつ「積極性」なんて言わなくても持っていることがわかります。あとは、それを裏付けるエピソードを書けばよいのです。このように強みを書くと、必然的に「チームワークがある人」、「ビジョンを持っている人」であることも伝わり一石二鳥!

ESのポイント5:アピールポイントを明確にしよう

次に気を付けたいのは「なんでもできる人だとアピールしないこと」です。欲が出ると、「リーダーシップ」「チームワーク」「論理性」「挑戦心」など、どの要素も含んだ内容にしたいと思いがちです。しかし、そのために一つ一つが内容の薄いアピールになっていませんか?その結果として何一つもアピールできていない内容になっているかもしれません。

アピールポイントを明確にするには、徹底した自己分析が必要不可欠です。ESを書く前に、しっかり自己分析を行い、自分の強みを明確にしましょう。そして、それをダイレクトにアピールできる文章を作りましょう。

企業の求める人物像に無理やり当てはめる必要はありません。むしろ、それがあなたの人物像をぼやかしています。最終的に、ESを読んだすべての人があなたのことを「○○さんと言えば●●」と同じ強みに行きついてもらえる状態が理想です。

何度も推敲して洗練されたESにしよう

いかがでしたか?改めてお伝えしたいのは、ESは「あなた自身のことを伝える場」であることです。他の人では書けない、あなたらしいESになるように、推敲を重ねていきましょう。

洗練されたESにするために大切なことの一つに「他の人に見てもらう」があります。洗練されていないESは、周りに見せるのが恥ずかしかったり、アドバイスをもらうのが苦手な人が、誰にも見せずに自分だけの感覚で書いていることが多いです。

そうすると客観性を失った論理に飛躍のある文章になりがちです。でききれば複数の人、しかもあなたのことをよく知らない人に読んでもらい、アドバイスをもらうといいでしょう。

良いESを書くことは、書類選考の合否だけでなく、面接の合否にも繋がります。良いESが、面接官からのより具体的な質問を生み、あなたの人柄をより伝えられる面接を作ります。

もしあなたがESが通らないことに悩んでいたら、既存の内容に囚われず、刷新するつもりでここまでお伝えしたことを実践してみてください。既にESの完成度に満足している方も、改めてこれらの視点で見直すと、より洗練されたESができますよ。

この記事を基につくったあか抜けたESが、あなたの就職活動の後押しになることを祈ります。

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