エンジニアに話しかけていいタイミングを現役エンジニアが解説

分からないこと、不明な事があれば遠慮せず何でも質問するべきです。ですが、エンジニアの先輩や同期に声をかけようとした時のタイミングに悩んだ経験あると思います。

今回は、先輩・同期のエンジニアにどんなタイミングで話しかけていいのか、という点について解説します。

目次

エンジニアに話しかけるタイミングは難しい?

エンジニアに話しかけることが難しいと言われる点について解説します。まず、エンジニアの脳内でどのように処理が行われているのか、という点について考えていきましょう。

エンジニアの脳内図

図では、エンジニアの脳内ではざっくりと3つの場所があると考えた時のものです。PCで言うと、「取り出す=メモリ」「考える=CPU」「保存する=ディスク」という風に想像するとイメージしやすいかもしれません。

基本的に、思考(考える)をして、考えた結果を取り出し、発言(アウトプット)したことや目で見たこと、経験などを記憶(保存)するのが一般的な思考の流れです。エンジニアに限らないと思いますが、エンジニアの仕事では「集中力」が鍵を握る場面が多くあります。会議を重ねて行ってプロジェクトを進めることや、コーディングがうまくいかず失敗する原因を探ったり、何度もトライアンドエラーを繰り返したりすることでCPUは暴走気味になることもあるかもしれません。

また、思考が進むと情報を取り入れ整理する時間などが必要になりますが、その分、アウトプットする情報が増えるので「生産性が向上している状態」であると考えられます。たくさんアイデアが出てきて良い状況でしょう。

そんな脳内の時に、「ちょっといいですか」と声をかけられたら次の図のようになってしまいます。

エンジニアの脳内図

「ちょっといいですか?」の問いかけに応じるため、一度考えることを中止して保存します。取り出しやすい場所にアイデアが入っていたのに、記憶媒体に保存しなくてはなりません。結論だけは残りますが、そこに至るまでの経緯(プロセス)などが抜け落ちやすくなり思い出すのに時間がかかってしまうことがあります。

つまり、考える作業(思考)を中止されると、再開に時間がかかってしまいます。

エンジニアに話しかけても良いタイミングの判断材料

エンジニアは、頭をフル回転させて行う仕事のため、集中しているであろうタイミングでは人の意見を聞くなどの余裕がありません。そのため、話しかけるタイミングを間違えると門前払いされることもあります。2014年のTwitterで、このようなツイートが話題になりました。

エンジニアにとっての「話しかけるタイミング」についてコミカルに表現し、多くの反響を得ました。

判断材料

  • リラックスモード:全体の構想を練っている
  • 集中モード:怪しい箇所の検討で集中している
  • 絶望的状況:逆に何があったか聞いた方がいい時

この点を踏まえて、どのように判断したらよいのか解説します。

リラックスモード:全体の構想を練っている

リラックスモードのタイミングが一番、話しかけやすい時です。多少の時間がかかる質問や相談も、全体の構想をぼんやりと考えているタイミングであれば、対応してもらえる確率が上がります。また、「朝イチ」「午後イチ」の時間帯なども狙い目です。できるだけ手短になるよう予め相談すること、質問内容を箇条書きしたメモを用意すると聞き忘れなどの防止に繋がります。

集中モード:怪しい箇所の検討で集中している

集中モードの時は、話しかけることを躊躇しましょう。ここは空気を読んでいいタイミングです。「ゾーンに入った状態」のようなタイミングのため、うまくいけばアウトプットがたくさん出るかもしれないので、話しかけてしまうと思考が停止する恐れがあります。中止され、不機嫌になる人もいるので非常事態など以外では遠慮しましょう。また、「会議から戻った直後」「定時時間外」なども控えましょう。余裕がない可能性があります。

絶望的状況:逆に何があったか聞いた方がいい時

絶望的状況は、逆にエンジニアの話しを聞いた方が良いタイミングです。「超ハード」な仕事を要求されていたり、徹夜明けになっていたりすることがあります。ぼーっと何も考えられていない状態であれば、「何かお手伝いできることはありますか」と声をかけてあげると喜んでもらえます。コミュニケーションを図るチャンスかもしれません。

それでもエンジニアに話したい時はどうしたらいい?

エンジニアの状況を見て空気を読んだ結果、中々、話しかけずらい環境には違いないかもしれません。どうしても、話しかけたい時は、次のような方法を取ってみましょう。

話す方法

  • 非同期に依頼して時間を決める
  • 大丈夫なタイミングを狙う

詳しく解説します。

非同期に依頼して時間を決める

直接、声をかけるのではなく、メールやチャットなどを利用した「非同期コミュニケーション」を活用しましょう。非同期コミュニケーションは、ビジネスチャットツール、メールなどを理容師、情報共有するコミュニケーションスタイルのことです。情報共有する相手と時間が取れない時など、タイミングを合わせなくて良いため、即時返信を求めなくていいことやそれぞれのタイミングで返信できます。

