ITエンジニアは、勉強会などに参加することでプログラミングの勉強をします。独学でも勉強できますが、勉強した成果などを発揮できる場面がありません。
ですが、勉強会などに参加をして学習をすることでこれらを満たせるメリットがあります。今回は、ITエンジニアが参加すると良い勉強会について解説します。
エンジニア勉強会とは
ITエンジニアの勉強会は、希望者が集まって一緒に勉強をしたり、勉強成果を発表したりする場です。
具体的に、
- IT関連の技術の向上
- 新しい技術を学ぶ
という点があるのがエンジニアの勉強会です。勉強会の内容や規模なども様々あり、スクールのイベントなどでは有名なエンジニアを招いて講演するなどの勉強会・イベントなども開催されます。
こんなイベントがあります
- 最新スマホアプリの紹介・作成方法
- 入門者向け プログラミング言語の基礎
- ITエンジニアに求められる「創造力」を育む討論会・意見交換会
対象者も、初心者からベテランエンジニアまで幅広く設定されています。自分にピッタリなレベルの勉強会に参加しましょう。
エンジニアが勉強会へ参加するメリット
エンジニアが勉強会に参加するメリットについて紹介します。
メリット
- 自分のレベルを知れる
- 周囲と助け合いながら学習できる
- 人脈を広げられる
それぞれについて解説します。
メリット①:自分のレベルを知れる
勉強会では、イベント参加者同士の交流会を設けていることがあるので、そういう場面で自分のレベルを改めて認知できます。自分の持っていたスキルは新しく進化している可能性も考えられるので、周囲に目を向けてプログラミングスキルをアップデートしなくてはいけません。
勉強会では、
- 自分に足りてないスキルの発見
- 目標とする人物を見つけられる
- 仕事へのモチベーションが上がる
といった点があるので、ぜひ参加しましょう。もし、コミュニケーションに自信がなかったとしても、イベントに参加している人同士であれば、共通の話題で盛り上がれるので、安心して会話ができます。
メリット②:周囲と助け合いながら学習できる
独学では、「わからない」ところが出てきた時に、自己解決をしなくてはいけないため一度は学習がストップしてしまいます。ですが、勉強会では、講師がいる場合もありますし、勉強会に参加したメンバー同士で教え合いながら勉強ができます。
自己解決が難しい場面でも、教えてもらえるので学習が止まることもありませんし、自分が教える立場になる可能性もあります。教える立場になることで、よりスキルを深められますし、アウトプットの練習にもなります。
メリット③:人脈を広げられる
エンジニア業界は、様々な分野がありますが働き始めると、特定の分野だけでエンジニア人生を終える場面があります。勉強会に参加することで、他の分野で活躍している人とである可能性があるので、人脈が広がりやすくなります。
人脈を広げることで、別分野にキャリア変更をする時の新しい繋がりになったり、新しい案件の受注営業に繋がったりします。そのため勉強会に参加すると様々な縁と巡り会えるのでおすすめです。
エンジニア向け勉強会へ参加に必要なもの
エンジニア向けの勉強会で参加する時に、必要な物を紹介します。勉強会によっては、今回紹介する内容以外に必要なものがある場合があるので、勉強会に参加する度にしっかりと確認しましょう。
必要な物
- 参加費用
- 参加する時間(スケジュール管理)
解説します。
必要なもの①:参加費用
勉強会の中には、無料で参加できるものや食事代などの費用が発生するものがあります。開催場所への交通費なども必要となるので、その点も踏まえて参加費用を用意しましょう。勉強会の費用は高すぎる金額のものはそこまで無いので、気楽に参加しましょう。
必要なもの②:参加する時間
エンジニア向けの勉強会では、スケジュール管理をしっかり行いましょう。開催場所、日時が勉強会ごとに指定されています。現役のエンジニアが勉強会に参加しにくい理由として、開催日に「参加できるかどうか」という点がポイントとなります。時間を確保して参加することが難しいことがあるので、継続して勉強会に参加するためにも「勉強会のための時間」を確保することが大切です。
エンジニア向けの勉強会を有意義にする方法
エンジニアの勉強会を有意義にする方法については以下の方法があります。
有意義にする方法
- 名刺を持参する
- 積極的にコミュニケーションを取る
- 自己紹介と質問を準備する
それぞれについて解説します。
方法①:名刺を持参する
エンジニア向けの勉強会では名刺を持参することがおすすめです。もちろん、名刺の持参指定がなければ持って行く必要はありませんが、名刺があると勉強会に参加した人へ印象を残せる可能性があります。
勉強会に参加している人は、現役エンジニアや自分と同じ趣味・目的をもつ人と交流をもてる可能性がある場のため、ビジネスチャンスに繋げるきっかけにもなります。ですが、注意するべきポイントとして、「名刺を配ることがメイン」にならないようにしましょう。
