会社員として勤めているエンジニアは、将来的にフリーランスエンジニアとして会社から独立して、生計を立てるといったキャリアプランを構築している方が多い傾向にあります。
そこで今回は、これからフリーランスエンジニアなりたいと思っている方や現在フリーランスエンジニアで活躍している方に向けて、平均年収から税金対策まで紹介していきます。

フリーランスエンジニア平均年収

フリーランスエンジニアはその人の働き方や年齢、スキルによって差がありますが、クライアントとフリーランスの仕事をマッチングする代表的なサイトの「クラウドワークス」や「ランサーズ」の統計情報によると、フリーランスエンジニアの平均的な年収は650万と非常に高い水準となっております。
その理由としては、2019年3月に経済産業省が発表したIT人材需給に関する調査によると、企業は社内のエンジニアが不足しており、止むを得ず外注としてフリーランスエンジニアに高い報酬で仕事を依頼しているからです。
このようにエンジニアは非常に需要がある職種です。
フリーランスエンジニアが年収を上げる3つのスキル
フリーランスエンジニアが年収アップにつながるためのスキルとは、プログラミングスキル・デザインスキル・ライティングスキルの3つです。
それでは、スキルについて紹介します。
プログラミングスキル
プログラミングスキルについては、エンジニアとして働く上で必須スキルです。
そのプログラミングスキルの中でも、Ruby・Java・Pythonのプログラミング言語は、非常に需要が高く、エンジニアとして評価されやすい傾向にあります。
これらのプログラミングスキルを身に着けて市場価値の高いフリーランスエンジニアを目指しましょう。
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フリーランスエンジニアがデザインスキルを持っておくと、サイト作成案件と一緒にサイトデザインも提案することができたりして、仕事の幅が広がることが出来ます。
デザインスキルで必要なスキルがPhotoshopやIllustratorといったAdobe製画像処理ソフトの扱いです。
これらのソフトを使えるようになるだけでも、クライアントからの案件金額を上げることが可能です。
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最後にライティングスキルです。このスキルはWEBライターには必須なスキルとされていますが、フリーランスエンジニアにとっても持っておきたいスキルです。
なぜなら、仕事の案件をとるためにはある程度ライティングスキルがないと、相手に営業ができずに仕事をとることが出来ないからです。
このようにライティングスキルを身に付けて、案件を多く受注していきましょう。
フリーランスエンジニアの税金対策3選

フリーランスエンジニアになると、毎日会社に行くこともなく、場所を気にせずに自由に働くことができるメリットがありますが、お金の管理をほとんどを自分で管理をする必要があります。
その中で税金は、会社員のように税金が給料から引かれるわけでなく、確定申告を終えて納税額が分かります。
また、節税に関する知識が無いと会社員時代よりも多く払う事態にもなりかねません。
フリーランスエンジニアが納める税金の種類は以下のように大きく分けて5つあります。
1 | 消費税 |
2 | 国民健康保険税 |
3 | 所得税 |
4 | 住民税 |
5 | 個人事業税 |
そこで、フリーランスエンジニアが納める税金について節税対策を紹介します。
対策①できる多く経費として計上する
フリーランスエンジニアが支払う税金を減らすことができるのは、確定申告の際にできるだけ多く経費として計上することです。
なぜなら、国に支払う税金は課税所得額(収入に経費と各種控除を引いた額)によって決定されており、なるべく多く経費として計上することによって、結果的に課税所得額を減らすことになり支払う税金を減らすことができます。
フリーランスエンジニアとして活動している方で、今まで経費として計上していないものがあれば見直すことで、支払う税金を減らせることができます。
対策②確定申告の際に青色申告で行う
確定申告を青色申告で行う事で、最大65万円の所得控除を受けることができます。
確定申告をする際は、白色申告と青色申告の二種類がありますが、その違いを簡単に紹介すると、
種類 | 特徴 |
白色申告 | 確定申告の際に手間が掛からないが、所得控除を受けることが出来ない |
青色申告 | 確定申告の際に手間が掛かるが、所得控除を受けることが出来る |
このような違いがあります。
青色申告はどのような手間が掛かるのか言うと、毎日の取引を記録しておかなければいけないということです。
なぜなら、税務調査の際に毎日の取引の記録が必要となるからです。
面倒くさいと思っている方がいるかと思いますが、毎日の取引を簡単に記録することができる「MFクラウド」「freee」など様々な会計ソフトがあるので、活用することをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回紹介したフリーランスエンジニアの平均年収から税金対策を分かっているだけで、これからフリーランスエンジニアを目指している方や、フリーランスエンジニアとして活躍している方にとって、活用できる知識なので是非参考にしてみて下さい。


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