ちゃんと会話を交わした方が建設的で、問題や悩みなどが早く解決する可能性もありますが、お互いのタイミングが合わない時は、積極的に非同期コミュニケーションを活用して、「後ほど、ご確認ください」と一言メモでも置くと良いかもしれません。そして、あらかじめ時間を決めて話しを聞いてもらうなどの工夫をしましょう。(例えばランチ前後の時間など)

おすすめのビジネスチャットツール

ここではおすすめのビジネスチャットツールについて紹介します。

typetalk
Typetalk

Typetalkでは、チームメンバーの会話を「見える化」します。アイデア、仕事の経過などのプロジェクト内で起きている出来事を共有できます。過去の発言を遡る「検索機能」「通知機能」などコミュニケーションを円滑にする機能が充実しています。

Stock
Stock

Stockは、チャットだと情報が流れてしまい、ファイル管理は面倒に感じるなどの悩みを解決してくれるビジネツツールです。とにかくシンプルにチームの情報をストックできる魅力があります。チーム情報が流れないようストックしたり、チームタスクを手軽に管理でき、メンバー間でメッセージのやり取りが行えます。

大丈夫なタイミングを狙う

エンジニアの種類によっては「プログラミング」の作業では、「ビルド」という工程があります。ビルド工程では、プログラミングを動く状態にするための作業で、やや時間がかかります。その「隙間時間」にSlackやメールなどのチェックを簡単に済ませていることが多くあります。

結果、「返信しやすい内容」については即返信してくれることがあります。

あまりにも話しかけられなかったら「原因自分論」で解決してみる

それでも、話しかけにくい場合は「原因自分論」という考え方で、今まで突破できなかった悩みや問題を解決できることがあります。原因他人論の場合、相手が変わらない限り何も見込みがありませんが、原因自分論であれば、自分が悪いから「こういった面を改善しよう」と前向きに物事を取り組めるようにもなります。

ただし、明らかに外的要因(原因他人論)で解決が難しい場合は、転職などの手段も検討しましょう。

エンジニアに声をかけることは実際NGなのか

「エンジニアに声をかけること」は、実際のところNGなのでしょうか。勿論、エンジニアに関わらず考えごとをしている時や集中している時などに話しかけられることは控えてほしいと思うでしょうし、タイミングを見計らうべきです。ですが、確認などしなくてはならないことがある場合、NGではないとも考えられます。

NGではない理由

  • 他人の質問に答えるのも仕事
  • 無意識を意識することも大切

NGではない理由について簡単に解説します。

他人の質問に答えるのも仕事

自分の担当しているタスクを遂行するだけが仕事ではありません。他人からの質問に応じることも「仕事」の一つと考えることも大切です。そのため、話を聞くことが嫌であれば、自分の役割(仕事)を理解していない可能性もあります。仮に、過去を思い返した時、嫌な顔をされた経験はどれくらいあるでしょうか。余程タイミングが悪かった時などの場合が考えられます。「確率で考えると話しかけて嫌な顔をされる可能性は低い」と考えることで、話しかけやすくなるかもしれません。ただ、相手の迷惑などを考えてしまう人にとっては、考えにくい思考パターンかもしれないので、先述した話しかけたい時の方法を駆使しましょう。

無意識を意識することも大切

「無意識」を意識できると、自分の心をコントロールしやすくなります。例えば、プレゼン・会議などの前で緊張状態の時、「自分は緊張している」ことに気付ければ、「深呼吸をして気持ちを落ち着かせよう」と対処が取れます。緊張状態には変わりありませんが、自分にとっての「望む状態」に近づけるので、自分が今「無意識にどんな状態になっている」ということを考えてみましょう。

話しかける罪悪感や不安感も同様です。嫌な顔をされたり、叱られた経験があったりすると「二度と繰り返さない」と強く思う失敗経験になります。その結果、「不安」「罪悪感」を感じやすくなっているだけなので、タイミングなどによっては「大丈夫」と心を落ち着けて、勇気の一歩を踏み出してみましょう。

話しかけても険悪な雰囲気になるなら転職もあり!

話しかけても険悪な雰囲気になり、ストレスがかかるなら転職も考えましょう。

ここではおすすめの転職エージェントを紹介します。

レバテックキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT業界特化型のエージェントです。アドバイザーへの評価が高く、また内定率が高い点も魅力的と言えるでしょう。エンジニアの求人のみを専門的に扱う転職エージェントのため、技術的な知識をもつ豊富なコンサルタントが揃っているので安心です。

Tech Stars Agent

Tech Stars Agent

Tech Stars Agentは、IT・Web・ゲーム業界のエンジニアに特化した転職エージェントです。業界経験者がコンサルタントを務め、豊富な照会企業数を誇ります。入社後の短期離職率も低い点からミスマッチの少ない転職が期待できます。

まとめ:話しかけるタイミングを見極めて、より良いコミュニケーションを取りましょう

エンジニアは、頭を使って考えることが多い職業なので、一般的には「話しかけにくい」と思いやすいです。タイミングなどを見極めて、話しかけることでお互いにリラックスできたり、リフレッシュする機会にもなります。

タイミングを見極めてより良いコミュニケーションを取れるよう心がけましょう。

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