ビジネスチャンスに繋がるかもしれないけど、自分がどういった目的で勉強会に参加するのかを改めて考えておく必要があります。
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方法②:積極的にコミュニケーションを取る
エンジニア向けの勉強会では授業形式で進めるものもありますが、自主勉強を中心とした勉強会などもあります。授業形式で進められている勉強会は受講しただけでも価値があることもありますが、コミュニケーション能力を鍛えるためにも自主勉強を主体とした勉強会に参加してみても良いかもしれません。
自分以外の人に勉強を教えてもらったり、自分が誰かに教えることで理解を深められるので、お互いにスキルアップに繋がります。コミュニケーションを取ることが苦手な人も、こういう場面でコミュニケーションスキルを鍛えることもできるので積極的に参加しましょう。
方法③:自己紹介と質問を準備する
勉強会では、参加者同士がコミュニケーションを取る時間があまりないこともあります。初めて参加した時などは特に、緊張して人とコミュニケーションを取ることが難しいシーンもあるかもしれません。そのため、初めて参加する場合は自己紹介の内容や相手への質問内容を準備しておくと交流を深めやすくなります。
現役エンジニアは、勉強面・仕事面でも「繋がり」があることで、自分の強みになるので様々な点でプラスになります。自分の紹介だけでなく相手がどんな人物なのか、相手の情報を把握することも大切です。
おすすめ書籍:<イラスト&図解>コミュニケーション大百科
心理学の考え方を取り入れたコミュニケーションについてをイラスト・図解を用いてわかりやすく解説しています。「伝える」「聞く」「質問する」「切り出す・切り返す」「大勢の前で話す」「仕事以外での会話」などのシーンにおいて、どんなことをするといいのかフレーズ例を用いて解説します。コミュニケーションを取ることが苦手な人にもおすすめの書籍です。
相手も自分も大切にするコミュニケーション+社会学
「喜び」を表現すると価値に繋がるという点から、自分の思いを相手に伝えることを中心とした書籍です。多くのメディアで引っ張りだこのコミュニケーション講師がリアルな現場から学んだコミュニケーションノウハウを伝える一冊となっています。自分の思いを伝え、相手としっかり繋がることという点について学べます。
勉強会に参加したい時に活用できるサイト
勉強会や交流会などは頻繁に開催されていますが、ここではエンジニア向けイベントの情報が手に入るサイトを4つ紹介します。
活用できるサイト
- TECH PLAY
- DoorKeeper
- connpass
- Peatix
解説します。
TECH PLAY
TECH PLAYは、ITに関する勉強会やセミナーなどのイベント情報を入手・検索できるサービスを提供しています。「キーワード」「地域」「日付」で絞り込めます。イベントカレンダーなどもあり、自分が参加できる日程も一目でわかりやすくなっています。勉強会に参加した人が勉強会についての感想(レポート)を公開しているので、勉強会の雰囲気や内容についても事前に調べられます。
DoorKeeper
DoorKeeperは、持続的なコミュニティを形成したい場面で役立つWebサイトです。勉強会や交流会を同じメンバーでもう一度開催したい時、同じような興味をもつ人で集まってグループを作り、コミュニティを形成できます。勉強会終了後、2回目の実施をするためのコミュニティとして活用しましょう。GoogleカレンダーやiCalなどのスケジュール管理アプリと同期させられるので、スケジュール管理も万全です。
connpass
connpassは、エンジニア同士が繋がれるIT勉強会サポートサイトです。ジャンル別に勉強会が紹介されているので、自分が興味のあるジャンルへの勉強会に参加できます。SNSとの連携も簡単にできたり、connpassからのお知らせなども受け取りやすくなるので、定期的に勉強会を検索する手間がかかりません。また、IT業界に関する勉強会・イベントの告知、集客、アフターフォローまでしっかりと行ってくれるので、参加者としても開催者としても活用できます。
Peatix
Peatixは、勉強会に限らず、音楽ライブ・グルメイベント・結婚パーティーなどのイベント情報をチェックできます。「ITエンジニアの交流会」「ITエンジニアのセミナー」「ITエンジニアの勉強会」というキーワードで検索できます。ここでは、IT業界の動向やエンジニアのキャリアアップのためのセミナー、ITエンジニア同士の交流会などのイベントが豊富にあります。
まとめ:勉強会に参加してスキルアップと一緒に人脈を広げよう
エンジニアを目指す方も、現役エンジニアも勉強会に参加するメリットはたくさんあります。スキルアップや自分の知識が、どの程度まであるのか再認識する場にもなるので、井の中の蛙にならずに済みます。
また、人脈を広げることで情報交換だけに限らず、場合によってはビジネスに繋がる可能性もあるので積極的に勉強会へ参加しましょう。