「AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルについて詳細が知りたい」
「DevOpsエンジニアを目指すために必要な資格はあるのだろうか」
この記事では、「AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルの試験対策」について徹底的に解説します!
DevOpsエンジニアを初めて聞くというような方でも理解できるように、DevOpsエンジニアの概要から丁寧にまとめました。
ぜひ最後まで読んでくださいね!
DevOpsエンジニアとは?
DevOpsエンジニアは、コーディングやデプロイメント、アプリケーションのメンテナンス・更新、アプリケーション管理の統合などが多岐にわたって仕事を担当します。
DevOpsエンジニアは、いわゆるIT界全体のジェネラリストの役割を持ちます。
AWS認定試験とは?
AWS認定試験とは、世界的なクラウド環境サービスAWS(Amazon Web Services)が提供する認定プログラムのことです。
2021年現在で11種類の試験があり、大別して4つのレベルに分けられます。
コース名 | 分野 |
基礎コース | Certified Cloud Practitioner |
アソシエイト(中級) | ・デベロッパー ・ソリューションアーキテクト ・SysOpsアドミニストレーター |
プロフェッショナル(上級) | ・ソリューションアーキテクト ・DevOpsエンジニア |
専門知識 | ・機械学習 ・セキュリティ ・データアナリティクス ・アドバンストネットワーキング ・データベース |
AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルとは?
AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルとは、どのような試験なのか理解を深めましょう。
- 受験概要
- 受験対象者
- 認定される能力
それでは一つずつ解説していきます。
受験概要
AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルに合格すると、AWSインフラストラクチャとアプリケーションのテストとデプロイを自動化する能力が認められます。
受験概要は以下の表にてご確認ください。
問題形式 | 複数選択の全75問 |
実施形式 | テストセンターまたはオンラインプロクター試験 |
試験時間 | 180分間 |
受験料金(税別) | 30,000 円 |
言語 | 英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字) |
また、出題される問題とその比率は以下の通りです。
分野の詳細については、試験ガイドをご覧ください。
分野 | 出題比率 |
SDLC のオートメーション | 22% |
構成管理と Infrastructure as Code | 19% |
モニタリングとロギング | 15% |
ポリシーと標準のオートメーション | 10% |
インシデントとイベントへの対応 | 18% |
高可用性、耐障害性、災害対策 | 16% |
受験対象者
AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルは、AWS環境における運用た管理において2年以上の経験を持つ人を対象とするものです。
具体的には、以下のようなスキルを持つ人が好ましいとされています。
- 少なくとも 1 つ以上のハイレベルプログラミング言語でのコード開発、高度に自動化されたインフラストラクチャの構築、およびオペレーティングシステムの管理の経験
- 最新の開発および運用のプロセスと方法論に対する理解
- AWSで継続的デリバリーのシステムと手法を実装して管理する能力
- セキュリティ管理、ガバナンスプロセス、コンプライアンス検証の理解、実装、および自動化する能力
- AWS でのモニタリング、メトリクス、ログ記録システムを定義し、デプロイする能力
認定される能力
AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルで認定される能力は以下の通りです。
- AWS での継続的デリバリーシステムとその配信方法を実装および管理する
- セキュリティ管理、ガバナンスプロセス、コンプライアンス検証を実装および自動化する
- AWS でのモニタリング、メトリクス、ロギングシステムを定義およびデプロイする
- AWS プラットフォームでの可用性、スケーラビリティ、自己修復性の高いシステムを実装する
- 運用プロセスを自動化するためのツールを設計、管理、および保守する
AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルに合格するための対策
AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルに合格するための対策を紹介します。
- Udemy
- 公式の無料デジタルトレーニング
- 公式の模擬試験
それでは一つずつ確認していきましょう!
対策①:Udemy
AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルは教材が少ないため、Udemyを活用するようにしましょう。
「AWS Certified DevOps Engineer Professional 2021 – Hands On!」は、ハンズオンで実践的に学ぶことができます。
専門的な用語が英語で出てくるため、英語が苦手な方はGoogle翻訳に任せましょう。
対策②:公式の無料デジタルトレーニング
公式から提供されている「無料のデジタルトレーニング」がとても役立ちます。
AWSプロフェッショナルレベルに加え、基礎レベルとアソシエイトレベルの復習も合わせて行いましょう。
わかりやすい図説で直感的にも理解できます。
また、公式から提供されているため、無駄なくもれなく学習できる良さもあります。
対策③:公式の模擬試験
最後の確認として、公式から提供されている模擬試験を受けましょう。
何回でも解き直すことができるように、模擬試験中に問題と選択肢をスクショすることをオススメします。
わからない問題がなくなるまで、徹底的に解きなおしましょう。
DevOpsエンジニアに必要な資格
DevOpsエンジニアを目指すのであれば持っておきたい資格を紹介します。
- 入門用クラウドプラクティショナー
- 中級用アソシエイト
- 上級用プロフェッショナル
それでは一つずつ見ていきましょう!
資格①:AWSクラウドプラクティショナー
AWSクラウドプラクティショナーは、AWSにおける基礎的なスキルを有していることの証明となります。
幅広くクラウドやインフラ、セキュリティの知識についても習得できるので、DevOpsエンジニアとしての一歩として最適な資格と言えるでしょう。
AWSクラウドプラクティショナーの試験内容や試験対策については参考記事をご確認くださいね。
参考:
資格②:AWSアソシエイト
AWSのアソシエイトシリーズは、デベロッパー・ソリューションアーキテクト・SysOpsアドミニストレーターの3種類です。
これらの資格を全て取得すれば、AWSのサービスにおける設計から開発、保守運用まで一貫したスキルを獲得できます。
それぞれの試験内容や試験対策については、以下の記事を参考にしてください。
資格③:AWSプロフェッショナル
AWSプロフェッショナルのうち、ソリューションアーキテクトでは、AWSサービスを用いた設計に関して高度なスキルを習得できます。
また、AWSDevOpsエンジニア資格は、AWSサービスの運用開発におけるDevOpsエンジニアを目指す上級者向けの資格となっています。
ソリューションアーキテクトに関しては参考記事をご確認くださいね!
参考:
AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルまとめ
今回、AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナルの試験概要や試験対策、DevOpsエンジニアに必要な資格まで、丁寧に解説してきました。
私がおすすめする試験対策は以下の通りです。
- Udemy
- 公式の無料デジタルトレーニング
- 公式の模擬試験
これらを組み合わせて一発合格を狙いましょう!